2023年8月6日日曜日

エルムステークス展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • 前半ある程度速く、道中~上がりも高い水準を維持する展開。
  • 一定の持久力は必要。
  • スピード持続力(&切れ)が問われる。
  • 予想◎ロッシュローブ

過去のラップタイム

2022 6.7-11.3-12.3-12.7-12.4-12.3-12.0-11.8-12.7
2021 6.8-11.5-12.0-11.9-12.1-12.0-12.4-12.9-12.9 函館開催
2020 6.7-11.2-12.4-12.4-12.3-12.2-12.2-11.7-12.3
2019 6.5-10.6-11.4-11.9-12.1-12.1-12.3-12.4-12.6
2018 6.6-11.0-11.9-12.1-12.2-11.5-11.5-12.1-13.1
2017 6.8-10.6-11.8-12.3-11.9-11.6-11.7-11.8-12.4
2016 6.7-11.4-12.2-12.6-12.3-12.0-12.0-11.9-12.4
2015 6.8-11.0-11.8-12.3-12.1-11.8-11.9-12.0-13.3
2014 6.8-10.8-12.0-12.1-12.1-11.8-12.0-11.8-12.5
2013 6.8-10.9-11.6-12.2-12.3-11.9-11.9-12.0-12.4 函館開催

過去10年の平均ラップタイム(2013&2021年は除く)
6.70-10.99-11.98-12.30-12.18-11.91-11.95-11.94-12.66
1.42.60



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半がある程度速くなって、道中は一旦は落ち着くものの一定以上の水準を保つ展開で、早めの仕掛けから→ラスト1Fだけ少し落ちる形。

ダート1700mというコース形態は、共通して前半が速くなりやすくなっているのだが、ここでもその特徴がしっかり表れていて、当然その部分で引っ張られても勝負所まで余力を残せるだけの、一定の持久力がまずは必要になる。

また大回りで平坦なコースということもあって、道中が比較的ワンペースに落ち着きやすく(水準は高い)、後半も"いい脚"を使う必要があるため、単に粘りだけではなく、ゴールまでしっかりとスピードを維持できる持続力を備えていることも重要になる。(上がりに対応出来る"切れ"も示している馬の方が安心)


好走の条件
・一定の持久力は必要
・スピード持続力(&切れ)があること



予想


脚抜きのいい馬場で、芝の重賞勝ち馬が複数参戦…。何が起こるかちょっと分からない…という雰囲気ではある。

◎ロッシュローブ
3走前・門司Sは、前傾の展開の中で自身は一貫した脚の使い方をして、高い水準で持続力を発揮しての勝利。そこで示した内容で考えれば、普通に上位に扱える。
前後の他のレースと比べて、パフォーマンスのギャップがあり過ぎる点が微妙だが、その時は脚抜きのいい馬場で、経歴的にも下が湿った時の好走率は明らかに高いタイプ。
純粋なダート馬ではないのかも…というところで、狙うのならばここ!では。

○ペプチドナイル
前走マリーンSは、ミドルペースで進めつつ→後半しっかりと変化をつけての押し切り。前々走・大沼Sでは、突っ掛けられて超ロングスパートになりながらも→しっかりと押し通して地力を示しているし、両者の合わせ技で考えれば、ここでもやはり上位。
面白い相手がいるため評価は2番手としたが、可能性としては当然頭まで。

▲ワールドタキオン
中央に戻って3連勝。その初戦・1勝クラス戦では、平均的に脚を使う形で持続力を発揮して、続く五泉特別では、道中で一旦溜めが入る展開で切れを発揮して、前走・甲州街道Sでは、前傾のハイペース戦で持久力を発揮。実力&適性の幅をしっかりと示した。
ここではパフォーマンス的な前進をさらに示す必要はあるが、可能性は考えたい。

注セキフウ
前々走・大沼Sは、早仕掛けの展開の中で、自身も道中で極端に脚を使いつつ→上がりをまとめての浮上。前には届いていないものの、十分なパフォーマンスを示した。
今回、湿った馬場がどう出るか?というのはあるが、ベレヌスなどもいる中で、展開的にハマる可能性も当然あるはず。注目はしておきたい。

△ペイシャエス
ここ2走は物足りない結果に終わっているが、元々はマイルでも前傾の内容で結果を残している馬で、はっきりとスピード方向のイメージ。距離短縮はプラスに働いていいはず。
実際に状態がどうなのか?というのはあるし、斤量を背負う厳しさはあるが、人気も甘いし、とりあえず注目はしておきたい。



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