2009年4月5日日曜日

ダービー卿CT展望 2009


過去のラップタイムは以下の通り。

2008 12.7-12.0-11.3-11.8-11.8-11.6-11.3-11.7
2007 12.6-11.3-11.1-11.2-11.5-11.6-11.7-12.1
2006 12.7-11.3-11.1-11.4-11.6-11.5-11.4-11.4
2005 12.6-10.8-11.5-11.5-11.4-11.5-11.3-11.7
2004 12.4-10.8-11.0-11.0-11.7-11.7-12.3-12.5
2003 12.6-10.8-11.4-11.4-11.5-11.7-12.1-12.4
2002 12.2-11.5-10.7-11.1-11.6-11.5-11.9-11.9
2001 12.7-12.0-11.3-11.6-12.0-12.3-11.6-11.7
2000 12.6-11.1-11.4-11.3-11.5-11.6-11.7-11.8
1999 12.6-11.3-11.5-11.3-11.5-11.6-11.5-12.1

過去10年の平均ラップタイム
12.57-11.29-11.23-11.36-11.61-11.66-11.68-11.93
1.33.33




傾向
ラップタイムを見れば、前後半がほぼイーブンとなり、スタートからゴールまで
あまり緩急のない中山マイルらしい一貫した流れとなっている。

このような展開ではレース全体を通した持続力が必要となり、持久力が弱く道中で
息を入れたいような馬では勝負所まで十分に余力を残せない事態も考えられる。
またレースはある程度のスピードを維持したままゴールを向かえるために、
瞬間的な切れを使うようなタイプでは見せ場は作れても直線以外に伸びないという
結果に終わる可能性が高い。

これだけ長い間スピードを維持する流れでは逃げ、先行馬にはどうしても厳しく
なることが予想され、脚質的には前半で少しでも楽ができる差し馬有利だと言える。
ただし逆に道中が厳しい流れを先行してそのまま押し切る(好走する)ような馬が
いたとしたら、その実力は素直に認めて良く、この先の活躍に期待するというのも
1つの手だと言える。

好走の条件
・高い持続力を持っていること

危険な馬
・持久力&持続力が低い馬


予想
厳しい道中を真正面から受けて立てる持久力とそこからしっかりと上がりを
まとめる力の両方を備えた馬はメンバー中にいない。
したがってここはある程度見守る方が懸命ではあるのだが、一応狙ってみる
価値があるのは、速い前半を先行してラストまでまずまず脚を残せた経験を
持つ馬と、前半を控えても道中~上がりで長い脚を使った経験を持つ馬。

◎ショウワモダン
終いの脚はあまり期待できないが、道中をマイペースで進められたら
粘り強く一貫したスピードを保てる。
内枠を活かして経済コースを回ってこればここでも期待していい。

○キャプテンベガ
ここの流れでは前半はかなり控えないと厳しいだろうが、そこを無理なく
追走できれば道中~上がりの持続力勝負には対応可能。
鞍上も勝負所まであまり動きを見せない吉田豊に戻ったことは好材料。

▲レッツゴーキリシマ
ここ2走で厳しい流れをある程度積極的に進めて好走していて、ここの
締まった流れにも戸惑うようなことはおそらくない。
外枠から良いポジションを取れるかは問題だが、上手く好位につけられたら
そのままなだれ込む可能性は高い。

注マヤノツルギ
持続力は高くここには合っている存在。
さすがに前走ほど楽な展開にはならないだろうが、道中をマイペースで
進められたらある程度残れても不思議ではない。

△マイネルファルケ
今回もおそらく積極的にハナに立とうとするのだろうが、前走ではある程度
速く前半を進めても、道中~上がりでもそのまま一定のスピードを保って
ゴールまで駆け抜けた。
ここでは地力の面で少し劣るものの、斤量では楽になるためにラストの
脚の足りない部分を補えないものかと。

×トウショウヴォイス
前半はどうしても後方からということになってしまいそうだが、道中~
上がりではかなり持続する脚が使える。
ただし前が崩れるような展開でなければ上位までは厳しいかもしれないが…。




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