2011年11月16日水曜日

京王杯2歳S回顧 2011


レース総括
■ミドルペースからの上がり勝負
■切れ&末の持続力が問われた


京王杯2歳S結果
レオアクティブ1.22.1 33.6 13-13
サドンストーム1.22.3 34.2 08-06
オリービン1.22.4 34.5 04-04
モンストール1.22.6 34.4 10-09
コスモアンドロメダ1.22.7 34.9 02-03

天候:曇 芝:良
上り4F:46.8 3F:34.6
前半3F:35.3
12.3-11.2-11.8-12.2-11.5-11.2-11.9




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりくらいの流れで、
4F目で一旦落ち着いた後、勝負所はしっかり加速する展開。

今回の場合、展開的にはほとんど平均ラップと重なっているくらいだが、少し
だけ後半に偏った形で、1400m戦なりの一定水準のスピードからの切れ&末脚の
持続力が問われたという内容。

条件的には、スタートで少しでも脚を使わないこと…などはあるが、具体的に
どの脚質が良い…というよりも、この流れの中でしっかり溜めを効かせて伸びて
きた馬が上位に入ったイメージで、この先の適性面の参考にはなっていきそう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

レオアクティブ
後方から直線しっかり伸び切っての快勝で、なかなかの持続力を示した格好。
中山マイルでは芙蓉Sで結果を出せなかったが、その時はキッチリ切れ負けした
…という内容だったので、本番の展開にしっかり引っ張られれば可能性はあって
いいのかも知れない。注目はしておきたい。

サドンストーム
中団から最後ジワジワ浮上して一定の持続力を示した内容。
引っ張られての地力浮上…というのは見せていた馬だが、今回は東京1400mで
溜めを効かせて、まずまずの上がりを使えた…という点は収穫で、一応距離延長
に対する可能性は広がった印象ではある。

オリービン
今回は今までの上がりのみという競馬とは異なり、まずまずの流れをある程度
好位から進めての好走なので、地力に関する一定の裏付けが取れた格好。
タイプ的にもそれ程切れるという雰囲気ではないので、おそらく持続型の展開の
方が合っていそうで、後はどの程度の水準までこなせるかに注目しておきたい。

モンストール
今回はスタートが悪く、その後徐々に押し上げていく内容で、しっかり溜めを
作れなかったため、最後伸び切れなかったのは仕方のないところ。
この馬は、イメージ的には持続力勝負も問題ないと思うのだが、(前走でもそう
だったが)脚を使い切ってからヨレているので、体の芯がしっかりしているとは
言い切れない部分がある。
そうなると中山マイルの息が入らない展開で、最後まで押し通せるかどうか…
少しだけ怪しい雰囲気になってきた印象ではある。


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