2019年9月29日日曜日

スプリンターズステークス展望(予想)2019



予想


今年の開催も、過去3年と同じくエアレーション&シャタリング馬場。
しかし、これまでが開幕週に差しが決まり過ぎていた…ということを受けての
試行錯誤なのか、明らかに作り方が異なる印象ではあった。
(作業を実施するタイミングでも変えたのか?などと邪推はしているが…)

開幕週の京成杯AHから、いきなり逃げ切りのスーパーレコード。
それならば、徐々に外差しにシフトするのかな?という見方をしていたのだが、
その後のセントライト記念が好位押し切りで、オールカマーがまた逃げ切り。

雨もあって、徐々に荒れてきてはいるし、確かに一応差しが決まるパターンも
あるのだが、土曜の競馬を見る限り、基本は好位、基本は内寄りという印象は
変わらなかった。開催を通して良い状態…という点で、"競技場"としては1つの
極みまでいった感すらある。

⇒ならば、やはりまずは内寄りでスピードを示せる馬を中心に見て…と考えて
いたら、午前中に雨が降る予報に変わっているではないか…。(土曜夜時点)
天気予想が難し過ぎる。と言うか、予報が信用できない。どうしたものか…。

しかしまぁ、今の馬場で著しく悪化というのも…それはそれでなさそうだし、
特別に大きくは変えないでおく。(モズスーパーフレアを1つ下げただけ)


◎ダノンスマッシュ
前走キーンランドCは、好発から徐々に下げて→直線もう1度しっかり…という
形での差し切り。かなりの前傾戦&直線が一応向かい風だったために、上がりは
少し掛かっているのだが、挙動としてはここにピッタリとも言える内容だった。
相手がその後強い競馬をしたために評価は逆転してしまったが、この馬も前走が
妙な除外があっての、一応休み明け。上積みはあっていいはず。
高松宮記念の時は、内枠から重賞を連勝して→本番では外枠、そしてあの事件。
それに対して今回は、前哨戦を外枠から勝利して(不利だった訳ではないが)
→本番では内枠を確保。力を見せつつ、流れも引き寄せている。期待したい。

○タワーオブロンドン
前走セントウルSは、超高速馬場ではあったが、自身としては初めて33秒台で
入りつつも→上がりをしっかりとまとめての突き抜け。元々の持続力に加えて、
スピードもしっかりと示せたことは収穫だし、他が最後落とす中で3馬身離した
形でのレコード…というのはやはり価値が高い。当然普通に勝ち負け想定。
正直なところ、この序列は単純に枠の差というくらいで、2頭に関して言えば
ここは観るレース…という感覚。もし仮にこちらがあっさり…なら、さっさと
香港スプリントももぎ獲って来て欲しい。

▲セイウンコウセイ
前走は、厳しい展開を好位から進めつつ→まずまずの粘り込み。悪くなかった。
このレースでは結果が出ていないが、これまでは函館SS経由だったのに対して
今年はキーンランドC経由(サマースプリント狙いだっただけなのだろうが)。
あまり間隔が空かない方がいい印象でもあるし、少し違いが見られるかも。
そして内枠確保。モズスーパーフレアやラブカンプーの先行争いにつき合うとは
思えないし、(ダノンスマッシュとの兼ね合いではあるが)スプリンターズSの
伏兵ポジション・好位インから進められそうな雰囲気。注目してみたい。

注モズスーパーフレア
同舞台のパフォーマンスは実質ナンバーワン。(厳密には昨年のラブカンプー)
二枚腰を使って、7秒フラットで押し通した経験が複数回ある馬ならば、逃げ
切りでスーパーレコードが出る今開催には、単純にはまっていいはず。
前走・北九州記念も、大幅に馬体を増やした状態で、スタート直後のかなり速い
区間で競り合いつつの→粘り込み。前進する可能性はあり得る。
当然、一発狙いで(人気だが)推し切る選択でも良かったのかも知れないが、
天気が微妙&馬体の印象としてもう少し腰が決まっていれば…という点で自重。

△ミスターメロディ
前走セントウルSは、速い馬場の中で、前半~道中がビッシリという展開。
その条件で外から攻めて崩れたからと言って、高松宮記念のパフォーマンスが
色褪せる訳ではないし、当然地力は上位と考えたい。
しかし現状は、内で好走して外で負ける…を繰り返しているというのも事実。
今回も外枠を引いて、対ダノンスマッシュということでは、高松宮記念の時とは
反対の立場になってしまった…。巻き返しの可能性も考えつつも、相手まで。

△アレスバローズ
前走は、出遅れたこともあって、内枠ながら早い段階から外を意識した騎乗に
なり、距離ロスの大きな競馬。仕方ない部分はある。
その時も含めて、今年に入ってからの負けには、それぞれちゃんと理由がつけ
られるし、その中でCBC賞では(好騎乗という部分はあったが)普通に高い
パフォーマンスを示して好走している。
今回最内枠を引いて、ロスのない内差し競馬なら、浮上の可能性はありそう。

△リナーテ
前走も展開的に一応恵まれた方ではあったし、現状では特別なパフォーマンスを
示している訳ではないのだが、とりあえずは、タワーオブロンドンと大体一緒に
やって来る馬。やはり気にはなる。
天気が微妙&前がやり合う可能性がある中で、中団のインでじっくりと進めて
→直線何とか捌ければ、展開に対する位置取り的に浮上の目はありそう。
相手候補には考えておきたい。

△ディアンドル
前走は、一応外差し優勢という中で、好位インからの粘り込み。地力を示した。
ただし、過去最速で流れた前2Fは少し受け流して(スタートで後手を踏んだのも
あるが)、コーナリングなどで徐々に前との差を詰めた格好ではあるため、感覚
的には、同じレースからはモズスーパーフレアの方を上に取りたい。
3歳馬で大きく前進を示す可能性もなくはないだろうが、出来ればもう少し内の
枠が良かったというのもあるし、ここは相手までにしたい。



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