2010年7月14日水曜日

プロキオンS回顧 2010


レース総括
■ゆったりした流れからの上がり勝負
■先行力&切れが問われた


プロキオンS結果
ケイアイガーベラ1.21.8 35.3 01-01
サマーウインド1.22.5 35.9 02-02
ナムラタイタン1.22.5 35.7 04-04
ダイショウジェット1.23.0 35.9 07-08
ティアップワイルド1.23.1 36.2 04-04
セレスハント1.23.2 36.4 04-04

天候:小雨 芝:稍重
上り4F:47.4 3F:35.3
前半3F:34.4
12.1-10.9-11.4-12.1-12.0-11.4-11.9




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半がそこまで速くならずに、3~4コーナーでも一旦
落ち着く展開になり、直線に入って一気に加速して上がりのかなり速い形。

今回は厳しい流れという訳ではないので、持久力に関してはそれ程問われては
いないのだが、先行力や勝負所での切れなど、スピード能力の違いという点で
結局は地力の高い馬が上位を占めた。

したがって馬場とペースを考えたら圧倒的に前有利なレースではあったのだが、
展開的な恵まれという以上に、とにかく勝ち馬のスピード性能の高さが際立って
いた…と前向きな捉え方をしておきたい。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ケイアイガーベラ
この馬にとっては楽な展開ではあったが、逃げて上がり最速というのは立派で、
締まった展開を粘り込んで圧勝したポラリスSとは、また1つ違う形で強さを
示し、適性的な幅を見せつけたという内容。
当然この先も期待できる1頭。

サマーウインド
ゆったりしたペースに付き合い、勝ち馬に対しては上がりの性能の差が浮き
彫りになった形での敗北。
適性的にこの展開で分が悪くなるのは仕方なくて、出来れば500万下で勝ち
切った時のように、得意のハイペース戦に持ち込んでのパフォーマンスを見て
みたかったのだが…1400mでどこまで通用するかはそれを確認してから。
もちろん1200mに戻れば実力は間違いない。

ナムラタイタン
馬場や内枠を考慮してか、近走ではあまり見られないくらいの積極策だったが、
印象としては、単純なスピード勝負だと少し分が悪い…というように映る。
やはり重賞レベルでは地力で差す形が合っていそうな雰囲気。


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