2023年4月1日土曜日

高松宮記念回顧(ラップ分析)2023


まとめ
  • 前半ミドルペースから、イーブンに近い一貫した展開になった。
  • 持続力(&一定の持久力)が問われた。

高松宮記念結果

ファストフォース1.11.5 35.5 07-05
ナムラクレア1.11.6 35.4 10-09
トゥラヴェスーラ1.11.7 35.3 10-11
ナランフレグ1.11.8 35.1 15-14
グレナディアガーズ1.12.0 34.9 18-18
ロータスランド1.12.0 35.6 10-11

天候:小雨 芝:不良
上り4F:47.7 3F:35.9
前半3F:35.6
12.5-11.3-11.8-11.6-11.9-12.4



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半ミドルペースから、ある程度一貫した展開になって、早めの仕掛けから→最後は少し落ちる形。

とにかく今回は馬場…ということになるが、時計的にも2014年に次いで掛かる状況になり、まずはその点での(枠も含めての)向き不向きが明暗を分けたことは間違いない。

そのことを前提にして、レースとしては前後半3Fの差がコンマ3秒というように、(馬場を考慮しても)落ち着いた流れになり、適性的には、やはり持続力(&一定の持久力)が問われた。

脚質的には、周ってくるだけで負荷が掛かる状況ではあったし、コース取りや仕掛けのタイミングなども含めて、結果としてはじっくり進めた差し馬に向いた雰囲気。

この先に向けては、ある程度地力は反映されているとは思うし、上位の活躍には期待したいが、これと全く同じ状況というのはなかなか出現しないはず。敗れた馬に関しても、それぞれ挙動をチェックしつつ、巻き返す可能性は考えてみたいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ファストフォース
外寄りである程度流れに乗って、やや後傾の内容で→上がりをしっかりとまとめた格好。高い持続力を示した。

スタートダッシュは少し苦労するタイプなだけに、前半のスピードが問われない条件が向いた部分もあるし、経歴中ほとんどのレースで前傾の内容で走ってきた馬が、近3走は(結果的に)後傾の内容で走っていた…という、モデルチェンジしたタイミングでもあり、まさしく「かみ合った」と言えるような勝利だった。

今のイメージからすると、この先は距離延長の方がハマりそうな気もするが…、とりあえずは動向に注目しておきたい。



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