2017年12月6日水曜日

チャンピオンズC回顧(ラップ分析)2017



レース総括
■まずまずの入り方から、道中しっかり緩んで→上がりの速い展開
■切れ(&一定の持久力が問われた)


チャンピオンズC結果


ゴールドドリーム1.50.1 35.2 09-10-11-11
テイエムジンソク1.50.1 36.1 02-02-02-02
コパノリッキー1.50.2 36.3 01-01-01-01
ケイティブレイブ1.50.4 36.2 03-03-03-03
アウォーディー1.50.5 36.1 06-07-06-06
ミツバ1.50.5 35.6 12-12-11-11

天候:晴 ダート:良
上り4F:48.5 3F:36.2
前半1000m:61.6
12.8-10.9-12.5-12.7-12.7-12.3-12.0-11.8-12.4




レースラップ分析&雑感


ラップタイムを見ると、前半はまずまず速い入り方をしたが、道中はしっかり
落ち着いた展開。その後勝負所~直線で徐々に加速しつつ、上がりはかなり
速い形になった。

今回の特徴は、やはり過去3年と比べて2枚も3枚も低い水準で流れた道中。
もちろんスタート直後はそれなりに流れていたので、一定の持久力は問われて
いるものの、溜め→切れというリズムへの対応力が重要になった。

脚質的には、この展開なので、基本的にはやはり前有利だと言えて、実際に
好位の3頭が残っている訳だが、その中で1頭、勝ち馬だけが展開への高い
適性と決め手を発揮して交わし切った格好。

今回個人的に最も印象深かったのは、中枠発走の勝ち馬が、スタート直後に
内に切り込んだ一方で、黒い帽子2頭が始めから外を目指す意思を見せて、
両者の動線が交差した場面。

(馬の性質など)それぞれの事情はあるとは思うが、展開に関わらず外を回す
形の差しはとにかく決まらないレースだけに、内の2頭の鞍上は(大げさに
言えば)最初から勝利の権利を放棄したようにも映った。

それとは対照的に、勝つためのポジションを取りに行ったのがムーアJ。
馬の力も当然あるが、意識の違いによる影響を大きく感じた一戦だった。


各馬について


出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ゴールドドリーム
まずは溜め→切れという展開に対しては、脚の使い方的にフェブラリーSと
ほとんど同じ形でもあるし、元々得意中の得意というタイプ。
当然適性的にはまった部分も大きいが、それでも最後は好位の馬が粘る中で、
差のある所からしっかりと伸び切っての勝利。その決め脚は相当なもの。
レース全体の内容としては、上記の通りスタート直後に内に入れて、道中は
じっくりと進めつつ、コーナーもロスなく回して→直線だけ中~外寄りに持ち
出す完璧な立ち回り。
(昨年の再現を狙ったかのような)サウンドトゥルーが通りたかった軌道を、
この馬が先取りしたイメージで、今回に関してはやはり鞍上の腕も大きい。
この先に関しては、フェブラリーSは当然問題ないが、道中がもっと締まった
展開に対して、どこまで対応できるか?が課題。そこは慎重な扱いをしたい。

テイエムジンソク
好位から最後何とか逃げ馬を交わしつつも、勝ち馬の豪脚に屈した形。
展開的にはやはり恵まれた立場ではあったが、一応前半はしっかり脚を使った
格好ではあったし、実際にG1で勝ち負けしたという事実はやはり重要。
(そのレベルでの)一定の地力は当然認めていいはず。
ただし、今回の展開でも押し通せなかった点から、溜めてそこまで味が出ない
…というのは、この先に向けての1つの課題にはなりそうで、基本的には地の
強さで捻じ伏せられるような条件でこそ…かも。(少なくとも現状では)
その部分はしっかり意識しておきたい。

ミツバ
スタートから外に向かい、勝負所も大外を回しつつ→最後一応しっかり浮上。
砂を被るのがダメ…という噂も聞こえてくるので仕方ないのかも知れないが、
今回はやはり難しい競馬に"してしまった"…という印象が強い。
ただし、それでも6着まで浮上しているのは、今の力の証明にはなっている。
そして、前走で示した地力と、今回示した脚を合わせて考えると、もし次走
東京大賞典への出走が叶うようなら、適性的にピッタリはまっていいのかも。
とりあえず年末、出馬表に大注目したい。


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