2013年3月10日日曜日

中山牝馬S展望 2013


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2012 12.8-11.4-11.9-12.7-12.7-12.8-12.0-11.8-12.5
2011 12.1-10.6-11.5-11.6-12.1-11.8-11.2-12.1-12.4 注:阪神開催
2010 12.3-11.2-11.5-11.7-11.9-12.3-12.5-11.8-12.4
2009 12.4-11.4-12.1-12.2-12.4-12.5-12.1-11.5-12.5
2008 12.2-11.6-12.4-12.3-12.3-11.8-11.8-11.5-12.5
2007 12.7-11.7-12.6-12.0-11.8-12.2-12.2-12.2-12.8
2006 12.4-11.4-12.1-12.0-12.2-12.5-11.8-11.8-11.6
2005 12.7-12.3-12.7-12.5-12.1-12.2-11.8-11.5-11.9
2004 12.2-11.2-11.8-11.6-11.5-12.2-12.0-11.5-12.1
2003 12.4-11.3-11.7-11.7-11.5-11.9-11.9-12.2-12.1

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.46-11.50-12.09-12.08-12.04-12.27-12.01-11.76-12.27
1.48.47




傾向(過去記事の一部修正)
過去の平均ラップタイムを見れば、前半ミドルペースくらいで、勝負所では一応
加速を示すものの、水準としては道中~上がりでほとんど一定に近いスピードを
刻むような展開。

とにかくここの特徴は、ラップの緩急の幅が極端に狭いことで、何はともあれ
持続力が問われる…というレースになっている。

近年は多少道中が落ち着く傾向も見られるのだが、好走馬の顔ぶれを見る限り、
やはり基本はスピードに耐えられて、長い脚を使える…という要素を備えた馬が
中心になることは間違いない。


好走する条件
・持続力があること


予想

◎クイーンリヴィエラ
前走は3番手ポツンという位置取りから、道中気楽に進められた部分もあるとは
思うが、内容的にはかなりの持続力を示した格好。
その時のパフォーマンスを今回のメンバーの中で単純に比較すれば、裏付け的に
上の扱いになるし、その馬が斤量50kgならば、本命に推さない理由がない。

○オメガハートランド
上がりの速いレースでは浮上し切れないことも多いが、持続型の展開を伸び切る
…という部分はしっかり見せていて、ここは十分に嵌りそうな条件。
"捌き"という部分で常にリスクのある馬なので、着順は展開や運に左右されると
思うが、とりあえず確実に浮上はしてきそう。

▲フェータルローズ
前走&前々走の比較でもそうだが、経歴からは上がりに限界があって、ある程度
締まった展開でこそという馬。
裏付け的には、実績上位の馬に対してどこまで…という部分もあるが、この斤量
ならば、互角に近い内容を示しても不思議ではなさそう。注目したい。

注アカンサス
基本的には持続力を活かせるフラットな展開でこそ…というタイプで、この舞台
ならば、浮上してくるイメージが十分に湧く。
昨年は緩急のついた展開で中途半端な着順に終わったが、本来のここの展開で
あれば、その時からの前進はあっていいはず。

△オールザットジャズ
基本的には、スピードに寄った展開よりも、道中長くゆったりと進めて、持久力
&決め手を発揮したいタイプ。
昨年のように道中が落ち着いた展開になれば、実力的に普通に勝ち負け近くまで
浮上する可能性もあるが、フラットな展開になった場合の不安は正直ある。

△ダイワズーム
持続力は一応示しているし、適性的にはこの舞台に嵌る可能性は十分あるはず。
ただし最軽量を背負う立場だった前走とは違い、極めて平均的な斤量を背負う
今回は、実力でも適性でもあと1つ主張し切れない印象で、結局中途半端な着に
終わりそうなイメージになってしまう…。


☆フミノイマージン
地力では当然上の存在で、持続力という部分でもこの舞台に嵌る可能性は高い。
それでも今回はかなり斤量を背負う立場で、休み明けの状態も微妙…というので
あれば、ここは少し静観したい気持ちにはなる。

☆アイスフォーリス
一定の持続力は示している馬ではあるが、イメージ的にもう少し持久力の要素が
問われる舞台の方が結果を残せそうな雰囲気で、ここはそこそこの着に浮上する
…というところまでの扱い。

☆マイネイサベル
フラットな展開が全くダメという訳ではないが、基本的にはしっかりと決め手を
発揮できる舞台でこそ…というタイプ。
休み明けで、適性ベストでもない条件で、敢えて強く推す理由はない。





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