2009年5月16日土曜日

京王杯SC展望 2009


過去(改修後)のラップタイムは以下の通り。

2008 12.4-11.2-11.1-11.5-11.2-11.9-11.5(34.7-34.6)
2007 12.3-10.9-10.9-11.2-10.6-11.6-12.5(34.1-34.7)
2006 12.5-11.1-11.6-12.0-11.2-11.4-12.0(35.2-34.6)
2005 12.4-10.7-11.0-11.4-11.1-11.4-12.3(34.1-34.8)
2004 12.0-10.4-11.4-11.7-11.5-11.4-12.0(33.8-34.9)
2003 12.3-11.2-11.4-11.7-11.2-11.5-11.7(34.9-34.4)

過去6の平均ラップタイム
12.32-10.92-11.23-11.58-11.13-11.53-12.00
1.20.72(34.47-34.67)




傾向
過去のラップタイムを見れば年によって多少の違いはあるものの、基本的には
前半からそこまで速くはならない代わりに、道中もあまり緩むことがなく、
淀みのない一貫した流れとなることが多い。

したがって道中のスピードに対応するために一応は持久力の高さが重要には
なるのだが、前半がそこまで速いわけではないために地力の高い馬にとっては
十分に脚が溜まる程度だと言えるので、これは持久力の全く足りない馬を
振り落とす1つの目安くらいに考えておきたい。

そしてほぼ毎年に共通していて最も信頼できそうなデータとなっているのが
上がり3Fが34秒台半ば~後半となっていることで、当然のようにある程度
上がりの性能が高くなければ勝ち負けするのは難しく、勝負所で置かれない
ための切れ味と長い直線を伸び切るための持続力を重視したところ。


好走の条件
・最低限の持久力は必要
・切れ&持続力を持っていること


予想
基本的には(最低限の持久力を備えていて)速い脚を使える馬を中心に
据えたいと思うが、先週の相当速い馬場からどれだけ変わっているかが
1番の問題。
もし先週の傾向が続くようであれば当然先行馬に注意を払う必要が
出てきてなかなか面倒なレース。

◎ファリダット
この馬に関しては持久力に問題があって速いペースを追走すると厳しく
なると考えていたのだが、前走でスプリントG1の厳しい流れを大外を
回って追走してもラストではまずまずの脚を使って見せたことで地力の
更新が十分見てとれた。
そして今回この馬には最も合っていると思われる1400mに舞台が替わり、
元々上がりの性能は高い馬なので、状態面さえ問題なければ勝ち負け
出来て当然の存在。

○トウショウカレッジ
切れ味に関してはもはや言うまでもなく、問題は持久力ということに
なるが、前走の厳しい流れでも対応できたのだからおそらくここでも
問題ないとは思う。
それでも1400mでは出来ればゆったりした流れになって欲しいというのが
正直なところだが、しっかりと脚を溜められたら好走して当然。

▲リザーブカード
ここをしっかり勝ち切れるほどの切れ味は持っていないが、終いの脚は
確実で持続力はかなりのものを持っている。
このメンバーに入れば地力では上位である程度ペースが速くなるか積極的な
騎乗をすれば上位に残る可能性は高い。

注ソルジャーズソング
上がりには少し限界があって、スローからの切れ味勝負では少し分が悪いので
それほど信用はできないが、元々地力の高い馬でハイペースになれば自然と
浮上してくるはず。
突き抜けるイメージは全く湧かないが最後に上位に食い込んできても
不思議ではない。

△イースター
上がりの性能は問題ないが道中の速さに対応出来るかどうかが鍵。
厳しい流れだった3走前のパフォーマンスが1400mでも発揮できれば
大駆けがあっても不思議はない。

△マヤノツルギ
上がりは全く期待できないが、厳しい流れだった阪神Cを先行して掲示板を
確保しているように地力は高い。
適性的にここに合う存在ではないが自らハイペースを演出するくらいの
積極策なら上位に残る可能性もなくはない。

△タケミカヅチ
道中も上がりもここでは少し足りない印象だが、最内をロスなく回って
くることを考えれば3着あたりに顔を出す可能性はある。
ただしあくまで抑え候補という扱い。





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