2019年7月6日土曜日

プロキオンステークス展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • 前半がかなり速く、ハッキリとした前傾の展開になりやすい。
  • 相当な持久力(&持続力)が問われる。
  • 予想◎マテラスカイ

過去のラップタイム

2018 11.9-10.7-10.9-11.2-11.6-11.2-12.8 33.5-35.6
2017 12.2-10.9-11.1-11.8-12.1-12.4-12.4 34.2-36.9
2016 12.2-10.7-11.2-11.3-11.8-12.0-12.9 34.1-36.7
2015 12.0-11.1-11.5-12.0-12.3-11.4-12.2 34.6-35.9
2014 12.2-11.0-11.5-11.8-12.0-11.8-12.3 34.7-36.1
2013 12.1-11.0-11.0-11.5-12.0-11.8-12.5 34.1-36.3
2012 12.0-10.7-11.3-11.6-11.5-11.9-13.6 34.0-37.0

過去7年の平均ラップタイム
12.09-10.87-11.21-11.60-11.90-11.79-12.67
1.22.13 34.17-36.36




ラップ傾向

(過去記事の転載)

中京ダ1400mは、芝スタート&最初の長い直線によって前半が相当速くなって、
極端な前傾を示すことが多いコースで、このレースも例外ではない。

その超ハイペースになりやすい点により、度々1200mに強いタイプがスピード
(&粘り)で押し切ってしまうこともあるのだが、とにかくここは前半しっかり
引っ張られる展開での好走歴を重視したい。⇒当然持久力は必須。

あとは脚質によって、先行馬ならば(上記の通り)スピードと粘りに優れている
タイプを、差し馬ならば一定以上のペース耐性と(レースを通して)持続力を
発揮出来るタイプを選びたいところ。


好走する条件
・相当な持久力(&持続力)があること



予想


◎マテラスカイ
昨年は、ハイペースで飛ばしつつ→直線もう一脚を使う形で4馬身突き放した、
超のつくハイパフォーマンス。それ以上の裏付けはこの世にはない。たぶん。
その時とは逆に、根岸Sのようにペースを落としたり(同レースとしては遅くは
ないが)、兵庫GTのようにコーナー4つでスピードが削がれると→全く味が
出なくて、本質的に7Fの持続力勝負には合わない、ガチのスプリンタータイプ。
その方向性だからこそのドバイでの好走だろうし、上記のように、6Fタイプが
押し通しやすい中京7Fでは、今回もやはり力を示せて良さそう。
持ち味を活かすには、行き切ること。それが全て。強気な武豊Jが見たい。

○ヴェンジェンス
単純に、大阪スポーツ杯のパフォーマンスは高く、昨年のプロキオンSを除けば
ナンバーワンレベルに扱える。当然ここでも普通に好走が期待できる馬。
すばるSのように前半やり過ぎると微妙…というタイプだが、そこは乗り慣れた
幸Jなので間違わないだろうし、あとはこの枠から上手く捌けるか?だけ。
内の先行馬がハナを叩いて、マテラスカイを不発に終わらせるような形にでも
なれば、可能性としては頭まで。注目しておきたい。

▲サクセスエナジー
昨年ここでは4着。上記すばるSでは、ハイペースから→上がりをしっかりと
まとめる格好での押し切り。これもヴェンジェンスの大阪スポーツ杯と同格に
扱えるハイパフォーマンス。
脚が上がってからの止まり方が少し目立つタイプなので、昨年のような半端な
位置取りになると微妙だが、兵庫GTのように、マテラスカイを潰すくらいの
つもりで強気な競馬が出来れば、可能性としてはあっても良さそう。

注キングズガード
ここでは2年前に勝利、3年前に3着。前走&前々走は、ともにトップハンデ
58kgを背負いながらの差し浮上。状態は当然良さそうだし、ここを勝った頃との
タテの比較ではパフォーマンス的に少し及ばないものの、今回のメンバーとの
ヨコの比較では十分に上位扱いができる。
終いを上げ切れないところがあって、昨年は不良馬場で少し難しくなったが、
今年はおそらくそこまでの馬場ではないし、斤量も軽くなる。前進も。

△ウインムート
昨年ここでは3着。そこで突き放された馬が今年もいる訳なので、大きなことは
言えないが、その時のパフォーマンスは十分に高い。
しかし、何はともあれ、今回は58kgという点。国際G1の2着よりも評価される
Jpn2の勝利によって、マテラスカイよりも重い斤量を背負う…。
(マテラスカイ以外で)ここに挙げた馬たちのパフォーマンスが拮抗している
中では、さすがに少し下げたくなる。



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