阪神牝馬ステークス展望（ラップ傾向＆予想）2024

まとめ

• ミドルペースから→しっかりと加速する展開。
• 一定の持久力＆切れが問われる。
• 予想◎マスクトディーヴァ

過去のラップタイム

2023　12.5-11.7-11.9-11.9-11.7-11.2-11.0-12.0
2022　12.7-11.2-11.4-11.5-11.3-11.2-11.4-12.1
2021　12.4-11.2-11.5-12.0-11.7-10.7-10.8-11.7
2020　12.3-10.8-11.4-12.0-11.9-11.2-11.7-11.6
2019　12.5-11.1-12.0-12.3-12.1-11.0-11.0-11.6
2018　12.9-12.0-12.3-11.9-11.9-11.0-11.1-11.7
2017　12.5-11.5-11.6-11.9-11.8-11.2-11.8-12.0
2016　12.8-10.8-11.6-11.9-11.8-11.1-11.3-11.8

過去８年の平均ラップタイム
12.58-11.29-11.71-11.93-11.78-11.08-11.26-11.81
1.33.43

ラップ傾向

（過去記事の転載）

過去の平均ラップタイムを見ると、前半～道中はミドルペースくらいの流れで、そこから勝負所で一気に加速→上がりは速いラップの中で一応右肩下がりの形。

とりあえずここでは落ち着いた入り方からの→上がり勝負が基本。勝負所での加速も大きくなるし、適性的にはやはり切れが問われる。

ただし道中に関しては、速くはないが極端に遅くもないそれなりの水準で流れ、尚且つ早い段階で一気に脚を使い切る格好になるため、直線は（多くが同じ脚になって→）惰性的な戦いになりがち。

最後まで息を持たせられる一定の持久力と、フットワークや脚元の効率面も一応重視しておきたいところ。


好走の条件
・切れ＆一定の持久力があること

予想

◎マスクトディーヴァ
ローズＳは、締まった展開に引っ張られて、自身も道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。距離はここよりも1F長いものの、普通にマイル水準で走っているし、その時の内容で考えれば、ここでも普通に上位扱いになる。
前走に関しては、直線だけ見れば中距離の実力馬の負けパターン…という雰囲気だが、実際には大きな出遅れから→脚を使ったリカバリーをしたことで終わってしまった部分もあるし、頭数の落ち着いたここでシンプルに性能を示せれば。素直に期待したい。

○ドゥアイズ
前走・洛陽Ｓは、前傾の展開に引っ張られて、自身も（前半～）道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。強い内容だった。
経歴的にも、マイルでは安定した走りを見せていて、元々はＧ１でもちゃんと好走している馬。ここでも扱いとしては上位になるし、しっかりと注目はしておきたい。

▲モズゴールドバレル
少し遡って葉山特別では、道中～上がりという形で高いパフォーマンスを発揮。その時の内容であればここでも上位に扱える。
前々走・秋色Ｓでは、好位から→究極的な上がりを使って押し通していて、頭数の落ち着いたここで、それを再現する可能性もあって良さそう。注目しておきたい。

注モリアーナ
（ハイペース戦で積極的な競馬をした）阪神ＪＦこそ崩れたが、その後はＧ１も含めて安定した経歴になっている。実力では当然上位の扱いになる。
タイプ的には、やや持続寄り…という雰囲気もある馬なので、ヨーイドンの競馬になった場合のリスクはあるかも知れないが、やはり好走の可能性はしっかり考えておきたい。