2017年12月15日金曜日

ターコイズS展望(ラップ傾向&予想)2017



過去のラップタイム


2016 12.4-10.8-11.4-11.8-11.9-11.7-11.9-11.7
2015 12.6-11.2-12.1-12.5-12.7-12.0-11.1-11.5

~OP時代~
2014 12.6-11.3-11.5-11.6-11.7-11.8-11.2-12.0
2013 12.5-10.8-11.2-11.5-11.6-12.0-11.9-12.1
2012 12.2-11.2-11.7-11.7-11.7-11.6-11.5-11.8
2011 11.9-11.3-11.5-11.8-11.6-11.6-11.5-12.4
2010 12.6-11.5-11.8-12.3-12.1-11.3-10.8-11.3
2009 12.3-11.2-11.4-11.4-11.4-11.5-11.5-12.3
2008 12.4-11.4-11.8-12.0-12.3-12.2-10.9-11.7
2007 12.4-11.1-11.6-11.8-11.7-11.7-11.2-11.9

過去10年の平均ラップタイム
12.39-11.18-11.60-11.84-11.87-11.74-11.35-11.87
1.33.84




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半ミドルペースで流れて、レース全体としては極端な
変化はつかないものの、道中は一旦落ち着く格好から、勝負所で一応しっかりと
加速しつつ→最後まである程度のスピードを保ってゴールを迎える…という形。

ここの特徴は、(本来向こう正面の下り坂によって締まりやすいはずの)道中が
比較的落ち着いたペースで進む…ということで、普段の中山1600mのイメージを
そのまま当てはめて考えると危険。

もちろん緩むという程ではないので、一定の持続力はやはり問われるのだが、
適性的には、上がりにもしっかり対応できるだけの切れが必要になり、それらを
バランス良く備えたタイプが中心にはなりそう。

リズムとしても、ラップの形からは、1600mというよりも1800mに近いことも
あって、どちらかと言えば距離短縮組の方がここには合っていそうで、スピード
&粘りというマイル(or短距離)タイプの扱いには注意しておきたい。


好走の条件
・切れ&持続力をバランス良く備えていること



予想


◎リエノテソーロ
NHKマイルCは、前後半ほぼイーブンで、展開としても極端には緩まない
ものの、少しメリハリがついた形で、リズムとしてここにかなり近い。
そこで2着というのは、大きな裏付けには当然なる。
前走がもう少し出来ていれば…というのはあるが、その時は内を回って来た
馬が有利になり、この馬は外々を回ってなし崩し的に脚を使った格好。
(同じく外々を回していたディバインコードは先週の重賞級OPでも好走)
距離延長の組だが、今回いい枠を引いて、人気は甘い。ここは推したい。

○エテルナミノル
昨年ここでは7着だが、その時はペースが速く、前には厳しい展開だったし、
コンマ5秒差ならむしろ良く粘っているくらい。
垂水Sなどでは、ある程度高い水準から→しっかりと決め手を発揮することが
出来ているし、脚の使い方的には、本来ここにはまってもいいはず。
好内容だった2走前の和田Jに戻ることもプラスだし、十分期待できそう。

▲オートクレール
前々走は、(馬場を考えると)前半でかなり脚を使う形から、溜め→切れを
発揮しての完勝。天皇賞当日の極端な道悪なのでそれだけだと微妙になるが、
同舞台・春興Sでも高いパフォーマンスを示していて、リズムとしてもここの
展開に十分はまって良さそうなイメージ。
今回内枠を引いて、ロスのない競馬が出来そうだし、残る可能性は考えたい。

注ラビットラン
この舞台では、何だかんだ一定の持続力は必要なので、切れ方向に特化して
いるイメージのこの馬にとっては、適性的にベストとはいかない。
それでも、一応溜めが入ることが多いこのレースの展開を考えると、道中が
極端に締まった秋華賞よりもマシにはなるのかも。
となれば、やはり地力で何とかしてしまう…ということは十分あり得る。

△フロンテアクイーン
基本的には持続力というタイプだが、近走は上がり勝負にもしっかりと対応。
元々示している地力を考えれば、やはり怖い存在。
ただし経歴的には、前半を完全に受け流した上での決め手や、ハイペースに
付き合って→上がり不問という中で地力を示した形ばかり。その中間がない。
要は前傾or後傾に関わらず一本調子。⇒リズムは少しズレるのかも。

☆ディープジュエリー
前走は上がり勝負ではあるものの差し馬が優勢になったレース。その中で好位
から粘り込んだ格好で、ここで前進する可能性はあっても良さそう。
地力でどこまで?という部分があり、今回外枠に入った厳しさも当然あるが、
その分斤量は51kg。一応頭の片隅には置いておきたい1頭。




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