- やや前傾の一貫した流れの中で、多少の緩急がつく展開。
- 持続力と切れをバランス良く備えていることが必要になる。
- 予想◎ライトクオンタム
過去のラップタイム
2023 12.6-11.7-12.2-12.7-12.1-11.6-11.6-11.6-11.82022 12.2-10.7-12.1-11.8-11.8-12.0-12.4-11.8-12.2
2021 12.6-11.3-11.9-12.4-12.4-12.1-11.2-10.9-12.1 新潟開催
2020 12.4-10.7-11.7-12.6-12.2-11.8-11.9-11.7-11.8
2019 12.7-12.0-12.5-12.8-12.2-11.7-11.5-11.2-11.5
2018 12.4-11.2-11.5-12.1-11.8-11.7-12.2-11.7-12.2
2017 12.4-11.1-11.4-12.0-12.0-11.8-11.8-12.1-12.2
2016 12.5-11.4-11.7-12.6-12.5-12.2-11.8-11.3-11.5
2015 12.3-10.8-11.5-12.2-12.0-11.8-11.7-11.7-12.0
2014 12.7-10.8-12.0-12.5-12.0-11.8-11.7-11.3-12.2
過去10年の平均ラップタイム(2021年は除く)
12.47-11.16-11.84-12.37-12.07-11.82-11.84-11.60-11.93
1.47.10
ラップ傾向
(過去記事の一部修正)過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペース~まずまず速い流れになって、道中は極端ではないものの少し落ち着いてから→ジワジワと加速して行く展開。そこから勝負所でもう1段の加速を示しつつ→最後まであまりスピードが落ちない形。
このレースは、展開として一応緩急がつくのだが、その振れ幅は大きくなくて、コースのイメージ通りに「一貫した流れ」というのが基本。
適性的には、持続力を備えていることがやはり重要になるが、勝負所でしっかりとした加速を示すケースもあるため、それに対応できる程度の切れは欲しい。どちらかに特化しているというより、両者をバランス良く備えているタイプの方が信頼はできそう。
脚質に関しては、単純にペース次第といったところだが、前半じっくりと入って先行馬が残る場合でも、前半引っ張られて差し馬が浮上する場合でも、どちらにしても過去の好走馬の挙動としては、レースを通して一定に近いラップを踏めた馬が上位に入っている。位置取りよりもまずは「脚の使い方」に注目したい。
好走する条件
・(レースを通しての)持続力と切れをバランス良く備えていること
予想
◎ライトクオンタム
この馬が結果を残したレースと言えば、やはりシンザン記念(中京)。その時は締まった展開の中で道中~上がりという脚の使い方をして、坂上では"惰性力"を発揮した格好。
その内容から考えると、逃げの手に出たレースは正直微妙だった気がして敗戦も度外視できるし、ロングスパートが基本の福島は、最後は結構惰性の戦いになるため、(控えることを条件にすれば)ハマる可能性がありそう。面白いのでは。
○キミノナハマリア
紫苑Sは、前傾の締まった展開の中で、ある程度流れに乗りつつ、後半は外を回す形から→しっかりと粘りを見せての4着。力を示した。
前走の上がり勝負での内容と、前々走の道中から脚を使う展開での内容を比べても、タイプ的にはこの手の舞台でこそだろうし、ここでは注目しておきたい存在。
▲コスタボニータ
持続寄りの舞台では重賞でもずっと好走。愛知杯の前半から脚を使わされる展開でも崩れず、前走・中山牝馬Sの早い段階から仕掛ける展開でも格好をつけた。
勝ち切るだけの"切れ"というところは微妙だが、ここの一貫した展開にも十分に対応はできるだろうし、やはり好走はしてくるものとして考えたい。
注シンリョクカ
オークスは、早い段階からペースアップした展開の中で、中団の外から→上がりをまとめての5着。1頭を除けばちゃんとした好走だし、内容もここにはつながって良さそう。
前走・中山牝馬Sは、好位インから展開的には恵まれた方だが、とりあえず1つ結果を残したことで状態面の不安が解消されたし、やはり相手には考えておきたい。
△グランベルナデット
前走・初富士Sは、後半長い脚を使う展開の中で、好位からしっかりと押し通しての勝利。持続力を示したし、その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも上位に扱える。
その成功体験から、今回もある程度ポジションを取りに行くとすると、大外枠というのは1つ課題になりそうだが、残る可能性は考えておきたい。
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