2019年6月30日日曜日

ラジオNIKKEI賞展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • 前半ある程度引っ張られつつ、後半は長い脚を使う展開。
  • 持久力&末脚の持続力が問われる。
  • 予想◎ブレイキングドーン

過去のラップタイム

2018 12.2-10.4-11.6-12.1-12.4-12.3-11.9-11.6-11.6
2017 12.6-10.9-11.8-12.2-12.0-11.7-11.9-11.6-11.9
2016 12.4-10.6-12.3-11.9-12.4-12.4-11.8-11.5-11.7
2015 12.4-10.4-12.2-12.3-12.2-11.8-11.8-11.6-11.7
2014 12.2-10.4-11.6-11.9-12.1-12.3-12.0-11.7-11.7
2013 12.5-10.9-12.4-12.5-12.2-12.2-11.5-11.5-12.2
2012 12.4-11.2-11.9-12.6-12.4-12.2-11.7-11.5-12.0
2011 12.3-11.8-11.5-12.2-11.9-12.1-12.0-11.4-11.7 中山開催
2010 12.6-11.5-11.4-12.6-12.3-11.5-11.6-11.7-12.1
2009 12.4-11.3-12.0-12.3-12.1-11.9-11.9-12.0-12.4

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.41-10.84-11.91-12.27-12.23-12.03-11.79-11.63-11.92
1.47.04




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中は
2コーナー~向こう正面が少しだけ落ち着く展開。その後ラスト4Fから徐々に
ペースアップして→最後まである程度のスピードを維持する形。

ここの特徴は、まずは"仕掛けの早さ"という部分で、適性として、末の持続力を
備えていなければとりあえずは話にならない。
また展開的に、前半である程度引っ張られることから、(レース後半まで余力を
残すために)一定の持久力もやはり必要になる。

脚質的には、先行も差しも決まってはいるが、あまり後方からでは難しいので、
差し馬であっても道中からある程度捲くって行けるくらいの、やはり長い脚を
使えるタイプでなければ厳しくなりそう。


好走する条件
・一定の持久力&末脚の持続力が必要



予想

こちらも、まとまった雨予報。そして、先行馬が多いメンバー構成。
その中には有力馬が多く含まれているし、前には厳しくなるかも知れない。
ただただ荒れそう…。

◎ブレイキングドーン
経歴的に、着順のバラつきは大きくなっているが、道中をある程度高い水準で
進めつつ→上がりをまとめる…ということを常にやっている馬。
パフォーマンス的にはむしろ安定していて、展開1つというイメージなのだが、
その機会がついにやって来た雰囲気。
重馬場の弥生賞でも浮上しているように、雨は問題ないだろうし、斤量も軽くは
ないが特別に重い訳でもない。人気も甘いし、ここは推し切る。

○アドマイヤスコール
前走・青葉賞は、リオンリオンの作った厳しい展開にある程度つき合った形で、
最後は少し苦しくなった。一方で2走前・水仙賞は、道中かなり締まった展開の
中で、これはある程度じっくり進めた形で→勝利。
(一定の持久力&持続力は後者で十分認められるはず)
今回のメンバー&枠ならば、位置取りは自然と少し下がって→2走前のように
無理のない一貫した内容になりそうだし、ここは巻き返しに期待してみたい。

▲ディキシーナイト
前走スプリングSは、前には厳しい展開の中で、好位の少し後ろから→上がりを
しっかりとまとめての僅差の3着。道中この馬の直後にいて、ある程度厳しい
ラップを踏んで→最後が苦しくなった…的に擁護できた馬が、何とダービー馬。
この馬は当然もっと擁護できる。
今回も、前には厳しい展開を想定していて、位置取り次第では難しい立場になる
可能性もあるが(ヒシイグアスを消したのはそこ)、やはり上位には残したい。

注マイネルサーパス
同舞台きんもくせい特別は、G1上位馬や、今回の有力馬もいた中で、それらを
まとめて交わしての→レコード勝ち。その時のパフォーマンスは普通に高い。
勝ち上がりは東京だが、その時はトップスピードに限界を見せた感じで、最後に
ヨレて斜行→鞍上は騎乗停止に。バネというよりも、頑張って脚を回転させて
推進力を稼ぐイメージで、本来はこの手の舞台でこそ…のはず。
その点、近走の負けは度外視できるし、ここで巻き返す可能性はありそう。

△ブレイブメジャー
前走は、道中がかなり締まった展開で、自身も高い水準のラップを踏みつつ→
上がりをしっかりとまとめての勝利。持続力を示した。
一方で前々走では、上がり勝負の中で、しっかりとした決め手を発揮していて、
とりあえず現状では、適性面での穴はない…という扱い。
今回どのような競馬になるのか?というのはあるが、少しでも控える選択になる
のであれば、やはり好走の可能性はあっても良さそう。

△ギルマ
常に好走はしつつも、勝ち上がりには時間を要したが、経歴の中には結構高い
評価ができるレースも多い。
時計が掛かる馬場だった京都で、道中高い水準で進めつつの→好走…というのも
あって、今回の条件にもはまって良さそう。
最内枠を引いたことで、前後どちらの競馬になるのか?は微妙だが、前走と同様
控える選択になることを前提に、浮上する可能性は考えてみたい。



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