2009年7月29日水曜日

函館記念回顧 2009


レース総括
■前半やや遅く、道中は淀みなく流れ、上がり勝負
■持続力が問われた


函館記念結果
サクラオリオン2.00.634.909-11-07-07
マヤノライジン2.00.735.306-06-04-02
メイショウレガーロ2.00.735.601-01-01-01
ブラックアルタイル2.00.735.404-04-04-05
ドリームサンデー2.01.035.008-09-10-10
マンハッタンスカイ2.01.136.002-03-02-02
インティライミ2.01.135.511-07-07-07

天候:曇 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.5
前半1000m:60.8
12.4-11.6-12.1-12.4-12.3-12.3-12.0-11.7-11.5-12.3




レース詳細
ラップタイムを見れば(例年の札幌記念と比べて)前半がやや遅く、道中は
それほど緩まずに、上がりがある程度速くなるというこのコースらしい展開。

今回の場合、ラスト1Fのラップが落ちているのはG2である札幌記念との
レベルの差と考えたとしても、前半の遅さに関しては見逃せないところで、
道中が極端には緩んでないので一定の持続力は問われたものの、持久力の
面ではやや物足りない印象には映る。

脚質に関しては、前半で無理をせずに済んだ分基本的には先行馬有利だったと
言えて、その中でも持続力と多少の切れを持った馬が残ったという印象。
したがって先行して残った馬は展開面で恵まれた感が強く、次戦以降では
多少の割り引きが必要だろう。

また勝ったサクラオリオンに関しては言うことのない完璧な内容で、この馬の
特徴を活かしきった鞍上も含めて今後も注目したいところ。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

サクラオリオン
元々道中~上がりの持続力はかなりある馬で、カーブ比率の高いこの競馬場を
一つの円として考えれば、アウトインアウトの理想的なコース取りから道中を
積極的に押し上げて行くという正しくベストの騎乗だった。
当然この先も(特に持続力勝負であれば)期待して良く、この鞍上が手綱を
取る限り、同舞台の札幌記念に出走したとしても有力馬の1頭になりそう。

マヤノライジン
サクラオリオン同様にこの馬も道中~上がりの持続力はかなり持っていて、
ある程度締まった流れになったことで自然と浮上してきた。
それにプラスして鞍上が積極的に進めたことも大きく、やはり藤田Jは
この手のタイプに乗せたら信頼できる存在。
それでもこの馬のスブさを考えたら、よりスピードが必要な舞台やもう少し
レベルの高いところでは切れ負け必至で、なかなか大きな期待はしづらい。

ドリームサンデー
馬というよりも鞍上に関して。
ここで控えるジョッキーの感覚は謎…。


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