2010年7月18日日曜日

アイビスSD展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009(カノヤザクラ:0.56.2 34.0) 重
11.9-10.2-11.0-10.3-12.8(33.1-34.1)

2008(カノヤザクラ:0.54.2 32.2) 良
11.8-9.9-10.4-10.5-11.6(32.1-32.5)

2007(サンアディユ:0.55.1 32.9) 重
11.9-9.9-10.7-10.5-12.1(32.5-33.3)

2006(サチノスイーティー:0.55.7 33.7) 良
11.8-10.2-10.8-10.3-12.6(32.8-33.7)

2005(テイエムチュラサン:0.54.0 32.3) 良
11.7-10.0-10.7-10.2-11.4(32.4-32.3)

2004(カルストンライトオ:0.53.9 31.9) 良
11.9-10.1-10.2-10.5-11.2(32.2-31.9)

2003(イルバチオ:0.54.2 31.6) 良
11.8-10.0-10.4-10.0-12.0(32.2-32.4)

2002(カルストンライトオ:0.53.7 31.9) 良
12.0-9.8-10.2-9.6-12.1(32.0-31.9)

2001(メジロダーリング:0.53.9 31.7) 良
12.0-10.0-10.3-9.8-11.8(32.3-31.9)


過去9年の平均ラップタイム
11.87-10.01-10.52-10.19-11.96
0.54.54(32.40-32.67)




傾向
ラップタイムを見ると、この距離だけにスタートから一気に加速して2F目で
そのスピードが頂点に達し、3F目でほんの少し落ち着いた後、再度加速して
ラスト1Fで落ちるという展開で、全体としては前後半イーブンに近い形。

とにかくここでは、現行競馬の最高レベルのスピードに対応できることが
まずは重要になるが、レースの形としては、ハイペースからの粘り勝負という
よりも、どれだけトップスピードを維持できるかという戦いになり、高い
持続力(筋持久力)を備えていることが必要となる。

脚質的には、必ずどこかの区間で10秒台(/F)のラップを刻まなければならない
レースの性質上、他力本願的に地力で差してくるような馬では厳しく、持続力の
高い先行馬と、自ら押し上げて行けるような切れを持ち、上がりの性能が高い
差し馬が狙いになりそう。


好走する条件
・トップスピードの持続力があること


予想
土曜の閃光特別(500万下)が54.7秒なので、馬場に変化がなければ、遅くても
54秒台前半という決着にはなりそう。
そうなれば自然と2年前の上位馬…というイメージが湧いてくる。

◎シンボリグラン
昨年は半年間隔が空いた初戦で6着だったが、一昨年は2着しているように
持続力を活かしたいこの馬には合っている舞台。
内枠で58kgを背負うとは言え、ここへの適性と実力を考えたら人気を落とし
過ぎという印象で、それならば積極的に狙いたい感覚にはなる。

○カノヤザクラ
実力は当然上の存在で、ここへの適性も言うまでもなく、目標が夏にあったのは
明白なので状態面もおそらく問題ない。
となれば斤量は気になるが、無理に評価を下げて結局走られるよりも、最初から
馬券圏内にはいる…というくらいのイメージを持っておきたい。

▲シャウトライン
単純にこの舞台でのパフォーマンスで考えたら、昨年の駿風Sの内容を評価
しない訳にはいかないし、1200mでもシルクロードSのような上がりに偏った
レースにはしっかり対応出来ているように、持続型のレース自体が元々合って
いるように思える。
あとは時計を詰められるかどうか…という部分は問題になりそうだが。

注アポロドルチェ
休み明けの状態は気になるが、過去2年で、この舞台では終いの脚は確実という
ところを見せつけている馬だし、時計への対応も問題ないので、どうやっても
ここでは軽視はできない。

△ジェイケイセラヴィ
持続力に関してはかなりのものを見せていて、タイプ的にここは合っていそう。
それでも10秒台前半の領域でどこまで出来るのかは、結局は未知数なので、
このあたりの評価に留めておきたい。






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