2017年10月14日土曜日

府中牝馬S展望(ラップ傾向&予想)2017



過去のラップタイム


2016 12.7-11.0-12.1-12.7-12.1-12.1-11.4-11.1-11.4
2015 12.5-11.4-11.4-12.0-11.9-12.0-11.5-11.6-12.0
2014 12.7-11.1-11.2-12.0-12.2-12.3-11.3-11.3-11.6
2013 13.1-12.0-12.8-13.1-12.8-12.2-10.8-10.7-11.3
2012 12.6-11.2-11.7-12.1-12.1-11.8-11.3-11.2-11.5
2011 12.6-11.2-11.6-12.3-12.4-12.1-11.3-11.5-11.8
2010 12.4-11.3-11.9-12.5-12.7-11.6-11.0-10.9-12.1
2009 12.6-10.8-11.2-11.6-11.9-11.9-11.2-11.5-11.9
2008 12.6-10.8-11.4-12.3-12.1-12.3-11.3-11.2-11.5
2007 12.8-10.9-11.4-12.2-12.0-11.8-11.2-11.2-11.9

過去10年の平均ラップタイム
12.66-11.17-11.67-12.28-12.22-12.01-11.23-11.22-11.70
1.46.16




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいで流れ、道中は極端ではない
ものの一旦落ち着く展開で、勝負所でしっかり加速する形の上がり勝負になる。

この舞台らしく、まずはしっかりした切れを発揮できることがここでは重要で、
適性面での基準は当然その部分に置いておきたいところ。

ただし、開催2週目の速い馬場で行われるため、(実質的な厳しさはなくても)
絶対的な水準はそこまで低くならないので、そのペースに"楽に"乗れるような、
軽いスピードを持ち合わせている必要はある。

その意味で、持続力など、ある程度マイラー的な資質を備えているタイプの方が
信頼は出来そうなイメージ。


好走する条件
・切れ&スピードへの対応力が必要



予想


◎クロコスミア
前走は、逃げて淀みのない展開を演出しての完勝で、前々走も、内の馬有利な
中で、行き切らず中途半端に外目を回す競馬だったので、4着はむしろ立派。
それらの内容から一定の地力は認められるし、切れという方向でもローズSで
2着した時の高いパフォーマンスがあり、その合わせ技でここの展開も十分
こなせて良さそう。
今の馬場で前の馬?というのはあるが、期待したい気持ちの方が大きい。

○クイーンズリング
昨年の勝ち馬。ここの、前半ある程度スピードに乗りつつ→上がりをまとめる
という脚の使い方は当然出来る。
香港帰りの阪神牝馬Sはコケたが、前走のG1では一応巻き返してきた。
そこから休みを挟んで、もう1度しっかり立て直されているとすれば、ここは
やはり有力な存在ということになるはず。

▲アスカビレン
昨年ここでは4着。基本的には1800m…という印象の馬。
前走&前々走に関しては、あと1つ足りない結果には終わっているのだが、
道中~上がりのパフォーマンスとしては十分高いものを示している。
それらのマイル重賞クラスの展開を経験してきたことで、スピードへの対応
という部分で、昨年からの前進を示す可能性はあっても良さそう。

注デンコウアンジュ
まず前走に関しては、早い段階で脚を使い切るような展開で、直線はみんな
同じ脚になってしまったようなレース。そこでの負けは気にする必要はない。
前半からスピードに乗れる馬ではないが、直長1800mではローズSでの高い
パフォーマンスがあるし、速い上がりの中で1枚上の決め手も発揮できる。
多少馬場が渋っても歓迎だろうし、可能性としては十分あっていい。

△△ヴィブロス
普通に考えて、格上と言っていいところまで登り詰めている馬なので、当然
扱いとしては上位評価になる。
ただし、前半からスピードに乗るという意味では、イメージがズレる部分が
あるので、感覚的に勝ち切る想定にはどうしてもできない。
同じルメールJだが、昨年のマジックタイムのような競馬が出来るかどうか。

△アドマイヤリード
前走は、内を通った馬が有利なレースで、詰め切れてはいないものの、最後は
外から一応しっかりと浮上しており、1つの格を感じさせる内容だった。
基本的に前半をゆったりと進めるタイプだけに、ここにピッタリという訳では
ないが、今年の充実ぶりから、やはり軽視はできない存在。
まとめて交わすところまでは難しいとしても、相手候補には当然考えたい。

△トーセンビクトリー
阪神1800mのような舞台で何度も高いパフォーマンスを発揮している馬で、
方向性として、ここは悪くないはず。
上がりの脚という点では限界がありそうなタイプなので、イメージ的には、
最後の部分がもう少しだけ落ち込んで欲しい気はするが、とりあえず浮上の
可能性は十分あっていいはず。




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