2023年4月30日日曜日

天皇賞(春)展望(予想)2023



予想


夜間に雨が降り→日中は回復という天候で、レベルアップしたという排水性能がさっそく試される場面。どの程度の馬場を想定すればいいのか?は難しいが、とりあえず内が(より一層に)良くなるパターンは頭に入れておく必要がありそう。

個人的に今回は、本命は馬場次第…という部分があり、本当のところは午後になってからでなければ決められないのだが…、グランドオープンしての初G1で、せっかくの排水性能。雨が止んでしまえば→回復は早い…というシナリオで考えてみる。


◎アスクビクターモア
菊花賞は、前半速い流れから、後半も長い脚を使う展開の中で、番手からの攻めた競馬をしつつ→最後もしっかりと踏ん張っての押し切り。地力を示した。
その時もコースレコードでの勝利、ダービーでも好タイム(&強い内容)で3着している訳だし、タイトルホルダーをフットワークの部分で1つ下げるのなら(後述)、大きめの走りをするこの馬はその対極にいる…とも言える。
だからこその馬場次第…なのだが、悪化しても重までに踏みとどまっているのなら、排水性能込みで、期待してみるのもありなのかも。ここは初志貫徹で喧嘩を売ってみたい。

○タイトルホルダー
日経賞で圧勝。強かった…の一言だが、ちょっと強すぎた。凱旋門賞帰りの有馬記念で、個人的には走りが以前よりも刻むようになった印象を受けたのだが、そのイメージがあった中で→前走の不良馬場にハマりにハマった…というのは、高速京都の天皇賞に向けてプラスなのか?という疑問が湧いてきた。
その点でここでは、下げてみるのも1つの手と考えていたのだが、夜間の雨があり、日中はどこまで回復するのか?と、想定が超難題…。結局、自信を持って判断することはできないのだが、どちらに転ぶか半々で単勝1倍台なら、逆張りもあり…かも。

▲ジャスティンパレス
阪神大賞典は、好位インからロスなく進めつつ→上がりをしっかりまとめての勝利。その時は後半型の持続勝負の中で条件的には恵まれた方だが、この馬の場合は菊花賞の前傾の展開でもちゃんと走っている訳だし、当然実力は上位の扱いになる。
最内枠を確保して、今回も好位置でピッタリと回って来られそうだし、残る可能性はやはり考えておきたいところ。

注ボルドグフーシュ
阪神大賞典は、持続型の上がり勝負となった中で、早い段階から外に持ち出して→勝負所の速いコーナーでも外々を回した内容。負けたことは仕方がないし、内容的にはむしろ最後まで良く粘った…という評価でいいはず。
今回は外寄りの枠に入ったので、結局巻き返しとなるかは微妙…となってしまったが、地力はやはり上位。相手にはしっかりと考えておきたい。

△ディープモンスター
前走・金鯱賞は、周りも止まらない中で、自身としては(スムーズさを少し欠きつつも)いつも通りに上がりをまとめた内容。悪くはなかった。
そこでの少し持て余していたイメージと、元々は菊花賞で5着している事実を考えれば、この距離延長はプラスに働いても良さそう。
内枠をキッチリ確保したし、ロスなく→食い込んでくる可能性は考えておきたい。

△ディープボンド
改修直前の菊花賞@京都で4着。その頃はコントレイルのエスコート役かのような(展開に対して無理気味の)攻めた競馬をしていた中で、十分に評価できるパフォーマンスを示していたし、舞台への適性面では、とりあえず問題はないはず。
前走・阪神大賞典では、(この馬にとっては上がりに寄り過ぎだったことは確かだが)もう1つ粘れても…という印象を受けたので、評価はこの位置だが、やはり相手には。



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