2024年4月6日土曜日

ニュージーランドトロフィー展望(ラップ傾向&予想)2024


まとめ
  • 前半ある程度流れつつ→後半はフラットな展開。
  • スピード持続力が問われる。
  • 予想◎ルージュスエルテ

過去のラップタイム

2023 12.2-11.5-11.3-11.5-11.2-11.9-12.1-12.0
2022 12.3-11.2-11.2-12.1-12.0-11.7-11.4-11.6
2021 12.4-11.3-11.3-11.7-11.8-11.7-11.2-11.7
2020 12.3-10.9-11.0-11.7-11.7-11.7-11.9-11.8
2019 12.4-11.5-12.0-12.3-12.1-11.4-11.2-11.3
2018 12.5-11.1-11.6-11.9-12.0-12.1-11.6-11.4
2017 12.9-11.6-11.8-12.1-12.3-12.0-11.7-11.6
2016 12.2-11.0-11.7-11.7-12.1-11.8-11.7-11.7
2015 12.2-11.2-11.6-12.2-11.8-12.0-12.0-11.8
2014 12.2-10.8-11.0-11.7-11.9-11.8-11.8-12.1

過去10年の平均ラップタイム
12.36-11.21-11.45-11.89-11.89-11.81-11.66-11.70
1.33.97



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半ある程度速く流れて、道中は3コーナー辺りで少し落ち着く展開。そこから勝負所で僅かながらの加速を示しつつ→終いまで一定に近いスピードを維持する形。

ここでは、全体としてフラットな展開になるために、適性面で、とりあえずはスピード持続力を備えていなければ話にならない。

また以前のこのレースには、将来的に1400mで活躍しそうなタイプの方が合う…という印象があったのだが、近年は、前半~道中が少し落ち着く傾向にあって(極端には緩まないが)、その点で、シンプルにマイラータイプの活躍も目立つようになっている。

脚質的には、極端に後ろからではなかなか届かないので、好位or中団から押し通せるようなタイプを中心に考えたいところ。


好走する条件
・スピード持続力があること



予想


◎ルージュスエルテ
前走・クイーンCは、後方からになりつつも、道中を高い水準で進めて→上がりをしっかりとまとめた格好。負けはしたものの、高いパフォーマンスを示した。
その前の2戦が1400mでの逃げ切りで、特に3走前の厳しい展開で圧勝した内容を(前走と)合わせて考えれば、この舞台にも十分ハマって良さそう。
枠もいいところを確保したし、ここで改めて期待してみたい。

○エコロブルーム
シンザン記念は、速い流れの中で、自身も前半から脚を使いつつ→上がりをまとめた格好。負けはしたものの、踏んだラップから考えれば強い競馬だったと言えるし、その時の内容ならば、ここでも普通に上位扱いになる。
流れに乗りつつ&無理をしない競馬をすれば、押し通す可能性も十分。注目したい。

▲キャプテンシー
同舞台の前走・ジュニアCは、逃げて締まった展開を演出しつつ→上がりをまとめて押し通した格好。持続力を示した。
今回は他に行く可能性のある馬もいる中で、外寄りの枠を引いて、尚且つ鞍上がデムーロJ。位置取り的にどうなるか?というのはあるが、やはり可能性は考えておきたい。

注ボンドガール
メンバーレベルの高い新馬戦で、最後しっかりと伸び切る形で勝利して、その後は重賞でもしっかりと好走。実力はとりあえず上位扱いになる。
経験しているのがその2戦というところで、今の段階での地力の裏付けは少し薄いが、ここであっさりと更新してくる可能性も当然ありそう。やはり注目はしたい。

△カズミクラーシュ
前走は、(立ち遅れからのリカバリーで)前半から脚を使いつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。シンプルに高いパフォーマンスだった。
スタートはとりあえず出る気のない馬なので、距離短縮がプラスに働くか?は微妙だが、示している内容からは、やはり上位には扱っておきたくなる。ハマれば一発まで。

△ブライトマン
未勝利戦は、展開に引っ張られて、道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。その時の内容で考えれば、ここでも上位扱いになる。
その後は距離延長して、着は少しバラついているが、上がりは常にまとめられているし、ここで改めて前進を見せる可能性はあっても良さそう。相手には。

△ドリーミングアップ
前走・フローラルウォーク賞は、後方から、道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しての浮上。4着でも直線は前が少し壁になっていたし、内容は悪くなかった。
(前半から脚を使った)ひいらぎ賞の走りからは、じっくりと進めた方が良さそうなタイプなので、展開&位置取り次第だが、とりあえず面白そうな存在ではある。密かに注目。



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