2009年5月29日金曜日

日本ダービーの傾向 2009


ダービー過去10年のラップタイム
過去のラップタイムを見てこのレースの傾向を探ってみたい。

2008(ディープスカイ:2.26.7)
12.5-10.6-12.4-12.9-12.4-12.8-12.3-12.2-12.2-11.8-12.2-12.4

天候:晴 芝:良
上り4F:48.6 3F:36.4
前半1000m:60.8
勝ち馬コーナー通過:15-13-14-15
勝ち馬上り3F:34.2


2007(ウオッカ:2.24.5)
12.6-10.9-12.3-12.6-12.1-12.1-12.7-12.6-12.2-11.4-11.4-11.6

天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.4
前半1000m:60.5
勝ち馬コーナー通過:09-11-11-08
勝ち馬上り3F:33.0


2006(メイショウサムソン:2.27.9)
12.6-11.8-13.0-12.8-12.3-12.7-12.9-12.5-12.0-11.5-11.8-12.0

天候:晴 芝:稍重
上り4F:47.3 3F:35.3
前半1000m:62.5
勝ち馬コーナー通過:05-05-03-03
勝ち馬上り3F:35.1


2005(ディープインパクト:2.23.3)
12.5-10.9-12.1-12.1-12.3-12.3-12.3-12.1-12.2-11.9-11.0-11.6

天候:晴 芝:良
上り4F:46.7 3F:34.5
前半1000m:59.9
勝ち馬コーナー通過:15-13-12-10
勝ち馬上り3F:33.4


2004(キングカメハメハ:2.23.3)
12.5-10.6-11.3-11.5-11.7-11.8-12.5-13.0-12.5-11.5-11.7-12.7

天候:曇 芝:良
上り4F:48.4 3F:35.9
前半1000m:57.6
勝ち馬コーナー通過:06-08-07-03
勝ち馬上り3F:35.4


2003(ネオユニヴァース:2:28.5)
12.4-11.1-12.9-12.6-12.1-12.6-13.6-12.8-12.1-12.1-11.5-12.7

天候:曇 芝:重
上り4F:48.4 3F:36.3
前半1000m:61.1
勝ち馬コーナー通過:13-13-15-07
勝ち馬上り3F:35.3


~コース改修~


2002(タニノギムレット:2.26.2)
12.8-11.3-12.6-12.6-12.4-12.3-12.4-12.0-12.2-11.7-11.6-12.3

天候:曇 芝:良
上り4F:47.8 3F:35.6
前半1000m:61.7
勝ち馬コーナー通過:12-13-11-12
勝ち馬上り3F:34.7


2001(ジャングルポケット:2:27.0)
12.5-10.5-11.4-11.8-12.2-12.9-12.9-12.7-13.1-13.3-11.6-12.1

天候:曇 芝:重
上り4F:50.1 3F:37.0
前半1000m:58.4
勝ち馬コーナー通過:11-11-13-10
勝ち馬上り3F:35.6


2000(アグネスフライト:2:26.2)
12.5-10.6-11.9-11.9-12.3-12.5-13.1-13.0-12.3-12.0-11.7-12.4

天候:晴 芝:良
上り4F:48.4 3F:36.1
前半1000m:59.2
勝ち馬コーナー通過:17-17-17-13
勝ち馬上り3F:35.4


1999(アドマイヤベガ:2:25.3)
12.8-11.3-12.0-12.0-12.1-12.3-12.4-12.4-12.3-12.8-10.9-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:48.0 3F:35.7
前半1000m:60.2
勝ち馬コーナー通過:16-15-15-14
勝ち馬上り3F:34.4


改修後過去6年の平均ラップタイム
12.52-10.98-12.33-12.42-12.15-12.38-12.72-12.53-12.20-11.70-11.60-12.17
2.25.70 (35.83-36.95-37.45-35.47)




傾向
ラップタイムを見れば、スタート直後はミドルペースといったところだが、
道中はさすがに牡馬の頂点を決めるレースだけに(例年の)オークスの
ようには緩むことがなく、しっかりと地力が問われる流れとなる。

しかもラストはある程度ロングスパートの形になるので、上がりの絶対的な
スピードはあまり速くならない場合も多く、このコースなので切れがあるに
越したことはないが、それ以上に持続力がなければ話にならない。

脚質に関してはラストで長い脚を使う必要がある以上、前半で少しでも無理を
してしまう可能性がある先行馬よりも、勝負所までじっくりと脚を溜めることの
できる差し馬の方が有利なのは間違いない。

それでも上記のように各馬の実力が反映されるような厳しい展開となるために
勝ち切れるかどうかを考えた場合、道中のポジションがどこだろうと結局は
単純に最も強い馬が勝つレースだと言える。


好走の条件
・高い持久力を持っていること
・長く持続する末脚を使えること





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