2013年5月3日金曜日

NHKマイルCの傾向 2013


NHKマイルC過去10年のラップタイム
過去のラップタイムを見てこのレースの傾向を探ってみたい。

2012(カレンブラックヒル:1.34.5)
12.1-11.0-12.0-12.2-12.6-11.6-11.3-11.7

天候:曇 芝:良
上り4F:47.2 3F:34.6
前半4F:47.3
勝ち馬コーナー通過:01-01
勝ち馬上り3F:34.6


2011(グランプリボス:1.32.2)
11.9-10.7-11.3-11.8-11.9-11.3-11.4-11.9

天候:晴 芝:良
上り4F:46.5 3F:34.6
前半4F:45.7
勝ち馬コーナー通過:06-05
勝ち馬上り3F:34.0


2010(ダノンシャンティ:1.31.4)
12.1-10.4-10.9-11.4-11.5-11.5-11.6-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:35.1
前半4F:44.8
勝ち馬コーナー通過:16-16
勝ち馬上り3F:33.5


2009(ジョーカプチーノ:1.32.4)
12.2-10.8-11.3-11.2-11.7-11.5-11.7-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:46.9 3F:35.2
前半4F:45.5
勝ち馬コーナー通過:02-02
勝ち馬上り3F:34.7


2008(ディープスカイ:1.34.2)
12.2-11.0-11.4-12.1-12.5-11.7-11.2-12.1

天候:曇 芝:稍重
上り4F:47.5 3F:35.0
前半4F:46.7
勝ち馬コーナー通過:16-11
勝ち馬上り3F:33.9


2007(ピンクカメオ:1.34.3)
12.1-10.5-11.6-12.0-12.3-11.5-11.7-12.6

天候:雨 芝:稍重
上り4F:48.1 3F:35.8
前半4F:46.2
勝ち馬コーナー通過:13-14
勝ち馬上り3F:34.9


2006(ロジック:1.33.2)
12.1-10.8-11.3-11.5-11.8-11.7-11.5-12.5

天候:雨 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.7
前半4F:45.7
勝ち馬コーナー通過:11-10
勝ち馬上り3F:35.0


2005(ラインクラフト:1.33.6)
12.5-11.0-12.0-11.9-12.0-11.3-11.3-11.6

天候:曇 芝:良
上り4F:46.2 3F:34.2
前半4F:47.4
勝ち馬コーナー通過:04-04
勝ち馬上り3F:33.6


2004(キングカメハメハ:1.32.5)
12.1-10.7-11.1-11.7-12.2-11.6-11.7-11.4

天候:雨 芝:良
上り4F:46.9 3F:34.7
前半4F:45.6
勝ち馬コーナー通過:09-09
勝ち馬上り3F:34.0


2003(ウインクリューガー:1.34.2)
12.0-10.9-11.2-11.7-12.0-11.6-12.1-12.7

天候:小雨 芝:良
上り4F:48.4 3F:36.4
前半4F:45.8
勝ち馬コーナー通過:02-02
勝ち馬上り3F:35.9


過去10年の平均ラップタイム
12.13-10.78-11.41-11.75-12.05-11.53-11.55-12.05
1.33.25




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半がかなり速くなっていて、その後の道中では一旦
落ち着く形にはなっているものの、ラスト3Fからはすぐにペースアップして、
そのまま速いスピードを維持しつつ、最後が少し落ちる形。

このレースの特徴は、多くの年で前傾の展開になっているように、前半が速く、
しかも4F目までなかなかスピードが落ちない…という部分で、そうなれば当然、
勝負所までしっかりと余力を残すための、持久力が試されることになる。

そして勝負所では(改修後の東京コース共通の)"仕掛けの早さ"という特徴が
あるので、多少の切れはやはり必要だが、それ以上に最後まで伸び切るための
持続力を持っていることが重要になる。

脚質的には、好位から押し切ったケースもあるのだが、それでも"速い前半"と
"長い脚が必要な上がり"という、ごまかしの効かない展開なだけに、基本的には
差し馬有利だと考えて良さそう。


好走の条件
・持久力&持続力(&切れ)を持っていること






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