2009年2月15日日曜日

ダイヤモンドS展望 2009


過去のラップタイムは以下の通り。(改修後)

2008 12.9-12.7-12.5-12.8-11.8-12.4-13.0-14.0
  -13.3-12.5-12.6-12.8-12.4-12.0-11.6-11.5-12.8
2007 12.9-11.6-12.0-12.2-12.6-12.4-12.6-13.4
  -13.0-12.7-12.7-12.5-12.9-12.0-11.1-11.7-12.3
2006 12.8-11.7-12.4-12.5-12.2-12.6-12.0-12.7
  -12.7-12.1-12.5-12.7-12.4-12.4-11.7-12.3-12.6
2005 13.4-12.8-13.1-13.1-13.2-12.3-11.5-12.3
  -12.4-13.3-11.9-12.6-12.7-13.1-11.7-11.6-12.5
2004 13.0-12.2-13.0-13.3-12.8-12.3-12.4-13.0
  -13.0-12.0-11.9-12.4-12.3-12.1-12.0-11.9-12.3

過去5年の平均ラップタイム
13.00-12.20-12.60-12.78-12.52 (13.00-50.10±1.62)
-12.40-12.30-13.08-12.88 (50.66±1.57)
-12.52-12.32-12.60-12.54 (49.98±0.87)
-12.32-11.62-11.80-12.50 (48.24±0.78)
3.31.98

注:( )内は4F毎のラップとその標準偏差(バラつき)




傾向
ラップが多くて(距離長すぎ)↑ゴチャついて申し訳ないが…。

これだけの距離なのでさすがに前半で飛ばすような馬はなく、12.5秒前後の
ゆったりとしたペースで最初の一周りは流れる。
その間は各騎手の思惑やら各馬の気持ち(掛かるとか)が絡んで11F目あたり
までは緩急が激しくなっており、ラップを見てもかなりのバラつきがある。

したがって前半の傾向を知ることなんてほぼ不可能に近いのだが、結局は
スローな流れの中でもしっかりと折り合えることが重要といったところ。

それに対して後半は、正確にはラスト6F~7F、つまり向こう正面の坂あたり
からは、バラつきも少なくなってある程度傾向を計ることができる。

平均したラップを一目見ると、ラスト4F~3Fで一気に加速していることから
相当な切れ味が必要な展開のようだが、実際には3コーナーの下り坂の後は
徐々に加速してような流れとなることが多く、切れ味以上に持続力が問われる。
実際に過去の勝ち馬を見渡せば、持続力に優れたタイプの馬が揃っていることが
その証明である。

またハンデ戦で勝ち負けまでは実力馬でなければ厳しいが、3着あたりには
毎年確実と言っていいほどに軽ハンデ馬が紛れ込んでくるので注意が必要。

好走する条件
・切れ味&持続力をバランス良く持っていること


予想
適性(持続力)を考えて、本来はフローテーション本命は避けようと
考えていたのだが、他に適性面で押せる馬も少なくて、ここはあえて
将来性を見込んでの本命に。

◎フローテーション
長距離への適性はもはや言うまでもなく、切れ味でこの馬に対抗できる馬は
このメンバーにはいない。
それでも持続力には不安があり、勝ち切るかどうかを考えたら現時点では
それほど信用できる馬ではない。
ただし成長して持久力がついていく時期でもあるし、もしここで持続力を
発揮して難なく勝ち切るようなら、この先楽しみな存在になる。

○トウカイエリート
速い脚が使えず、2007年のように全体の上りが35秒台前半の展開では
おそらく何もできなくなる。
しかし今回は前に行きたい馬も多く、ある程度上がりが掛かる流れも
考えられるので、持ち前の持続力が活かせる可能性は高い。
ちなみに前走はその上り35秒台前半の展開で度外視していい。

▲ベンチャーナイン
持続力には少し不安があるが、長距離での切れ味には確かなものがある。
実際にステイヤーズSでも勝負所での加速力は群を抜いていたし、
スピードに乗った直後に4コーナーで前が詰まらなければ3着は堅かった。
しかし得意の切れ味を活かせる展開になったとしても、その場合は確実に
この馬の前にフローテーションがいるだろうから、複勝圏内がいいとこ。

注エーシンダードマン
今までのレースを見る限り、周りの馬に対する相対的な切れ味はあって
ラストまである程度脚を残せている。
それが中距離でもできるのだから距離が伸びたここではもっと活かせるはず。

△ドラゴンファイヤー
今までダートを走っていたのだから(芝の馬と比較すれば)持続力は
あるはずだが、前走でいきなり芝の長距離をある程度こなしてみせた。
ただし斤量が少し見込まれ過ぎな感は否めない。

△スノークラッシャー
ラストまでなかなか止まらない脚があるが、中距離では動き出しが遅く、
少しズブく映った。
距離が伸びることでその点が良い方向へ働くのであれば、軽ハンデでも
あることだし、ある程度やれても不思議でない。

×モンテクリスエス
中距離ならある程度押し切れるパワーがあるが、走る姿を見ても
この距離ではラストが止まりそうな雰囲気が漂う。

×ウォーゲーム
スピードがあってある程度の持続力も備えているが、この距離で
ラストまで粘り込めるかどうかには多少の疑問がある。





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