2009年4月29日水曜日

フローラS回顧 2009


レース総括
■前半が多少速く、例年よりも持久力の問われる流れ
■地力の高い馬が押し出されて上位を占めた形


フローラS結果
ディアジーナ2.02.235.804-03-03
ワイドサファイア2.02.535.809-08-07
ハシッテホシーノ2.02.535.906-06-05
アイアムネオ2.02.736.105-05-05
エオリアンハープ2.02.835.418-18-18
イイデエース2.02.935.912-11-09

天候:晴 芝:良
上り4F:49.0 3F:36.3
前半1000m:60.6
12.6-11.6-11.8-12.1-12.5-12.6-12.7-12.1-11.7-12.5




レース詳細
ラップタイムを見れば、前半は過去の平均とほぼ同じペースで、道中は
今年の方が緩んでいる。
それにも関わらず上がりでは意外とスピードが上がらなかったのは
良馬場発表ではあるものの、やはりまだまだ時計の掛かる馬場だったと
考えた方が妥当。

したがって少し時計の掛かる馬場だとして実際の流れを考えれば、前半は
例年よりも少し速く流れ、道中は例年と同等くらいの緩み具合となり、
上りでは(例年ほどではないにせよ)切れ味勝負といったところ。

つまり今年のレースも切れ味が必要だったことは間違いないが、前半が
多少速くなったことで、例年に比べたら持久力が必要とされたはずで、
距離的なごまかしが効かなかったと言える。

そうなると直線での伸びは各馬の余力の差がそのまま反映されることに
なって、切れなどの多少の適性の差で細かい着順は変わったとしても、
基本的には上位の力はそのまま信じて良さそう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ディアジーナ
前半が速くなったことで序盤に脚を使った先行馬には少し厳しかったのだが、
この馬にとってはこのくらいのペースなら何ともないと言わんばかりの
余裕が感じられ、とにかく直線に入った所での余力は他とは全く違っていた。
(一応切れはあるものの)それ程スパッと切れる馬でもないので後続とは
2馬身差までだったが、今回の内容はまさしく着差以上の強さを感じさせる
ものだったし、むしろ(今回証明したように)持久力があってそこまで
切れ過ぎずに持続できる末脚が使えるところはオークス向きだと言える。
少なくとも今回のメンバーではこの馬を逆転するのは難しいだろうし、
本番でもますます楽しみな存在になってきた。

ワイドサファイア
今回も勝負所での切れ味は抜群なところを見せていたが、この馬の場合
やはり課題はラスト1Fということになりそうな内容。
それでも今回の流れでもしっかりと2着は確保して地力の高さは証明して
いるが、何か1つタイトルを獲るには成長or調教によってもう少し持久力が
欲しいところ。
母父がノーザンテーストなので何となくその可能性を期待してしまうが…。

ハシッテホシーノ
ある程度積極的な位置取りから最後まで良く粘っており一定の力は示して
いるのだが、例年よりもペースが速くなってより持久力が必要になった流れで
距離経験豊富なこの馬が3着までというのでは、この先これ以上の結果が
得られるのかどうか疑問。

アイアムネオ
積極策を選択して最後まで良く粘っていて地力の高さはここでは上位。
ただし勝負所での切れなどを考えればあと1つ決め手に欠ける部分があって
特に勝ち馬を逆転するのは厳しい。

エオリアンハープ
スタートで後手を踏んで1頭置かれるような競馬となって、しかも直線では
窮屈な場面も見られて、それでいてここまで上位に食い込めたのは評価でき、
何だか次戦で穴党が飛びつきそうな雰囲気が漂う…。
しかし見方を変えると、前半で(結果的に)控えたことで速いペースに
巻き込まれずに済んで、直線まで十分な余力を残せたとも言えて、
末の切れと持続力は認めつつもあまり過大評価はしたくない感じを受ける。

ミクロコスモス
全く折り合いがつけられず、敗因もそれが大きい部分を占めるのだろうが、
それでもマイルでは相当な持続力を発揮していた馬が直線入り口で全く
手応えなしでは(距離的な意味で)持久力不足ということが疑われる。
(もしそうでなければ鞍上ということになるが…)
とりあえずもう1戦見てから。




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