2017年12月13日水曜日

阪神JF回顧(ラップ分析)2017



レース総括
■前半~道中が平均弱の流れからの→直線勝負
■切れが問われた


阪神JF結果


ラッキーライラック1.34.3 33.7 08-08
リリーノーブル1.34.4 33.9 06-05
マウレア1.34.5 33.9 08-08
トーセンブレス1.34.9 33.7 13-15
モルトアレグロ1.35.0 34.1 10-10
ラテュロス1.35.2 35.0 03-04

天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.4
前半4F:47.7
12.4-11.3-11.6-12.4-12.2-11.9-11.0-11.5




レースラップ分析&雑感


ラップタイムを見ると、前半~道中は常に平均を下回る流れで進み、勝負所の
仕掛けもじっくりで→直線に向いてから大きく加速…という展開。

今回の特徴は、行く馬があっさり決まったことで、2F目が過去最も遅くなり、
全体としても過去2~3番目のゆったりしたペースになったことが1つ。
そして、それとは逆に上がり3Fは過去最速ということが1つ。
ラップの形としてはほぼ直線勝負で、当然適性的には切れが問われた。

しかし、この展開&例年よりも馬場が速い状態にも関わらず、脚質的には前が
潰れて→中団辺りに控えた馬が浮上。
この結果をどう捉えるか?というのが今回のポイント。

まず今回は、過去最速の上がりで、決め手が重要になったことは間違いない。
そして(桜花賞になればまた違ってくるのだが)2歳の時点でしっかりとした
決め手を発揮するには、前半で脚を使わないことが本当に重要。
(自分のデータ上、それを克服したのは過去ウオッカただ1頭しかいない)

今回、全体のペースは落ち着いたものの、3F目だけは唯一平均的な(比較的
速い)流れになっていて、結局はコーディエライト(&ロックディスタウン)
が突っ掛かったことが全て。前数頭はその区間で脚を使ってしまった。

そして、その後の道中をある程度締め付けたのであれば、地力勝負に持ち込み
→粘ることも出来たのかも知れないが、実際には緩めて、尚且つギリギリまで
待つ形を選択。そのことが前の数頭をじっくり眺める立場で、スタート直後に
脚を使わなかった馬の"切れ"を、思う存分発揮させてしまったイメージ。

したがって今回の場合、一応しっかりと抜け出した上位3頭の地力は当然認め
られるのだが、好位から切れ負けした馬、後方から(当然中団よりも早い段階
から脚を使って)直線浮上し切れなかった馬など、それぞれの立場での検証が
必要で、その中には次戦以降で巻き返してくる馬も普通にいそう。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ラッキーライラック
位置取りは少し異なるものの、脚の使い方的には、前走と同じような入り方
から、道中じっくりと進めつつ→決め手を発揮。
(当然パフォーマンスは上げているが)1戦目と2戦目を足して2で割った
ような内容で、それが出来るということは、自在性があることの証明。
やや走りが強引で、これ以上のスピードレースへの対応はまだ未知数だが、
とりあえずこの先も、地力で全く敵わない相手が出てくるまでは、安定した
成績が期待できるのでは。

リリーノーブル
道中は控えた格好だが、好発からスタート直後に少しだけ脚を使っている形
にはなっていて、そこから上がりをしっかりとまとめた強い内容。
とりあえずこれは、シンプルにパフォーマンス更新と考えたい。
血統などから言ってもパワー寄りのタイプには思えるし、今年の馬場では損を
した方の立場かも知れないので、それできっちり勝ち負けならば、この先の
期待は当然高くなる。注目していきたい存在。

マウレア
ペースが緩かったとは言っても、これまでの2戦とはさすがに水準が違うし、
とりあえず1つの裏付けにはなった。
中団のインから→勝負所で徐々に外に持ち出す形で、直線までは完璧な挙動
だったが、直線は上位の2頭の狭間でややスムーズさを欠いた。
両者を相殺して、これが現状の実力そのものくらいの扱いで良さそう。
姉のアユサンと比べるとまだ少し薄い馬体。成長次第では。

トーセンブレス
後方から、直線上位3頭との差はなかなか詰まらないが、一応浮上。
好位を除いて中団以降の馬の中では、シンプルに切れ勝負と考えていいので、
当然比較的前の馬が有利。この馬の位置取りからの4着は評価できる。
ただし走法的に、少し細かい脚使いをするイメージなので、この手の直長の
広いコースでは、効率の部分で分が悪くなるのかも。
強い内容を示したデビュー戦も中山だし、その点は少し注意したい。

ラテュロス
問題の3F目辺りは少し控えた格好なので、評価としては微妙ではあるのだが、
一旦はハナを争う形から、前半で脚を使う立場だったことは間違いない。
その位置取りから、上がりで(例年よりも)速い脚を使う…というのはやはり
難しいと言えるし、良く粘った扱いにはしておきたい。
タイプ的に、スケールの部分でどこまで?というのはあるが、とりあえず次戦
以降での巻き返しには注目しておきたい。


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