2009年5月2日土曜日

青葉賞展望 2009


改修後の過去のラップタイムは以下の通り。

2008 12.5-11.3-12.4-12.7-12.9-12.9-12.6-12.5-12.3-11.6-11.2-12.0
2007 12.6-10.6-11.7-12.6-12.5-12.4-13.0-13.0-12.4-11.5-11.9-12.1
2006 12.6-11.1-12.0-12.4-12.3-12.1-12.5-13.0-12.0-11.5-11.6-12.2
2005 12.9-11.1-12.2-13.0-12.7-12.8-13.0-12.3-12.2-11.3-11.5-11.9
2004 12.5-10.7-11.8-12.4-12.8-12.7-12.7-12.2-12.2-11.3-11.4-11.4
2003 12.9-11.4-11.6-11.6-12.2-13.3-13.6-12.6-12.6-11.3-11.4-11.8

過去6年の平均ラップタイム
12.67-11.03-11.95-12.45-12.57-12.70-12.90-12.60-12.28-11.42-11.50-11.90
2.25.97




傾向
この時期の3歳戦、2400mという距離、直線の長い東京競馬場。
過去のラップタイムを見ても、これだけ条件が揃えば当然のように
道中が緩んでの上がり勝負になっている。

そうなれば問われる資質は、この距離を走り切れる最低限の持久力と
緩い流れを折り合えることはもちろん必要だが、それがクリアできれば
勝負所で置かれないための切れ味と長い直線を最後まで伸び切るための
持続力ということになる。

脚質的には、道中は緩むもののラストは相当に長い脚を使う必要があって
前半で少しでも無理をしている逃げ馬(とその周辺)の馬がそのまま
押し切るのは難しく、そこから一歩引いた好位のポジションを追走する
ような馬の好走が目立つ。
その次には前半でしっかりと控えて、直線で究極的な切れ味を発揮できる
差し~追い込み馬にも注意。


好走する条件
・最低限の持久力があること
・切れ&持続力を持っていること


予想
展開はタイフーンルビーが飛ばして行くのなら単純な上がり勝負とは
限らず、先週のフローラSのように少し前傾の形になる可能性もある。
それでも上がりの性能で見劣る馬はここでは厳しいので、まずは終いの
しっかりとした脚を持っていることを前提として、その中でもある程度
持久力の高い馬を選ぶというイメージで。

◎マッハヴェロシティ
共同通信杯では積極的に攻めのレースをして尚且つ上がりもまずまずの
脚を使っており、持久力の面ではおそらく問題ない。
そして東スポ杯のように(結果的に)控えれば控えただけの上がりが
使えることもここでは心強い。
状態面では前走以上で走れそうだし、好走は確実の雰囲気。

○アプレザンレーヴ
この馬の場合前半が少し速くなった場合のパフォーマンスには少し不安が
残るのだが、とにかく上がりの性能だけはここでは上の存在。
となると後は鞍上がどのくらいのポジションでレースを進めるかという
問題になるのだが、前半が速くなったとしてもそれに付き合わずに
マイペースで進めることが出来れば自ずと良い結果が得られそう。

▲トップカミング
距離延長は良い材料ではないが、スピード持続力はここでは抜群で
今回も前半でしっかりと脚を溜める競馬をすれば3着あたりに突っ込みそう。
共同通信杯のようなロングスパートの形になれば尚更。

注セイクリッドバレー
前走は後方からかなり速い脚を使えたが、本来はゆったりとした走法から
(それ程速くないが)息の長い末脚を使うタイプ。
したがって距離延長&コース替わりは魅力でスローに付き合うようなことが
なければある程度上位には残れそう。

△キタサンアミーゴ
上がりには限界があるのだが、前半がある程度速くなってもラストの脚は
問題なく使える。
このタイプは後方からの競馬になると厳しいのだが、この舞台ならある程度
好位につけられそうで展開次第では複勝圏内に残れる可能性もある。



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