2019年3月9日土曜日

金鯱賞展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • 徐々にペースアップしつつ→勝負所でもう1段加速する展開。
  • 一定の持久力は問われる。
  • 切れ&持続力をバランス良く備えている必要がある。
  • 予想◎アルアイン

過去のラップタイム

2018 13.3-11.9-13.1-12.9-11.8-12.4-12.0-11.4-11.2-11.6
2017 12.6-11.3-12.6-12.2-11.7-11.7-12.0-11.9-11.4-11.8

~12月開催~
2016 12.6-11.0-12.7-12.7-12.5-12.6-11.6-11.3-11.2-11.5
2015 12.4-10.6-12.4-12.0-12.2-12.3-12.0-11.8-11.1-12.0
2014 12.6-11.1-12.0-12.0-12.1-11.6-12.0-11.9-11.6-11.9
2013 12.8-11.0-12.1-11.7-11.7-12.0-12.2-12.2-11.5-12.4
2012 12.9-11.1-13.0-12.7-11.9-11.8-11.8-11.7-11.5-12.0

過去7年の平均ラップタイム
12.74-11.14-12.56-12.31-11.99-12.06-11.94-11.74-11.36-11.89
1.59.73




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいで、道中はそれ程淀みのない
流れの中でも徐々に加速していく展開で、その後4コーナー~直線でもう1段
加速を示しつつ→最後もあまり落ちない形。

ここの特徴は、まずは(前半~)道中の速さで、当然のように一定の持久力は
問われるものとして考えたいところ。

また勝負所では、ある程度しっかりと加速するため、後半長い脚を使う中でも
"変化"に対応する必要がある。
その点で、切れと持続力をバランス良く備えていることは重要になりそう。
(イメージ的には、加速にも対応できる持続タイプあたりが合いそう)


好走の条件
・持久力があること
・切れと持続力をバランス良く備えていること



予想


◎アルアイン
天皇賞や大阪杯で示した(特に道中~上がりの)パフォーマンスを考えれば、
ここでも当然上位扱いになる。
適性的にも、切れと持続力をバランス良く備えたタイプで、この舞台に対しては
十分はまっていいし、元々パワー系なので、雨で渋ったとしてもむしろ歓迎。
(個人的な)データベースを見返すと、この馬には菊花賞&京都記念以外、全て
◎or○を打っており、その割りには勝っていない訳なので、またか…というのが
正直なところだが、恐らくもう深層心理の部分で好きなんだと思う。仕方ない。

○ダノンプレミアム
このレベルのレースに対して、未だに新馬戦のパフォーマンスが裏付けとして
機能する…というのも相当なもの。道中&上がりでそれぞれ1段ずつ上げさえ
すればそれで良く、常識的にその程度は成長で普通にカバーできる。
ダービーに関しては、細かく脚を使える馬に向いた印象のレースで、(その時も
とにかく目立っていた)フットワークの良さが逆に仇になった感もある。
その点、(雨で馬場がどうなるのか?は微妙だが)中京では坂上の惰性の部分で
強さを見せられていいところ。まずはここを見てから…ではあるが、頭まで。

▲ペルシアンナイト
2000mは大阪杯以来だが、単純に2着したその時のパフォーマンスで考えれば、
普通に上位扱いになる。
切れというイメージではさすがにないものの、かと言って持続力だけでもない
…というのがハービンジャー産駒だが、この馬は特にそれを体現している印象。
持続力ベースで、加速にも対応出来る…というところで、ここへの適性も十分
備えているはずだし、好走の可能性は当然考えておきたい。

注リスグラシュー
馬体重の変動が示すように、とにかく昨年見せた成長力は相当なもの。
それによって、以前はあったスケール的な問題もあまり気にならなくなったし、
だとすれば、中京の坂上も特に問題にはならなさそう。
適性的にも、切れと持続力をバランス良く備えている…という表現にはできる
馬なので、ここの展開には対応出来ていいはず。
牡馬勢が揃ったので、評価としては結局この位置だが、可能性は考えたい。

△エアウィンザー
前走チャレンジCは、道中をまずまずの水準で進めつつ→しっかりした決め手を
発揮する形で完勝。当然その力は認められるのだが、それでも昨年の大阪杯上位
と比べて、それらを上回るということには、さすがに現状ではなっていない。
普通に考えて、大量のG1馬と初めて対戦するここは、(特に道中の部分で)
もう1段上の水準を示せるか?という試金石。
(やや細かい)脚の使い方的には恵みの雨という可能性もあるが、相手まで。

△モズカッチャン
京都記念のパフォーマンスなどから、地力ではここでもやはり上位の存在。
有馬記念も、上位に対してはさすがに実力の部分で…という結果ではあったが、
伸びないように感じた最内を進んだ形だったし、内容は特別に悪くはなかった。
ただし適性的には、持続力という部分では良いのだが、この舞台ではそこから
もう1段上げたいところなので、やや切れ負けする可能性はある。
その点で、エアウィンザーを境にして、他のG1馬とは1つ区別しておきたい。



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