2010年7月4日日曜日

ラジオNIKKEI賞展望 2010


コース改修後の過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2009 12.4-11.3-12.0-12.3-12.1-11.9-11.9-12.0-12.4
2008 12.6-10.8-11.7-12.6-12.2-11.7-11.6-11.4-12.2
2007 12.6-11.5-11.3-12.2-12.4-12.3-11.6-11.6-12.2
2006 12.5-11.2-11.8-12.6-12.4-12.1-12.5-12.1-13.3
2005 12.3-10.9-11.3-12.0-12.0-11.7-12.0-12.4-12.6
2004 12.6-11.1-11.6-11.6-11.7-11.7-11.9-12.4-12.5
2003 12.8-11.8-12.2-12.6-12.2-11.7-11.9-11.5-11.7
2002 12.5-10.7-11.3-11.9-11.8-12.5-12.3-12.6-12.7
2001 12.8-11.2-12.2-12.3-12.2-11.9-12.0-12.3-12.5
2000 12.9-11.2-12.1-12.9-12.7-12.4-11.7-11.4-12.1(東京開催)

過去10年の平均ラップタイム(2000年は除く)
12.57-11.17-11.71-12.23-12.11-11.94-11.97-12.03-12.46
1.48.19




傾向
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中も
ほとんど緩まずに淀みのない展開になり、ラスト4Fからの仕掛けで、最後は少し
落ちる格好になる。

ここの特徴は、何と言ってもレースを通してあまり息を入れられる瞬間がない
ということで、道中で溜めが必要なタイプにはハッキリ合わない。
さらに勝負所での仕掛けも早く、持続力を持っていなければ話にならない舞台。

脚質的には、先行も差しも決まっているが、あまり後方からでは難しいので、
差し馬であっても道中から捲くって行けるくらいの、やはり相当に長い脚を
使えるタイプでなければ厳しいだろう。


好走する条件
・相当な持続力が必要


予想

◎レト
アーリントンCやニュージーランドTでは相当な持続力を示していて、道中で
かなり追い掛ける形から終いまでしっかり持続するという内容は、距離延長の
ここにも十分つながりそう。
陣営がどの程度本気なのか、仕上げの部分は心配だが、適鞍であればG1勝ち
負けの馬に迫れる実力の持ち主が、この人気というなら普通に狙いたい感覚。

○アロマカフェ
スプリングSでは、道中~上がりに掛けてなかなかの長い脚を使っているし、
前走では、前半で脚を使う形から(道中は溜めたものの)終いもしっかり浮上
してきていて、ここで必要な持久力&持続力はしっかり備えていそう。

▲トゥザグローリー
正直前半~道中に関しての裏付けには乏しいが、終いの部分の持続力は一応
示している馬で、スピードにさえついていけるようなら、それ程崩れるような
脆いタイプには見えない。
人気程に絶対的な感覚にはならないが、実力的にはやはり軽視は出来ない。

注ドリームカトラス
前走の内容は秀逸で、持続力に関してはなかなかのものを持っていると思うが、
前半に偏り過ぎな印象も受けるので、距離延長に対しては少し不安を感じる。
マイペースを守ってじっくりという騎乗であれば。

△ナイスミーチュー
前半のスピードにどの程度対応できるか分からないが、前走ではなかなかの
持続力を発揮していて、ここでも終いの部分で浮上してくる可能性はありそう。

△コスモヘレノス
近走は控える形になっているが、切れるタイプでもないので、本来は好位から
持続する形でこそという馬。
もし今回積極策で、スピードにしっかり対応出来るようなら、上位に粘り込む
可能性も考慮しておきたい。





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