2017年10月9日月曜日

京都大賞典展望(ラップ傾向&予想)2017



過去のラップタイム


2016 12.7-11.5-12.0-13.0-12.8-12.2-12.7-13.0-11.9-11.1-11.1-11.5
2015 12.8-11.0-11.5-12.6-12.6-12.5-12.8-12.9-11.9-11.1-10.9-11.0
2014 12.6-12.2-11.5-12.0-12.4-11.9-12.0-12.5-12.0-11.7-11.6-11.8
2013 12.9-11.6-11.6-12.7-12.6-12.4-11.7-11.4-11.1-11.6-11.3-12.0
2012 12.6-11.0-11.2-12.5-12.2-11.7-12.3-12.5-12.1-11.4-11.6-12.3
2011 12.8-11.0-11.8-12.7-12.6-12.3-12.8-12.5-11.8-11.1-11.4-11.3
2010 12.6-10.5-11.0-11.6-12.0-12.0-12.7-13.2-12.6-11.9-12.9-12.0
2009 12.7-10.9-11.0-12.2-12.3-12.1-12.1-12.0-11.9-12.3-12.8-12.0
2008 12.9-10.7-11.7-13.2-13.3-13.1-12.8-12.6-12.1-11.5-11.4-11.6
2007 13.1-11.5-11.7-12.6-12.5-12.4-12.7-12.7-11.6-11.4-11.1-11.5

過去10年の平均ラップタイム
12.77-11.19-11.50-12.51-12.53-12.26-12.46-12.53-11.90-11.51-11.61-11.70
2.24.47




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、スタート直後は少し速いくらいの流れで入って、道中は
一旦一定のペースに落ち着いて、3コーナーの下り坂からレースが動く形。

前半で極端に引っ張られて→上がりが止まったケースもあるが、ここは基本的に
上がりが速く、最後までラップがあまり落ちない展開になることが多い。

そうなれば、しっかりした決め手を発揮できるタイプ…と考えたくなるのだが、
実際には道中が極端に緩む訳でもないし、むしろ速い上がりを使うために、前半
~道中で如何に無駄な脚を使わずに走れるか?が重要で、結局は持久力の高さが
問われることになる。

またこのコースだけに、上がりの仕掛けはやはり早くなりやすく、当然末脚の
持続力が必要で、脚質的にも、先行馬は最初の直線で脚を使っている…という点
から、基本的には差し馬有利…と言えそう。


好走の条件
・一定の持久力&末脚の持続力を持っていること



予想


◎スマートレイアー
極端に締まった展開の中で、自身も早い段階からかなり脚を使って5着した
香港ヴァーズや、前が飛ばしてある程度引っ張られる流れの中で、最後まで
ジワジワ伸びて2着した京都記念の内容を考えれば、地力では普通に上位に
扱える存在。
前走に関しても、基本的に内でじっくり進めた馬が有利なレースで、外からの
正攻法で2着は、全く悪くない。
純粋な持久力という部分ではさすがに牡馬には負けるだろうが、その分、相手
には長距離寄りのタイプが多いので、最後までラップが落ちないこのレースで
あれば、(マイル~)中距離的な資質の差で、十分勝負出来ても良さそう。

○サウンズオブアース
ここでは一昨年2着、昨年4着。実力&適性ともに当然上位。
前走は、展開的に恵まれた方の中団インからじっくり…という競馬ではあった
のだが、久々の2000m戦で、スタート直後はある程度積極的に入りつつ脚を
使っていたので、スピード持続力という点で一定の評価はできる。
勝負所での細かい動きが出来ないタイプだが、京都外回りという舞台で、捌け
ないという自体もそうはないだろうし、今回もそれなりにポジションを取りに
行く内容であれば、自然と上位には残りそうな雰囲気。

▲シュヴァルグラン
宝塚記念は、いきなりの逃げだったが、パフォーマンス的には、前半で脚を
使いつつ、道中も高い水準で進めて→直線失速…という、昨年とほとんど同じ
負け方。基本前半が速いレースでポジションを上げる感覚がまずは謎。
それは度外視するとして、実力的に当然ここでは有力だが、過去の勝ち馬には
基本的に1800~2000mの重賞実績があるタイプが多く、今回に限っては、
(中距離に特化した)スピードの部分に死角があるのかも…。
乗り替わりは正直魅力だが、扱いは少しだけ自重したい。

注ミッキーロケット
日経新春杯の内容から、持久力という点では当然上位扱いになるし、持続力が
問われる展開にもある程度は対応できるはず。
それでも、立ち遅れた京都記念はともかくとしても、中距離に特化した内容の
大阪杯&宝塚記念を見る限り、(分類上は)基本的には切れ方向の馬。
格下相手なら問題なくても、自身と同等以上の馬がいるレースでは、その点の
差が出るかもしれない。
4歳秋を迎えた馬を軽視はできないが、ここは相手候補までに止めたい。

△フェイムゲーム
天皇賞2着の内容を持ち出せば当然、持久力&持続力では上位扱いになるし、
前走のパフォーマンスもしっかり高いものを示している。
それなりの水準で流れて一定の地力が問われれば、普通に浮上はして来そう。
ただし、他も止まらない中で主張出来る…というタイプではないので、ここの
ある程度スピードが重視される条件では、勝ち負けのイメージにはならない。
馬場も東京ほどに差しが決まる訳ではないし、ここは複勝~掲示板圏内争い
までという感覚。




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