2008年11月26日水曜日

マイルCS回顧 2008


マイルCS結果
ブルーメンブラット1.32.633.912-10
スーパーホーネット1.32.733.914-13
ファイングレイン1.32.834.408-05
カンパニー1.32.934.113-13
ローレルゲレイロ1.33.034.803-03
マルカシェンク1.33.033.917-17
アドマイヤスバル1.33.034.014-16

天候:晴 芝:良
上り4F:46.3 3F:34.7
前半4F:46.3
12.5-10.6-11.3-11.9-11.6-11.4-11.6-11.7




レース評
予想において近年は前後半がイーヴンになる流れが増えてきたと書いたが、
ここまで完全にイーヴンになるとは珍しい…。
過去10年における前後半の平均が46.00-46.85であるから、いかに今年はラストの
スピード(切れ&持続力)が問われたかが分かる。

この流れなら道中で緩めることが条件の馬でも十分に脚を溜められたはずで、
ラストの持久力では疑問視したような馬も上位に食い込んで来ている。
勝ち馬はもとより6着にマルカシェンクあたりが入ったことが
そのことを物語っている。
またキストゥヘヴン、エイシンドーバーなどのラストの持久力勝負が得意な馬が
(不利があったとは言え)惨敗していることもその証拠だと言える。

また当日の馬場は柵を移動した影響か、完全に内外での有利不利が顕著だった。
したがってブルーメンブラットとスーパーホーネットの着順はそこだけの問題で
実力が逆転している訳ではない。
逆に言うと、ちょっとした展開の綾で着順が入れ替わるくらいでは
スーパーホーネットもマイル王座に君臨できる程の実力を持ってはいなかった
ということに他ならない。
ダイワメジャーがいない今、新たな王者の出現を待ちたいところ。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ブルーメンブラット
展開利があったとはいえ、この馬の今の充実ぶりは目を見張るものがある。
来春まで走るのかどうか知らないが、もし現役続行するのであれば
ヴィクトリアマイルは堅いだろう。
ただ道中が本当に締まった流れとなったときはやはり注意が必要な存在で
あることは間違いない。

スーパーホーネット
良い脚は使っているし、展開も得意な形ではあったが、早めに動いて大外を
ぶん回してしまった分、ラスト1Fは脚が止まってしまった。
今回のようにラスト1Fまで全くスピードが落ちないようなラップでは
展開的に少し不利なところがあったが、個人的にはそこを粘り切れるのが王者の
条件だと思っているので、この馬にはそこまでの素質がないということだけは
確認できた…という感じ。
今回は勝ち切ることはできなかったもののしっかりと2着を確保したが、
本当に締まった流れとなった場合、マイルでは少し厳しいのかも知れない。
この馬の切れ味&持続力を活かせるという意味ではおそらく1400mの方が合って
いるように思えるし、流れさえ合えば1200mでも何とかなるだろう。
そういった意味では前半からのハイペースにはあまりならず、切れと持続力が
必要とされることの多い高松宮記念であればG1奪取も夢ではない。

ファイングレイン
パドックを見る限り当日の馬体はかなり良くなっていて、それに加えて
マイネルレーニアが道中を緩めることなくワンペースの流れを作り出したことで
この馬本来の持続力が上手く引き出されたという感じ。
やはりこの馬はある程度速い流れになることと直線に坂がないことが条件らしい。

カンパニー
レース内容だけ見れば強い競馬をしているのは確かだが、他の馬がこれだけ
ラストまで落ちないような展開では少し厳しいものがあった。
それでも本来得意な持続力勝負だけでなく、ある程度のスピード勝負でも戦える
ようになっていることを確認した。
ただやはり前半又は勝負所でもっと速くなって、ラスト1Fが12秒台に落ちるような
展開であったなら…という気持ちも残る。
年齢的にもそろそろだし、この結果は本当に残念。

ローレルゲレイロ
前半がそこまで速くもならず平均的な流れとなったために、ラストはかなりの
スピード勝負という形となり、この馬にとってはそれ程得意な展開だっととは
決して言えない。
それでも掲示板まで残ったのだから、この結果は素直に誉めるべきもの。
したがってラストのラップがかなり落ちていくような持久力勝負であれば
十分に巻き返しの期待が持てる。
ただそれでもマイルでは少し長いような気もするのは確か。




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