2008年9月28日日曜日

オールカマー展望 2008


オールカマー過去10年のラップタイム
過去のラップタイムを見てこのレースの傾向を探ってみたい。

2007(マツリダゴッホ:2.12.5)
12.6-11.5-12.4-12.3-12.2-12.6-11.8-11.8-11.3-11.4-12.6

天候:曇 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.3
前半1000m:61.0
勝ち馬コーナー通過:08-08-05-02
勝ち馬上り3F:34.8


2006(バランスオブゲーム:2.12.1)
12.2-11.9-12.6-12.4-12.4-11.7-11.5-11.6-11.8-11.4-12.6

天候:晴 芝:良
上り4F:47.4 3F:35.8
前半1000m:61.5
勝ち馬コーナー通過:02-02-04-02
勝ち馬上り3F:35.6


2005(ホオキパウェーブ:2.16.7)
13.4-12.3-13.8-12.4-13.0-12.6-12.4-12.2-11.2-11.4-12.0

天候:曇 芝:稍重
上り4F:46.8 3F:34.6
前半1000m:64.9
勝ち馬コーナー通過:04-04-03-02
勝ち馬上り3F:34.4


2004(トーセンダンディ:2.13.4)
12.5-11.6-12.2-12.5-12.5-12.4-12.4-12.0-11.5-11.8-12.0

天候:曇 芝:稍重
上り4F:47.3 3F:35.3
前半1000m:61.3
勝ち馬コーナー通過:01-01-01-01
勝ち馬上り3F:35.3


2003(エアエミネム:2.14.4)
12.8-12.4-12.9-12.8-12.4-12.4-12.0-11.6-11.3-11.6-12.2

天候:晴 芝:良
上り4F:46.7 3F:35.1
前半1000m:63.3
勝ち馬コーナー通過:03-03-03-03
勝ち馬上り3F:34.9


2002(ロサード:2.11.7)(注:新潟開催)
12.3-10.5-11.8-12.2-12.5-12.3-12.2-12.3-11.7-11.7-12.2

天候:曇 芝:良
上り4F:47.9 3F:35.6
前半1000m:59.3
勝ち馬コーナー通過:09-08-07-07
勝ち馬上り3F:35.1


2001(エアスマップ:2.13.9)
13.1-12.2-12.8-12.2-12.7-12.2-11.9-11.6-11.5-11.6-12.1

天候:晴 芝:良
上り4F:46.8 3F:35.2
前半1000m:63.0
勝ち馬コーナー通過:02-02-03-02
勝ち馬上り3F:34.8


2000(メイショウドトウ:2.15.8)
12.6-11.8-13.0-12.8-12.8-12.5-12.5-11.9-11.7-11.9-12.3

天候:晴 芝:重
上り4F:47.8 3F:35.9
前半1000m:63.0
勝ち馬コーナー通過:03-02-03-02
勝ち馬上り3F:35.6


1999(ホッカイルソー:2.12.0)
12.8-11.1-11.4-11.2-12.0-12.1-12.5-12.2-12.6-12.2-11.9

天候:晴 芝:良
上り4F:48.9 3F:36.7
前半1000m:58.5
勝ち馬コーナー通過:07-07-05-04
勝ち馬上り3F:35.2


1998(ダイワテキサス:2.13.6)
12.5-10.7-11.8-12.0-11.8-11.9-11.9-12.4-12.7-12.8-13.1

天候:晴 芝:良
上り4F:51.0 3F:38.6
前半1000m:58.8
勝ち馬コーナー通過:07-07-04-03
勝ち馬上り3F:35.7


オールカマー過去10年の平均ラップタイム(2002年を除く)
12.72-11.72-12.54-12.29-12.42-12.27-12.10-11.92-11.73-11.79-12.31
133.82

オールカマー&セントライト記念のラップ比較



傾向
先週のセントライト記念と同コースで行われる古馬のG2ということで、
前半と道中がかなり締まった流れになるだろうなと思いつつラップタイムを
調べてみると、予想に反してオールカマーの方が前半のペースが相当に
遅くなるということが分かった。
ただその分オールカマーの方は相当なロングスパートの形となっている。

この傾向は京都大章典などと比べてトップレベルの馬が集まりにくいということも
あるだろうが、それにしても3歳のG2よりも形としてはレベルが低いような
流れでは、1頭でも強い馬がいたら能力で適性の壁を越えてしまうという点で
予想のし甲斐が無くなるというもの。
とにかくここはトップスピードの持続力を持った馬を探すのみ。

好走の条件
・トップスピードを長く維持できること

危険な馬
・一瞬の切れ味で勝負するタイプの馬


~予想~

◎マツリダゴッホ
もはや中山での適性は言うまでもない。
能力的にも当然頭一つ抜けていて、状態の戻っていなかった前走とは違って
負けてはならない一戦。

○エアシェイディ
能力も高く、持続力のある脚を持っていることは春の成績を見ても明らか。
休み明けの状態次第のところはあるが大崩れはなさそう。

▲マイネルキッツ
本来は切れるタイプの馬ではあるがエプソムC、七夕賞を見る限り
持続力の問われるここへの適性も問題無さそう。
後は持続力を引き出すのが得意な後藤からの乗り替わりが問題。

△ミストラルクルーズ
持続力があるのは七夕賞などから明らかではあるが、G2のここでは
能力と切れ味が少し足りないように感じる。
複勝圏内ならという扱い。

☆エリモハリアー
持続力勝負ならこの馬というくらい適性は合っている。
問題は状態が戻っているかどうかだが、それさえクリア出来れば
面白そうな存在。





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