2023年4月22日土曜日

福島牝馬ステークス展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • やや前傾の一貫した流れの中で、多少の緩急がつく展開。
  • 持続力と切れをバランス良く備えていることが必要になる。
  • 予想◎ミスニューヨーク

過去のラップタイム

2022 12.2-10.7-12.1-11.8-11.8-12.0-12.4-11.8-12.2
2021 12.6-11.3-11.9-12.4-12.4-12.1-11.2-10.9-12.1 新潟開催
2020 12.4-10.7-11.7-12.6-12.2-11.8-11.9-11.7-11.8
2019 12.7-12.0-12.5-12.8-12.2-11.7-11.5-11.2-11.5
2018 12.4-11.2-11.5-12.1-11.8-11.7-12.2-11.7-12.2
2017 12.4-11.1-11.4-12.0-12.0-11.8-11.8-12.1-12.2
2016 12.5-11.4-11.7-12.6-12.5-12.2-11.8-11.3-11.5
2015 12.3-10.8-11.5-12.2-12.0-11.8-11.7-11.7-12.0
2014 12.7-10.8-12.0-12.5-12.0-11.8-11.7-11.3-12.2
2013 12.7-10.7-10.7-11.7-12.1-12.2-12.3-12.1-11.9

過去10年の平均ラップタイム(2021年は除く)
12.48-11.04-11.68-12.26-12.07-11.89-11.92-11.66-11.94
1.46.93



ラップ傾向

(過去記事のごく一部修正)

過去のラップタイムを見ると、前半がまずまず速い流れになって、道中は極端ではないものの少し落ち着いてから→ジワジワと加速して行く展開で、そこから勝負所でもう1段の加速を示しつつ→最後まであまりスピードが落ちない形。

このレースは、展開として一応緩急がつくのだが、その振れ幅は大きくなくて、コースのイメージ通りに「やや前傾の一貫した流れ」というのが基本。

当然適性的には、持続力を備えていることがまずは重要になるが、勝負所では一応しっかりとした加速を示すこともあるため、そこに対応できる程度の切れは欲しくて、それらをバランス良く備えているタイプの方が信頼は出来る。

脚質に関しては、単純にペース次第といったところだが、前半じっくりと入って先行馬が残る場合でも、前半引っ張られて差し馬が浮上する場合でも、どちらにしても過去の好走馬の挙動としては、レースを通して一定に近いラップを踏めた馬が上位に入っていて、位置取りよりもまずは「脚の使い方」に注目したい。


好走する条件
・(レースを通しての)持続力と切れをバランス良く備えていること



予想


◎ミスニューヨーク
"切れ"というタイプではないが上がりをしっかりとまとめられて、持続型の舞台では当然1つの格を備えている馬。9F戦でも中山や小倉でしっかりと結果を残しているし、(条件戦ではあるが)この舞台での勝利もある。
ここ2走は着を落としているが、どちらもハッキリとした後傾戦で、この馬が33秒台の脚を使って浮上できないのなら、(ここに対しては)特に問題にはならない。
人気もかなり甘くなっているし、シンプルに巻き返しに期待しておきたい。

○ストーリア
中山牝馬Sは、無理はしていないものの、早めの動き出しから→上がりもしっかりとまとめた格好。敗れはしたが、パフォーマンスもちゃんと更新してきたし、内容を考えれば十分に評価できる。
今回も近くにクリノプレミアムがいるし、斜め後ろから眺めつつ→相手を目標にじっくり進めれば、勝ち切る可能性も十分。注目しておきたい。

▲クリノプレミアム
昨年ここでは2着。その時は前半~道中が速くなって→差し馬が有利になったレースで、上位の中では最も前から進めての好走。その地力は当然認められる。
前走・中山牝馬Sに関しては、最後少し苦しくなったものの道中で動いた分もあったし、前々走・中山金杯の内容からも、中距離一貫の舞台ならば現状でも信頼はおける。
鞍上の最年長(重賞)勝利更新の可能性も含めて、やはり注目。

注ホウオウエミーズ
小倉大賞典は、締まった展開の中で、自身も道中をかなり高い水準で進めつつ→上がりをまとめての5着。他の上位と比べても後半は距離を走っていたし、力は認められる。
このレースに対しては、もう少し前半から平均的に脚を使って欲しいイメージになるし、間に合うかどうか?というのはあるが、可能性としてはしっかりと考えておきたい。

△ビッグリボン
関門橋Sは、飛ばした前に対して、積極的に追い掛けていった内容。最後が少し続かず敗れはしたが、地力はしっかりと示した。
その時の競馬は距離短縮のここにつながっても良さそうだし、ある程度流れに乗りつつ→上位に食い込む可能性は考えたいところ。



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