2009年4月30日木曜日

天皇賞春の傾向 2009


天皇賞(春)過去10年のラップタイム
過去のラップタイムを見てこのレースの傾向を探ってみたい。

2008(アドマイヤジュピタ:3.15.1)
13.3-12.1-11.4-12.2-12.1-12.2-11.8-12.8-12.6-12.5-12.7-12.3-11.8-11.3-11.5-12.5

天候:晴 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.3
4F毎ラップ:49.0-48.9-50.1-47.1
勝ち馬コーナー通過:11-11-10-05
勝ち馬上り3F:34.7


2007(メイショウサムソン:3.14.1)
13.2-11.9-11.8-11.6-11.8-11.6-11.8-13.0-12.9-12.4-13.0-12.5-11.8-11.2-11.3-12.3

天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.8
4F毎ラップ:48.5-48.2-50.8-46.6
勝ち馬コーナー通過:08-09-06-02
勝ち馬上り3F:34.7


2006(ディープインパクト:3.13.4)
13.0-11.7-11.5-11.9-12.2-12.2-12.0-13.2-12.6-12.7-12.9-12.7-11.3-11.0-11.2-11.3

天候:晴 芝:良
上り4F:44.8 3F:33.5
4F毎ラップ:48.1-49.6-50.9-44.8
勝ち馬コーナー通過:14-14-04-01
勝ち馬上り3F:33.5


2005(スズカマンボ:3.16.5)
13.3-12.1-12.3-12.6-12.5-12.6-11.7-12.9-12.5-12.3-12.4-12.3-12.1-11.6-11.4-11.9

天候:小雨 芝:良
上り4F:47.0 3F:34.9
4F毎ラップ:50.3-49.7-49.5-47.0
勝ち馬コーナー通過:10-11-10-08
勝ち馬上り3F:34.1


2004(イングランディーレ:3.18.4)
13.3-12.1-12.3-12.6-12.5-12.6-11.7-12.9-12.5-12.3-12.4-12.3-12.1-11.6-11.4-11.9

天候:曇 芝:良
上り4F:47.0 3F:34.9
4F毎ラップ:50.3-49.7-49.5-47.0
勝ち馬コーナー通過:01-01-01-01
勝ち馬上り3F:36.1


2003(ヒシミラクル:3.17.0)
13.0-12.2-11.9-11.9-12.4-12.4-12.2-12.9-12.7-12.2-12.9-12.3-11.9-11.7-12.1-12.3

天候:晴 芝:良
上り4F:48.0 3F:36.1
4F毎ラップ:49.0-49.9-50.1-48.0
勝ち馬コーナー通過:11-11-09-07
勝ち馬上り3F:35.6


2002(マンハッタンカフェ:3.19.5)
13.3-13.5-12.8-12.9-13.2-12.4-12.0-13.4-13.0-12.9-12.7-11.9-11.2-11.4-11.1-11.8

天候:曇 芝:良
上り4F:45.5 3F:34.3
4F毎ラップ:52.5-51.0-50.5-45.5
勝ち馬コーナー通過:05-05-05-05
勝ち馬上り3F:34.1


2001(テイエムオペラオー:3.16.2)
12.5-11.8-10.9-11.1-12.0-12.1-12.0-13.8-12.7-13.6-12.9-12.5-12.4-11.7-11.9-12.3

天候:雨 芝:良
上り4F:48.3 3F:35.9
4F毎ラップ:46.3-49.9-51.7-48.3
勝ち馬コーナー通過:07-07-06-04
勝ち馬上り3F:35.5


2000(テイエムオペラオー:3.17.6)
12.6-11.4-11.6-12.5-12.8-12.9-12.4-13.9-13.5-13.2-12.7-12.0-11.5-11.5-11.2-11.9

天候:曇 芝:良
上り4F:46.1 3F:34.6
4F毎ラップ:48.1-52.0-51.4-46.1
勝ち馬コーナー通過:07-07-03-03
勝ち馬上り3F:34.4


1999(スペシャルウィーク:3.15.3)
12.6-12.9-11.8-11.4-12.2-11.6-12.0-13.6-13.0-12.5-13.2-12.4-11.8-11.4-11.5-11.4

天候:晴 芝:良
上り4F:46.1 3F:34.3
4F毎ラップ:48.7-49.4-51.1-46.1
勝ち馬コーナー通過:03-03-03-02
勝ち馬上り3F:34.2


過去10年の平均ラップタイム
13.01-12.17-11.83-12.07-12.37-12.26-11.96-13.24-12.80-12.66-12.78-12.32-11.79-11.44-11.46-11.96
3.16.12(49.08-49.83-50.56-46.65)




傾向
まず展開は過去のラップから、前半が比較的速くなれば2周目の
向こう正面は緩む傾向があって(騎手心理を考えれば当然だが)、
逆に前半が遅くなれば向こう正面も緩み過ぎずある程度の速さを
保ったまま流れることが多い。

前者のケースでは、先行馬(特に逃げ馬)は前半に無理をしている分
後半がキツくなる一方で、向こう正面で比較的楽に差を詰められる
差し馬が勢いそのままに上がりでも伸び切ることが多い。

また後者のケースでは、先行馬は前半でほとんど脚を使わないので道中も
(敢えて緩ませる必要もなく)そのままマイペースで進めれば良く、
逆に向こう正面で少し差を詰めておきたい差し馬にとっては前者のケース
以上に脚を使わされることになり、上がりでは案外伸び切れなくなる。

大局的な展開と有利になる脚質の関係は上記のようだが、最高峰クラスの
G1だけに、結局はこの距離にしては緩み過ぎない速さで道中が流れると
いうのがこのレースの1番の特徴(=格)であって、何と言ってもまずは
持久力(有酸素運動能力、心肺機能)の高さが重要となり、それがとりあえず
土俵に上がる(勝負所まで余力を残す)ための大前提条件である。

そして勝負所である3コーナーの下り坂からは速いスピードを維持し続ける
ような形となり、好走するためには相当な持続力(筋持久力)が必要になる。
(つまり上がりでは中距離的な資質が問われる)

したがって単なる中距離ランナーでは、道中で持久力の足りない部分を
補うために無駄な脚を使ってしまって勝負所まで十分な余力を残せないし、
逆に完全なステイヤーでは、道中は問題なく追走できて勝負所まで余力を
残すことはできるだろうが上がり勝負に対応できない。

やはり上記の2つの資質(持久力&持続力)を持ち合わせた馬でなければ
少なくとも勝ち負けするのは難しい。
それこそが天皇賞の格の高さである。


好走の条件
・相当な持久力が必要(大前提)
・末脚の持続力を備えていること







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