2022年8月14日日曜日

小倉記念展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • 前半速い流れから、その後もあまり息の入らない展開になる。
  • 一定の持久力&スピード持続力が問われる。
  • 予想◎ジェラルディーナ

過去のラップタイム

2021 12.8-11.5-12.1-12.7-12.3-11.3-11.4-11.5-12.2-11.9
2020 12.0-10.8-11.3-11.8-12.2-12.2-12.0-11.5-11.7-12.0
2019 12.0-11.5-12.0-12.9-12.0-11.5-11.5-11.6-11.6-12.2
2018 12.5-11.2-11.9-12.5-11.9-11.7-11.7-11.1-10.9-11.5
2017 12.3-10.8-11.3-12.3-11.6-11.5-11.9-11.9-11.8-12.2
2016 12.5-11.7-12.0-12.5-11.8-11.8-11.6-11.7-11.8-12.6
2015 11.9-10.7-11.4-12.2-11.7-11.8-12.0-12.1-12.2-12.0
2014 12.4-11.0-11.3-12.8-12.5-11.9-12.1-12.0-11.4-12.4
2013 12.3-10.8-11.1-12.0-11.8-11.9-12.2-11.8-11.3-11.9
2012 12.2-10.7-11.6-12.5-12.0-11.8-11.6-11.6-11.7-11.6

過去10年の平均ラップタイム
12.29-11.07-11.60-12.42-11.98-11.74-11.80-11.68-11.66-12.03
1.58.27



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、コーナー部分で多少は落ち着く
ものの基本的には道中は淀みなく流れ、勝負所まで一定に近いスピードを維持
しつつ→ラスト1Fだけ少し落ちる形になっている。

このレースは、前半からある程度引っ張られて、その後もほとんど息を抜けない
展開になるため、当然のように一定の持久力は問われる。

また近年に関しては、1分57秒台が当たり前…というようにスピード化が顕著に
なっていて、終いの部分を"耐える"というよりも、ラストまでトップスピードを
"維持する"ということが必要で、地の強さで他力本願的に差すタイプより、高い
性能を備えたタイプの方を中心に考えたいところ。

※近年流れが少し落ち着く傾向もあり、このままいくと全体がもっとフラットな
形になりそうな雰囲気だが、現時点ではまだちょっと様子見。文面も据え置く。


好走する条件
・一定の持久力は必要
・スピード持続力があること



予想


◎ジェラルディーナ
前走・鳴尾記念は、後半が締まった展開の中で、外を回しつつも→しっかりと
2着に浮上。改めてその実力を示した。
小倉では昨年、長い脚を使う展開の中で、ラストどこまでも伸びて行きそうな
内容で連勝していて、持続力には確かなものがあるし、適性込みでも、ここでは
当然有力な存在ということになる。
軽斤量の馬が度々勝ち切っているレースなので、何が起こるか分からない部分は
あるが、ここは素直に推しておきたい。

○ムジカ
前走は、最終的には持ち出したものの、勝負所までは極力ロスを抑えて→最後に
しっかりと詰めての浮上。道中~上がりで示したパフォーマンスも高くなって
いるし、ここでも普通に上位に扱える。
その前走で最後方から進めて→そのまま横山典Jに引き継ぐ…という部分では、
今回どのような競馬になるのか?は気になるが、重賞で複数回好走している馬が
51kgというのは、さすがに軽く感じる。やはり頭まで考えたい。

▲マリアエレーナ
マーメイドSは、道中以降が淀みなく流れて、左右で言えばハッキリと内の馬が
優勢になった中で、中から持ち出す形で→後半は外を回した格好。
それでも最後まで踏ん張って2着に浮上しているし、力を示すとともに、状態の
良さがうかがえる内容だった。
その時は少し間隔も空いていたし、今回パフォーマンス的な前進を見せられる
ようなら、当然可能性はあっても良さそう。やはり注目はしておきたい。

注タガノディアマンテ
長距離も走っている馬だが、皐月賞6着なども含め、1800~2200mの重賞でも
何度も上位に食い込んでいて、このメンバーに入ると1つの格を感じさせるし、
捲っていけるようなタイプ的にも、ここへの適性は備えていそう。
今回は比較的内寄りの枠を引いたし、ポジション取りで無理をせずに&ロスなく
進められれば、可能性はあっても良さそう。注目しておきたい。

△カテドラル
中京記念は、後半11秒台のラップを刻み続ける展開の中で、後方から外を回して
→直線しっかりと浮上しての2着。
(道中~上がりという)内容的に距離延長にもつながって良さそうだし、その
時のパフォーマンスで考えれば、ここでも普通に上位に扱える。
斤量を背負う方の立場だが、そこは前走も同じだし、浮上の可能性は考えたい。

△カデナ
ここでは3年前に2着。再覚醒したその頃から(着はともかく)道中~上がりで
安定したパフォーマンスを発揮していて、それは今も変わっていない。
斤量面はともかく、(前走のように)後方からシンプルに外々を回して…という
形だと、さすがに交わし切るのは難しいかも知れないが、そのあたり何かしらの
工夫があるようなら。鞍上も含めて注目したい。



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