レース総括 |
■平均的な流れからラストまでスピードが落ちない展開 |
■スピード持続力が問われた |
函館SS結果
1 | グランプリエンゼル | 1.08.5 | 34.4 | 03-02 |
2 | タニノマティーニ | 1.08.7 | 34.5 | 05-05 |
3 | ブラックバースピン | 1.08.7 | 34.3 | 07-05 |
4 | シンボリウエスト | 1.08.8 | 35.0 | 01-01 |
5 | アーバンストリート | 1.08.8 | 34.0 | 14-14 |
6 | アポロフェニックス | 1.08.8 | 34.5 | 05-05 |
天候:曇 芝:良
上り4F:45.9 3F:34.7
前半3F:33.8
12.1-10.5-11.2-11.5-11.4-11.8
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3hOlMO8u6AlgV3FdsXO_Lw17OAjLN4YhYTLLXpSuKyqpCua6P2lt56ouasiTMYR3Zwvdm9tBvpXiapyxfvsreBXG1puI9fmdW2li-PBjHpBtxHxe28d4Y2PW3Aw-yZEg80mtuUi6ww2c/s320/hakodate-ss_09.gif)
レース詳細
まずラップタイムを見ると、札幌で行われたのだから当然のように例年の
函館SSよりもキーンランドCと同じような形をしていて、ラストまで
あまりスピードの落ちない展開だった。
さらに今の速い馬場を考えたら、実際には前半のペースは見た目よりも少し
遅いくらいだったと言えて、元々上がりのスピード勝負が予想されたレース
だったが、よりその特色の濃いレース内容となった。
当然この形では元来の地の強さよりも、単純に上がりの性能の高い馬が有利
だったと言えるし、脚質的にも前半で無理をせずに済んだために、圧倒的に
先行馬有利だった。
今回の注目は何と言ってもグランプリエンゼルであり、展開面と斤量面の助けが
あったとはいえ、CBC賞に続いてまたもや3歳馬の好走で(というか今回は
頭まで行ってしまったが)なかなか良い結果を出せないでいる1つ上の世代の
立場がいよいよ危うくなってきた感…。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
グランプリエンゼル
レベルの高かった橘Sの時のパフォーマンスにちょうど斤量の分だけの
上がりをプラスしたような内容で、今回は懸念された上がりの脚をしっかりと
補うことができた。
それを差し引いても当然力は認められるし、斤量面でのハンデがある内は
どのような展開でも期待していいだろうが、将来的にそれが無くなった時は
おそらく地の強さで勝負するタイプになると思われ、狙いとしてはそちらの方に
シフトしていく必要があるだろう。
タニノマティーニ
状態面での上積みは当然あったと思うが、この展開とこの馬場に対する適性は
やはり相当なものだった。
当然この先キーンランドCに出てきたら注意が必要。
(もはや妙味はなくなるだろうが…)
ブラックバースピン
過去の履歴からは上がりのスピード勝負は得意な形ということは言える。
しかし長期休養明けから初戦ダートを使ったのみで拾うのは難しすぎ…。
とにかくこの形のレース展開が見込める札幌にいる間は注意が必要な存在。
アーバンストリート
これだけ前が止まらない展開では厳しかったが、後方から進めて唯一上位に
顔を出しており、上がりのスピード勝負への適性は相当なもの。
当然もう少し前半が速くなるなどすれば更なる前進を期待できるし、いつかは
結果を出せる馬だと思うが、札幌にいる間は同じ結果に終わる可能性も高く、
信頼まではできないのが現状。
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