2019年6月4日火曜日

安田記念回顧(ラップ分析)2019


まとめ
  • やや落ち着いた入り方から→道中(~勝負所)が締まった展開。
  • スピード持続力が問われた。
  • 内を回ってきた馬が圧倒的に有利。

安田記念結果

インディチャンプ1.30.9 32.9 04-05
アエロリット1.30.9 33.9 01-01
アーモンドアイ1.30.9 32.4 11-09
グァンチャーレ1.31.1 33.9 02-02
サングレーザー1.31.1 32.9 07-07

天候:曇 芝:良
上り4F:45.1 3F:33.9
前半4F:45.8
12.2-10.9-11.4-11.3-11.2-11.1-11.2-11.6




レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半は少し落ち着いた入り方をしつつ、その分道中が
締まった展開。そのままジワっと加速しながら勝負所に突入して→直線はやや
右肩下がり…という形。

今回の特徴は、(スタートが速く→道中は溜める…という)本来のこのレースの
リズムとは、真逆とも言える展開になったこと。
全体としてメリハリが少なく、見た目にもフラットな形になり、適性的には当然
スピード持続力が問われた。(最後は一応惰性力も)

そして、前3F⇔後3Fで言うと後傾の展開。つまりは多くの馬が後半に余力を残し
やすかった中で、コーナー部分が速くなった。これも今回の、1つ重要な点。

4コーナーのレースラップが11.1~11.2秒なので、外を1(~2)馬身でも押し
上げれば→たちまち10秒台に突入することになる。
その結果、(早い段階で脚を使い過ぎた)特に外の差し馬が直線不発となって
→内(&好位)の馬が圧倒的に有利…という状況が生まれた。

実際に、アーモンドアイ以外で掲示板に載ったのは、全て道中最内をピッタリと
回ってきた馬。馬自身の実力&適性や、好騎乗による部分ももちろんあったが、
他がコケた結果の→好走…という部分も否めないところではある。

※ちなみに、ラップに照らせ合わせつつ週末の東京のレースを見直す中で、道中
(というか勝負所)が緩いレースでは、むしろ外差しが決まるようなイメージが
あった。⇒やはり、トラックバイアスというよりも、展開のアヤによるもの…
という方が近い気はする。

したがってこの先に向けても、スタートでの不利はもちろん、道中でのコース
取りや、勝負所での動き(積極的だったかどうか)など、各馬の細かい挙動を
しっかりとチェックして、上げ下げをしたいところ。
(もちろん上位の一定の力は認めた上で…だが)


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

インディチャンプ
好発から→徐々に下げつつピッタリ最内を追走。勝負所~直線も急がずじっくり
進路を確保して、最後キッチリと交わしての勝利。
細かい脚使いをするタイプで、坂上の"惰性"部分がどうか?という不安があった
馬だが、追い出しをギリギリまで我慢させることで、見事に克服してみせた。
(インタビューでは、ソラを使うから…という理由ではあったが)
相手がフットワークのいいタイプなので、ゴール後の映像からも、タイミングが
1つでも早ければ(もしかしたら)差し返されていた可能性もありそうだし、
福永Jの鳥肌ものの好騎乗だった…と言っておきたい。
この先に向けても、やはり走法の部分が鍵。マイラーズCのようになっては少し
厳しいし、マイルCSは現時点では何とも言えない。枠とメンバー次第。
そのマイナス要素をプラスに変換する意味では、距離短縮で1度見てみたい。

アエロリット
スタートは少しだけ押したが、その後はコースの形状に沿うような形で(速い)
マイペースを刻みつつ、持ち前のスピード持続力を存分に発揮しての2着。
戸崎Jも、3コーナーの下り坂でも無理には抑えずに、この馬の特性を活かし
切った好騎乗だったし、これは上回った相手を褒めるしかない…という雰囲気。
今回(個人的に)ぶっつけG1からの→2戦目ってどうなの?というところに
注目はしてみたが、この馬は普通に好走。
厩舎も違えば、古馬か3歳馬かという違いもあるし、この馬の場合は1月に海外
G1を挟んでいる…とか、そもそも条件が異なっているため一概に言える訳は
ないのだが、とりあえず、現時点では結論を出せない…というのが結論。
先々の課題として、一旦棚上げしておきたい。

アーモンドアイ
スタートで不利を受けつつ、中団後ろの外寄りを追走。上記のように、他の上位
馬が内をピッタリ回ってきた中で、唯一外から浮上した格好で、"負けて強し"を
体現しての3着。やはり単純に凄い馬。
そして、馬の強さもさることながら、今回は(も?)やはり鞍上の腕もあった。
勝負所では、ダノンプレミアムにきっちり蓋をされていた…というのはあるが、
斜め方向への無駄脚を一切使わず、ポジションの割りにはロスの少ない競馬。
直線も、横へのスライドを最小限に抑えて、真っ直ぐに力を使っている。
この先に向けては…、特に言うことが思いつかない。海外がないのなら、普通に
天皇賞秋ぶっつけなのかも知れないが、今回の条件を浮上できる馬なら、別に
どこでも…となってしまう。とにかく(もちろん体調万全が前提だが)走る姿を
たくさん見たい。それだけ。





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