2009年7月12日日曜日

七夕賞展望 2009


過去のラップタイムは以下の通り。

2008 12.5-11.3-11.9-12.1-12.5-12.0-11.7-11.9-11.7-12.2
2007 12.3-11.1-12.1-12.2-12.1-11.9-12.0-12.0-12.1-12.5
2006 12.4-11.5-11.8-11.6-11.7-11.7-11.8-12.0-12.1-12.7
2005 12.5-11.2-11.6-11.4-11.9-12.0-12.5-12.5-12.3-12.5
2004 12.8-11.4-12.1-12.5-12.6-12.3-11.6-11.6-12.2-12.6
2003 12.2-11.7-12.0-12.2-12.2-12.2-11.8-11.8-11.9-12.7
2002 12.3-10.6-10.6-11.8-12.0-12.3-12.5-12.2-12.3-12.6
2001 12.8-11.6-11.6-12.3-11.9-12.0-11.7-11.9-12.6-12.8
2000 12.8-11.6-11.5-11.7-12.3-12.3-12.4-12.0-11.8-12.7(東京開催)
1999 12.8-10.9-11.2-12.2-12.3-11.9-11.9-12.2-12.6-12.3

過去10年の平均ラップタイム(2000年は除く)
12.51-11.26-11.66-12.03-12.13-12.03-11.94-12.01-12.20-12.54
2.00.32




傾向
ラップタイムを見れば、前半がやや速いくらいのペースで進み、道中は
ほとんど緩まずに淀みなく流れ、上がりもそのままのスピードを維持しつつ
ラスト1Fだけ少し落ちる形。

このレースはデータ的にも各年の間で本当にバラつきの小さいレースで、
多少前傾の方に向くことはあっても、上がり勝負になるようなことはまず
考えられない。

したがってまずは道中の緩まない流れに対応できることが重要となり、
レースを通しての持続力が何よりも問われる。

脚質的には、中京2000mのように極端に前半が速くなるわけではないので、
ペース次第では前から進める馬も十分に残れて、持久力の高い先行馬には
注意しておく必要がある。
それでも基本的にはラストのラップが落ちる流れなので、道中~上がりで
持続力が発揮しやすい好位差し~差しあたりの馬の方が展開は向きそう。


好走の条件
・持久力&持続力を持っていること


予想
今回のメンバーであれば極端に速くなることは考えづらいので、やはり
レースを通して一定のスピードで進むような淀みない流れが想定できて、
その展開への適性を重視して予想したい。

◎ミヤビランベリ
切れ味を必要としないレースでのパフォーマンスを考えたらここでは
圧倒的な存在で、当然適性に関しては何の問題もない。
この斤量を背負うとそれほどの信頼は置けないが、それ以上にこの舞台で
崩れるイメージの方が湧かない。

○ホッコーパドゥシャ
圧勝した前々走は道中が緩む展開でここに直接つながる内容ではなく、
むしろ何もできなかった前走の方が自身淀みないラップを刻んでいて
十分ここでも好走できるくらいの内容だった。
どちらにしても前々走の方が評価されて人気しているので妙味はないが…。

▲ナイアガラ
前走はマイルではあるものの、レースを通してある程度速いスピードを
持続させており、単純にここへの適性はかなり高そう。
もう少し長い距離でも走れる馬なのでおそらく持久力も問題なく、
今回はかなり面白い存在になりそう。

注イケトップガン
単純に上がりの性能はかなり高いし、道中~ラストの持続力もまずまずの
ものを持っている。
問題は前半のスピードへの対応だが、そこを何とかごまかしつつ、先頭から
あまり離されない位置で進められたら、最後に突っ込んでくる可能性は十分。

△ミストラルクルーズ
昨年のこの舞台で好走していて、その時のパフォーマンスからも
レースを通しての持続力を持っているのは確実。
しかし以前に比べて最近はこの馬自身の前半が少し遅くなっていて、
今回もその程度で前半を進めると(切れがあるわけではないので)
単純に周ってくるだけにもなりかねない。
したがって着順は柴田善Jの取るポジションによるところが大きい。

△アルコセニョーラ
道中~ラストの持続力はかなり持っていて(福島では何度も好走しているの
だから当然だが)ここへの適性は高い。
そうなるとあとは絶対値の問題となるが、同型の牡馬相手だとさすがに
それ程の信頼感はなくなる。

△レオマイスター
単純に前走のパフォーマンスでは(前半の遅さ故に)ここでは足りないが、
この舞台への適性そのものは見せているのでまずまずの着に顔を出すことは
あり得る。



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