2009年2月18日水曜日

きさらぎ賞回顧 2009


レース総括
■前半~道中が緩んで完全な上りの勝負
■切れ味&持続力が問われる流れ
■1頭の名誉挽回のためだけに行われたようなレース


きさらぎ賞結果
リーチザクラウン1.48.935.001-01
リクエストソング1.49.534.909-08
エンブリオ1.49.835.110-09
ベストメンバー1.49.835.605-04
キタサンガイセン1.49.835.704-04
ダノンカモン1.50.035.605-06

天候:晴 芝:良
上り4F:47.2 3F:35.0
前半1000m:61.7
13.0-11.5-11.9-12.7-12.6-12.2-11.8-11.1-12.1

レース詳細
ラップタイムを見ると前半~道中はかなり緩み、その後は京都らしく
徐々に加速していくような、ややロングスパート気味な展開だった。
今回の1番の特徴は、前半が遅かったことで末脚の持続力だけでなく、
勝負所ではかなりの切れ味が問われたということ。

そんな流れの中、メンバー中で最も切れ味のある馬が楽に逃げて、
ピッタリと折り合って道中を進めたのだから、他の馬はどうしようもなく、
この先、この差を埋めるのは相当に困難なことのように思える。

勝ちタイムは平凡に映るが、前日の重からどこまで回復していたのか
分からないような馬場だった訳だし、道中がこのペースでは仕方のない
部分も多く、レースのレベル自体はおそらく信用していい。
とは言え、クラシックまでつながりそうなのは勝ち馬くらいだが…。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

リーチザクラウン
抜群の切れ味を発揮して、上り3Fも最速に近いタイムだし、
この馬の実力を考えたら順当なレースだった。
切れ味が優れているのは分かりきったことだったし、それほど収穫は
ないのだが、まああえて言うならばスローペースでも折り合いが
ついた…ということだろうか。
今回改めて切れ味が優れていることを示し、前走では相当な持久力が
必要な流れを経験した。
となると、次の課題は締まった展開のレースで持ち前の切れ味を発揮
するために、しっかりと道中で脚を溜められるような走りができるか、
といったところだろう。
この馬の切れ味&持続力を考えたら、道中はある程度好位から進めて
切れ味で一気に突き放すようなレースが向いているように思う。
(少しタイプが違うがウオッカ、マツリダゴッホのような)
そのようなレースが出来れば、この馬本来の持久力(地力)次第では
クラシックを獲れる可能性は十分。

リクエストソング
上りは最速を示しているわけだし、ラストまでしっかりと伸びていたが、
ある程度の持続力が問われる流れを後方でしっかりと脚を溜めていたの
だからこのくらいは伸びて当然。
むしろそれでも勝ち馬と上りが0.1秒しか違わないというのはかなり
厳しい結果と言わざるを得ない。
この馬の場合もっと成長して持久力をつけて、もう少し好位からレースを
進められるようになるまでは、なかなか大きいところには手が届かないかも
しれない。

エンブリオ
切れでは劣るために勝負所では離されたが、持続力が問われる舞台だけに
ここまで浮上できた。
ゆったりとした流れで前半に脚を溜められたことが大きいし、最後に他の
馬が止まったところを差してきた他力本願的要素が大きく、この先の
活躍には疑問。
ただし予想する立場から考えると、持続力を持っているタイプの恐さ
というのはこの先も覚えておいて損はない。

ベストメンバー
切れるタイプではないだけにこの展開を半端な好位から進めただけでは
何も出来なくて当然。
もっと自ら展開に圧を掛けていくというようなアクションが欲しかった。
この馬の場合はもっと道中が締まった展開で期待したい。
ただしそのような展開でもある程度の結果を残しているリーチザクラウンには
なかなか敵わないだろうが…。

ダノンカモン
もう少し溜めるような乗り方をしていればもう少し上位に顔を出せても
良かったとは思うが、走っている姿を見てもフラフラした印象を受けるし、
まだまだ馬が幼いように感じる。
成長して持久力がつかなければ話にならない。
(期待できるのはそれから)




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