2011年11月12日土曜日

京王杯2歳S展望 2011


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2010 12.5-10.9-11.7-12.4-11.7-11.0-11.6 35.1-34.3
2009 12.5-10.8-11.3-12.0-11.7-11.3-12.4 34.6-35.4
2008 12.4-10.9-12.1-12.1-11.4-11.0-11.7 35.4-34.1
2007 12.4-10.9-11.7-12.2-11.9-11.4-12.2 35.0-35.5
2006 12.6-11.1-11.4-11.9-11.6-11.4-12.6 35.1-35.6
2005 12.5-11.3-12.1-12.5-11.7-11.1-12.1 35.9-34.9
2004 12.5-11.3-11.6-12.1-11.5-11.5-11.6 35.4-34.6
2003 12.4-10.9-11.8-12.0-11.6-11.2-11.9 35.1-34.7

過去8年の平均ラップタイム
12.48-11.01-11.71-12.15-11.64-11.24-12.01
1.22.24(35.20-34.89)




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半はこの距離としてはゆったりとしたスタートから、
道中は4F目がしっかりと緩む展開、その後はラスト3F~2Fにかけて加速して
上がりの速い形となる。

このレースは各年の間での、特にラスト4F~2Fの部分のラップのバラつきが
小さくなっていて、展開的には一旦落ち着いてからの加速勝負が想定できて、
当然重要になるのは勝負所での切れと、そこから終いまで伸び切るための
持続力ということになる。

また改修後の東京では、ラスト3Fからのスパートになることが多いのだが、
ここの場合は各馬がじっくりと待ってから仕掛けているためか、ラスト2Fが
最もラップの速い形になっていて、そのこととスローからの上がり勝負という
展開が重なることで、基本的には前の馬有利となる。

ただし前から進める馬でも適性的に加速についていけなかったり、最後まで
伸び切れないような馬では話にならないので、脚質よりもまずはその点を
見極めておくのが先決と言える。


好走の条件
・切れ&持続力があること


予想

◎モンストール
新潟2歳Sを制している馬なのだから切れはもちろん問題ないし、初戦もここと
同じくらいのペースで流れた1400mを勝ち上がったのだから当然有力となる。
大外枠には入ったが、ここは普通に期待しておきたい。

○レオアクティブ
単純に1400mでのパフォーマンスは高いものを示しているし、前走もスムーズな
競馬ではなかったので、ここで見直せる余地は十分にありそう。
基本的には、ある程度前半で引っ張られてこそのイメージなので、ペース次第の
部分はあるが、とりあえずここでは確実に浮上はしてきそうな雰囲気。

▲ダイワインスパイア
前走は、新馬戦としてはまずまず水準は高かったし、自身逃げる形からしっかり
溜め→切れを発揮していて、ここへのつながりを感じる内容だった。
上積み込みで考えれば、ここでも十分期待はできそう。

注ゲンテン
前走では、前半飛ばす形から一応溜め→切れを発揮しているし、最後の部分も
粘っていて、地力は見せている。
出来ればもう少し締まった道中での裏付けが欲しいところだが、東京1400mで
あれば、ある程度こなせてもいいのかも知れない。

△ネオヴァンクル
前走は、パフォーマンスとしてはなかなかの水準を示しているが、前を交わす
までには時間を要しているし、基本的には最後の地力で頑張るタイプに思える。
東京1400mではもう少し動けないと…という気はする。

△コスモアンドロメダ
パフォーマンス自体はまずまずの内容を示している馬だが、前走の直線では
あっさり置き去りにされているように、切れの問題はどうしてもありそう。
ある程度ペースが上がってどこまで…という印象。

☆ナイスヘイロー
函館2歳Sでは勝負所でしっかり動けているので、1400mに延長してもおそらく
問題はなさそうだし、その時先着した2頭がしっかり結果を出しているので、
どうしても気になる存在ではある。
ただしファンタジーSはスプリンター向きの展開だったのに対して、東京1400は
全く別ものと言えるで、適性的にどこまで対応できるか…といったところ。





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