2019年3月30日土曜日

ダービー卿チャレンジトロフィー展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • ミドルペースから→その後は全く淀みのない展開になる。
  • スピード持続力が問われる。
  • 予想◎ドーヴァー

過去のラップタイム

2018 12.5-10.9-11.6-11.2-11.2-11.3-11.9-11.6
2017 12.8-11.6-11.8-12.0-11.8-11.5-11.6-11.6
2016 12.5-11.3-11.5-11.6-11.4-11.1-11.5-11.9
2015 12.3-11.5-11.8-11.1-11.3-11.6-11.7-10.9
2014 12.6-10.9-11.3-11.3-11.8-12.1-12.1-12.5
2013 12.4-10.7-11.2-11.2-11.8-11.7-11.8-11.8
2012 12.2-11.3-11.9-12.0-11.4-11.6-11.8-11.3
2011 12.7-11.4-11.5-12.0-11.8-11.0-11.0-11.9 阪神開催
2010 12.4-11.8-12.1-12.0-12.0-11.4-11.1-11.5
2009 12.4-11.3-11.5-11.6-11.9-11.5-11.7-11.8

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.46-11.26-11.63-11.56-11.62-11.53-11.69-11.66
1.33.40




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、前半はミドルペースで流れて、道中はこのコースらしく
全く淀みのない展開になり、そのまま最後まで速いスピードを維持する形。

ここの特徴は、基本的に道中が緩まない…という部分で、全体としてフラットな
レース展開になりやすいため、当然のようにスピード持続力が必須となる。

それに加えて近年に関しては、前半のスピードがなかなか上がらない展開が増え
つつあって、(道中のスピードに耐えられることを前提として)しっかりとした
決め手を発揮出来るタイプにも注意を払っておきたいイメージ。


好走する条件
・スピード持続力(&決め手があること)



予想

外の先行勢がどう出るか?というのはあるが、とりあえずマルターズアポジーが
いるので、それなりには流れそう。
⇒今回は(決め手よりも)持続力の方に寄せて考えたい。

◎ドーヴァー
前走は、前半~道中が極端に締まった展開で、位置取り的には恵まれた部分も
あるが、自身としても道中でかなり脚を使いつつ→上がりをまとめての完勝。
キビキビとした脚使いをする馬で、タイプ的にも中山には合っているし、実際に
このコースでは4勝をマーク。周りのレベルは当然上がるが、パフォーマンス&
適性的には十分戦えていい。ここは期待してみたい。

○フィアーノロマーノ
前走は、締まった展開をしっかりと押し通す格好で勝利。内容的には距離延長に
つながるものとは言いづらいが、その地力は認められる。
マイルではフォーチュンCで、道中~上がりという脚の使い方でまずまず高い
パフォーマンスを示しているし、成長分を考えれば届く可能性はありそう。
実績馬が多く、他が結構斤量を背負っているので、55kgは有利には見える。

▲プリモシーン
関屋記念の道中~上がりで示したパフォーマンスは高く、ここでは普通に上位。
前走ターコイズSは、直線少し狭くなり、不利な外寄りを通った内容だったし、
同じような立場だった馬たちが、その後バンバン巻き返している…という事実は
とりあえず怖い。
やや器用さには欠けて、斤量も背負う立場だが、この馬も続くのかも…。

注ロードクエスト
前走の展望で、細かい脚使いになりがちで現状では7Fの方が…というような
ことを書いたが、マイルでも中山だけは別。立ち回りの部分でそれがプラスに
働く可能性は十分にある。
近走も、何だかんだしっかりと好走は出来ていて、状態は悪くないはずだし、
斤量を背負う立場ではあるものの、やはり相手には考えておきたい存在。

△ハクサンルドルフ
前走は、後方から、道中を2000mとは思えない水準で進めて→失速。度外視。
基本的には間に合わないものの、常にしっかりとした脚を使える馬で、他がある
程度止まる展開であれば…というのが条件。その点、このレースならば浮上する
可能性はあって良さそう。スピードに乗るのは難しいが、最後は一発まで。

△ヒーズインラブ
昨年の勝ち馬。その後は馬券圏内にも入れていないのだが、自身としては道中を
まずまずの水準で進めつつ→上がりをまとめられていて、内容は特に悪くない。
今年は当然斤量が増えるし、さすがに連覇は難しいかも知れないが、適性的に
前進が見込める舞台で、ある程度引っ張られれば、浮上も十分あり得る。注目。

△キャプテンペリー
とにかく前走は水準の高いレース。ドーヴァーには決定的な差をつけられた格好
ではあるが、相手を1番に評価するのであれば、この馬も全くのスルー…という
訳にもいかない。
大外枠だが、斤量は1つ軽くなるし、最後に食い込む可能性は一応考えたい。



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