2018年2月16日金曜日

京都牝馬S展望(ラップ傾向&予想)2018



過去のラップタイム


2017 12.6-11.6-11.6-12.0-12.0-11.2-11.5
2016 12.4-11.3-11.5-11.7-11.5-12.1-12.4

過去2年のラップタイム



ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

条件が変更されてまだ2回の開催で、昨年は落ち着いた流れから→しっかり
加速する展開、一昨年は前傾の締まった展開と、ほぼ真逆のパターン。

それでも、実際に好走したタイプを見れば、このコースらしく基本はスピード
持続力…という点に変わりはなさそうで、想定としては、両年の平均くらいで
ちょうどいいのでは?という気がする。
(ある程度の水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめる…的な)

したがって、まずはその適性面に重点を置き、尚且つこの時期の荒れ馬場を
こなすための、パワー(地脚の強さ)を兼ね備えている馬を中心に考えたい。


好走の条件
・スピード持続力があること




予想


◎デアレガーロ
前走は、締まった展開の中で、自身も道中~上がりで高いパフォーマンスを
発揮しての勝利。(あくまで計算上だが)ターコイズSなら圧勝している。
スピード面でも、函館のスプリント戦を一応勝っているので、ここの流れにも
対応出来ないことはないだろうし、持続力の方に寄っているイメージからも、
この手の舞台でこそという気はする。
相手はもちろん強いが、ここは積極的に推してみたい。

○ソルヴェイグ
とりあえず前走の"カオス"戦での負けは度外視するとして、地力は当然上位。
昨年は上がり勝負にもしっかり対応して、適性の幅を示した1年だったし、
元々フィリーズレビューを勝っている馬でもある。
⇒水準はもちろんこなすし、上がりをまとめることも出来ていいはず。
相手に注目という意味で2番手評価だが、単純にここは巻き返しに期待。

▲ミスエルテ
デビュー当時の熱狂はどこへ行ったのやら?だが、近2走はここの基準から
言うとかなりのハイレベル。ともに1秒負けという結果だが、枠的にも厳し
かったし、この馬自身のパフォーマンスはどちらも十分高くなっている。
同じような内容を示せるのであれば、当然、相手弱化のここで巻き返してくる
可能性はあるし、しっかりと注目してみたい1頭。

注ワンスインナムーン
昨年ここでは2着。その時の上がり勝負での好走がありつつ、新潟1400mの
ような舞台でも前傾の強い内容が複数あり、スプリンターズSでも自ら持続力
勝負に持ち込んで好走。地力は当然上位だし、展開にも依らないイメージ。
海外で惨敗してからの初戦ということで、状態面はやはり気になるし、評価は
少しだけ控えてはみるが、可能性はしっかりと考えておきたい。

△アリンナ
同舞台の秋明菊賞の内容が秀逸で、その時のパフォーマンスからクラス1つ分
上げるだけでここの基準はクリア。その程度の成長は最低でもしているはず。
時計が掛かる状況にもイメージは合うし、当然注目してみたい存在なのだが、
今回は少し間隔が空いた状態。1度でも叩いていれば…。

△オーヴィレール
この1年は1200mしか出走していないが、元々1400mでもしっかりと結果を
残している馬だし、パフォーマンス的にも豊栄特別の内容ならば、ここでも
十分上位に扱える。
横の比較で結局この程度の評価には落ち着くのだが、一応注目はしたい。

☆ヴゼットジョリー
桜花賞で急に積極策を取って、ソウルスターリングのラビットっぽいことを
してから歯車が狂った感があるのだが、元々は阪神JFやアーリントンCで
トップレベル相手にも一応爪跡を残している馬。地力はある。
この評価は、フットワークが売りで、パワー馬場ではどうか?という部分。

☆エスティタート
昨年ここでは4着。その時はスローだったが、その2走前の鳥羽特別では、
前半かなり高い水準で進めつつ→上がりをまとめてのレコード勝ち。
地力もしっかり示している。
ただしそこからの1年は、パフォーマンス的に少しだけ物足りない。微妙。




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