2019年9月8日日曜日

京成杯オータムハンデキャップ展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • 前半から速くなって、道中も全く淀みのない展開。
  • スピード持続力が問われる。
  • 予想◎ディメンシオン

過去のラップタイム

2018 12.5-10.7-11.5-12.2-11.2-11.4-11.5-11.4
2017 12.5-10.9-11.2-11.2-11.3-11.5-11.6-11.4
2016 12.5-11.2-11.4-11.3-11.6-11.7-11.5-11.8
2015 12.7-11.3-11.4-11.6-11.7-11.5-11.3-11.8
2014 12.8-10.9-12.2-12.1-11.9-11.1-10.7-11.6 新潟開催
2013 12.6-10.6-10.8-11.2-11.5-11.5-11.9-11.7
2012 12.2-10.9-10.9-11.1-11.1-11.2-11.5-11.8
2011 12.0-11.0-11.0-11.1-11.5-11.7-11.8-11.8
2010 12.4-11.6-11.4-11.7-11.4-11.2-11.3-11.8
2009 12.7-10.5-10.9-11.2-11.5-11.6-11.8-11.9

過去10年の平均ラップタイム(2014年は除く)
12.46-10.97-11.17-11.40-11.42-11.48-11.58-11.71
1.32.18




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半から相当に速くなることも多く、道中もほとんど
緩まずに淀みのない流れとなって、ラストはそのままスピードを維持するか、
やや落ちるという形。

とにかくここは、向正面の下りに差し掛かる3F目が止まらないことに由来する、
前半~道中の速さが大きな特徴となっていて、ほぼ確実に最初から最後まで速い
スピードを維持する展開となって、相当な持続力が必要とされる。
(まともな上がり勝負というのは本当に稀な舞台)

脚質的には開幕週ではあるが、少し緩めに作る今の馬場によって、前から押し
切るのは難しくなっていて、前半少し受け流しつつ→道中~上がりでしっかり
持続出来るタイプを中心に考えたいところ。


好走する条件
・相当な持続力を持っていること



予想

メンバー的に少し落ち着く可能性もあるので、ある程度流れに乗りつつ、道中
~上がりという脚の使い方が出来るタイプを中心に考えたい。

◎ディメンシオン
同舞台・ターコイズSは、かなり締まった流れの中で(特に後半で)内に進路を
取った馬が上位…というレース。その中でこの馬は(斤量こそ軽かったものの)
外を回しつつ→掲示板を確保。同じように直線、外からそこそこ健闘した馬は、
その後かなり活躍しているし、やはり評価はしておきたいところ。
そこから(取消もあり)少し間隔が空いて、叩き2走目の前走では、強い相手も
いた中でしっかりと好走しているし、3歳馬よりも斤量が軽くなるここは、当然
前進に期待!となる。

○グルーヴィット
前走・中京記念は、前半よりも道中が(極端に)締まった形になって、単純に
言って、"中山"的な展開で勝利。もちろん斤量は軽かった訳だが、方向性として
その勝利は、ここに向けては普通につながって良さそう。
(個人的に)いずれは距離短縮方向…という印象は変わっていないので、末を
伸ばし切れるか?という部分はあるが、とりあえず現時点ではシンプルに高い
評価にしておきたい。

▲クリノガウディー
グルーヴィットを評価したのであれば、当然こちらも。
長い目で見れば(持続型の)マイラーとしてはこちらの方がイメージは合うし、
今回は斤量面でも有利。逆転の可能性ももちろんある。
しかし、メンバー的には押し出される可能性もあって、(落ち着く可能性もある
とは言え)おそらく前走よりは速い入り方にはなるので、その点が少し不安。
前走と同様に、好位後ろ~中団前寄りから→末を伸ばす競馬が出来るなら。

注ハーレムライン
この舞台では、極端に厳しい展開だったニューイヤーSは、好位から攻めた形で
まずまずの粘り込み。ターコイズSでも、10着ではあるが差は僅かで、(難しい
立場だったディメンシオンと比べれば劣るものの)悪くない競馬はしている。
谷川岳Sのパフォーマンスから考えると、前走は物足りない内容だったが、その
時は休み明け+10kg。今回も外枠ではあるし、前走での思い切った本命からは
かなりトーンダウンしたが、一応は巻き返しの方に期待してみたい。

△ロードクエスト
1400mがベストだが、中山であればマイルでも…というのが、この馬に対する
現状の個人的な方針。なので、ここは上げるべきタイミングなのだが、過去に
デムーロJが跨ったレースは例外なく2桁のポジションから…という点が微妙。
前走では究極的な決め手を発揮しているし、それでも浮上してくる可能性はあり
そうだが、扱いとしては相手の1頭までにしたい。



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