2024年4月13日土曜日

アーリントンカップ展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 前半ある程度引っ張られつつ→上がりでしっかりと加速する展開。
  • 切れ&一定の持久力が問われる。
  • 予想◎シヴァース

過去のラップタイム

2023 12.5-10.6-11.0-11.7-11.9-11.8-11.6-12.8
2022 12.1-10.6-11.6-12.0-12.2-11.3-11.1-11.8
2021 12.4-10.8-11.5-12.3-12.2-11.5-11.2-12.3
2020 12.4-10.8-10.9-11.6-11.9-11.7-12.1-12.9
2019 12.4-11.2-11.4-12.4-12.4-11.5-11.0-11.9
2018 12.4-10.8-11.3-12.0-12.2-11.4-11.3-12.0

~開催時期:1回阪神1日~
2017 12.3-11.0-12.0-11.9-11.9-11.4-11.3-12.3
2016 12.4-10.6-11.4-12.3-12.4-11.4-11.3-12.3
2015 12.7-11.2-11.7-12.5-12.7-11.9-11.1-12.1
2014 12.6-11.1-11.5-11.5-12.1-11.6-11.1-12.5

過去10年の平均ラップタイム
12.42-10.87-11.43-12.02-12.19-11.55-11.31-12.29
1.34.08



ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中は極端には緩まないまでも一旦落ち着く展開。そこから勝負所ではしっかり加速しつつ→ラスト1Fが落ちる形。

馬場改修した直後と比べて、近年は道中が少し落ち着く傾向にあって、ある程度しっかりとした加速が入る展開が基本。適性的には当然切れが問われる。

ただし、単なるスローからの→上がり勝負という訳ではなく、スタート直後はそれなりに引っ張られることから、そこで無理なく流れに乗って→後半に脚を残す…という点で、やはり一定の持久力は必要になる。

脚質的には、どちらかと言うと差し馬の方が目立つ印象だが(近年は特に)、それらも単に決め手だけではなく、前半からある程度脚を使っている形が基本。
結局は総合力…的な考え方をしたい。


好走する条件
・切れ&一定の持久力があること



予想


◎シヴァース
前走・きさらぎ賞は、前半~道中をある程度高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめた格好。際どく敗れはしたものの、最後は差し馬が浮上した中で前から勝ち負けをした訳だし、その力は十分に認められる。
臨戦過程として、その内容からの→距離短縮というのも好感が持てるし、脚の使い方もここにはハマって良さそう。期待しておきたい。

○ディスペランツァ
前走は、前半はゆったりと入った形だが、道中を高い水準で進めつつ→直線は最後方から1枚上の決め手を発揮しての勝利。その時の内容であれば、ここでも上位に扱える。
このレースではある程度の先行力(≠位置取り)も必要になるため、距離短縮をしてきたタイプ的にもここは1つの試金石にはなるが、好走の可能性は当然考えておきたい。

▲オフトレイル
ここ3戦は、前半の速い形、道中の速い形、上がりの速い形…と、様々な競馬を経験していて、それらを合わせて考えれば、ここでも普通に上位に扱える。
ビュッと来るイメージではない分、展開のリスクはありそうだが、この頭数でそれなりに流れて&少しでも積極的な内容であれば、食い込んでくる可能性は十分。注目したい。

注ポッドテオ
勝ち切っているのは上がり勝負…と言うか東京。前走も速い上がり&最後まで落ちない展開の中で、トップスピードの持続力を発揮して勝利していて、とにかくもう、久しぶりにジャンポケ産駒を見た…という感覚になった。
締めつけられたレースでも崩れてはいないし、最後に食い込んでくる可能性は考えたい。

△チャンネルトンネル
デビューから全て違う条件を走って、一応どれも崩れずに好走。地力と性能を一定のレベルでは発揮できている。
直長のマイル戦で言えば、2走前は4着だったが、直線で詰まって満足に追えなかった中で、最後はそれなりに推進力を感じさせた。ここで改めて…という可能性は考えたい。

△タガノデュード
同舞台のG1で5着。その時は前傾の引っ張られる展開の中で、道中~上がりという脚の使い方をしての浮上。一定の地力は示している。
その後の1勝クラス戦で足踏み状態が続いていて、とにかく上げ切れない印象だが、その点では、前2走と違って多頭数のここで巻き返す可能性はありそう。相手には。

△ジュンヴァンケット
前走は、初戦としては道中をそれなりの水準で進めつつ→しっかりとした決め手を発揮しての完勝。性能を示した。
細かく脚を動かす走法的に、この手の広い舞台でもっと引っ張られた場合にどうか?というのはあり、人気ほどの信頼はできないが、前進してくる可能性はやはり考えたい。



- PR -

0 件のコメント:

コメントを投稿

- PR -