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2025年10月4日土曜日

スプリンターズステークス回顧(ラップ分析)2025


まとめ
  • ゆったりとした流れからの→上がり勝負。
  • 切れが問われた。

スプリンターズS結果

ウインカーネリアン1.06.9 33.0 02-02
ジューンブレア1.06.9 33.2 01-01
ナムラクレア1.07.2 32.7 11-09
サトノレーヴ1.07.2 33.0 06-07
ヨシノイースター1.07.3 33.1 06-07
ダノンマッキンリー1.07.3 32.8 11-12
ママコチャ1.07.3 33.2 05-05

天候:晴 芝:良
上り4F:44.2 3F:33.2
前半3F:33.7
12.0-10.7-11.0-11.2-10.6-11.4



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、落ち着いた入り方をしつつ→直線でしっかりと加速して、上がりが速くなった。

とにかくもう、今回の特徴は前半の遅さ。それによってシンプルな切れ勝負になった。

内容としても、全馬が後傾のバランスで走っていて、番手から押し切った馬の上がりが33.0秒だった訳なので、3~4番手でも32秒台が必須という条件。上位は基本内寄りを通っていた馬たちだし、ポジションを取ること&ロスなく進めることが重要になった。

この手の展開になると、見ている側はポカーンとなってしまいがちだが…、今回は騎手。
レース後のインタビューで(直線で抱いていた気持ちが)「勝ちたい」ではなく、「勝たせてあげたい」と言っていた三浦J。それだけでいい。それだけで名レースだった。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ウインカーネリアン
好発→相手についていく…という形で番手から進めて、利害を一致させたように極力圧を掛けず、直線で交わすだけの競馬をしての勝利。最後は少し強引なところもあったが、距離短縮してきた馬らしい上がりのまとめ方だった。
この距離では崩れたことがない…というのは何だかんだ継続しているし、次も(あるとしたら)当然注目しておきたい。

ジューンブレア
少し促しつつハナを取り切って、そこからはマイペースで進めての2着。直線でもひと脚使えていたし、前走で末を伸ばす競馬を経験していたことが活きた雰囲気ではある。
本質としては(アクアマリンSの内容から)最後の踏ん張り…というイメージになるので、来年(ペースが上がっても)改めて…という可能性も十分。しっかり注目していきたい。

ナムラクレア
コーナーは極力ロスなく進めて、直線で徐々に外に持ち出しつつ→最後しっかりと脚を伸ばしての…3着。内容としては、この展開の中で出来ることは全てやった…という完璧な競馬だったし、残念というよりも(春に引き続き)称えたい気持ちになる。
道中~上がりという方向性で、あと少しで勝ち切れず…という馬が、海外未経験。1つの可能性として、次が香港というのはないのだろうか…。動向に注目。

サトノレーヴ
上位は内から2列目まででコーナーを回した馬がほとんど…という中で、この馬自身は3列目から食い込んだ格好(極端なロスはしていないが)。力は示した扱いになる。
とは言え、中山でのパフォーマンスに1つ物足りない部分があることも事実で、(トップレベルでは)器用さの部分で本質的に合っていない雰囲気も感じる。
その点では次戦以降、海外も含めて適鞍での前進に期待しておきたい。




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