2015年11月7日土曜日

京王杯2歳S展望 2015


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2014 12.5-11.1-11.8-12.0-11.5-10.9-11.7 35.4-34.1
2013 12.8-11.8-12.1-12.1-11.5-11.0-11.8 36.7-34.3
2012 12.7-11.3-11.6-11.9-11.3-11.0-11.4 35.6-33.7
2011 12.3-11.2-11.8-12.2-11.5-11.2-11.9 35.3-34.6
2010 12.5-10.9-11.7-12.4-11.7-11.0-11.6 35.1-34.3
2009 12.5-10.8-11.3-12.0-11.7-11.3-12.4 34.6-35.4
2008 12.4-10.9-12.1-12.1-11.4-11.0-11.7 35.4-34.1
2007 12.4-10.9-11.7-12.2-11.9-11.4-12.2 35.0-35.5
2006 12.6-11.1-11.4-11.9-11.6-11.4-12.6 35.1-35.6
2005 12.5-11.3-12.1-12.5-11.7-11.1-12.1 35.9-34.9

過去10年の平均ラップタイム
12.52-11.13-11.76-12.13-11.58-11.13-11.94
1.22.19 35.41-34.65




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半はこの距離としてはゆったりとしたスタートから、
道中は4F目がしっかり緩む展開、その後はラスト3F~2Fにかけて大きく加速して
上がりの速い形となる。

このレースでは、各年の間でのラップのバラつき(特にラスト4F~2Fの部分)が
小さくなっていて、展開的にはほぼ確実に一旦落ち着いてからの加速勝負が想定
できるため、当然重要になるのは勝負所での"切れ"ということになる。

また改修後の東京では、ラスト3Fからスパートすることが多いのだが、ここでは
各馬がじっくりと待ってから仕掛けるためか、ラスト2Fのラップが最も速い形に
なっていて、そのこととスローからの上がり勝負…という展開が重なることで、
脚質的にはやはり前の馬有利となる。

ただし前から進める馬でも、適性的に加速についていけなかったり、そもそも
1400mのリズムに合わなかったりするようでは話にならないので、脚質よりも
まずはその点を見極めておくことが先決だと言えそう。


好走の条件
・切れ(&最低限のスピード耐性)があること


予想

◎トウショウドラフタ
前走は、前半でしっかりと脚を使う格好から→ラスト1Fでは俄然先頭、そこから
まとめて交わされた…という形で、1400mの通過はちょうどここの平均タイム
くらいで駆け抜けている。⇒距離短縮でピッタリの計算。
したがってここは巻き返しに期待したい場面だし、今回も積極的な内容であれば
十分残れていいはず。

○レッドカーペット
とにかくハイペースの中でも溜め→切れを発揮した未勝利戦のパフォーマンスは
高くて、地力ではここでも普通に上位に扱えるし、それと一応しっかり決め手を
示した前走の内容との合わせ技で考えれば展開自体もこなせて良さそう。
巻き返しに期待したい相手を本命にはしたが、当然頭まで。

▲シャドウアプローチ
前走は、ミドルペースから溜め→切れを発揮した形で、ここと同じような展開で
しっかり勝ち切っていることはやはり大きい。
やや重厚な印象もあるため、直線でスピード負けする可能性もなくはないが、
とりあえず浮上は普通にしてきそう。

注サイモンゼーレ
データ的には上がりがあと一つ…ということになっているのだが、経験している
のが厳しいレースばかりという部分もあるし、中京新馬戦では一応逃げて溜めを
効かす形で勝ち負けもしている。
この産駒ということを考えても1200m専門という気もしない。注目したい。

△ボーダレス
前半から脚を使いつつ→上がりもしっかりとまとめた前走のパフォーマンスは
高くて、地力では普通に上位に扱って良さそう。
北海道でのレース内容から全く溜めが効かないということもないだろうし、残る
可能性はしっかりと考えておきたい。






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