2019年9月1日日曜日

新潟記念展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • ある程度高い水準からの→上がり勝負。
  • 一定の持久力&決め手が問われる。
  • 予想◎ユーキャンスマイル

過去のラップタイム

2018 12.9-11.1-11.6-11.7-11.9-11.9-11.8-11.7-10.7-12.2
2017 12.9-10.9-11.4-11.7-12.1-12.3-12.0-11.4-11.2-12.0
2016 12.8-11.0-11.2-11.4-12.1-12.0-11.9-11.7-11.5-11.9
2015 13.2-11.0-11.3-11.3-12.0-12.3-12.0-11.6-10.5-13.0
2014 12.9-11.3-11.7-11.4-11.7-12.2-11.9-11.7-11.1-12.4
2013 13.0-11.1-11.5-12.0-12.3-12.4-11.9-11.4-10.8-12.5
2012 12.8-11.2-11.8-12.1-12.5-12.4-11.7-10.9-10.3-11.9
2011 13.2-11.0-11.9-12.0-12.8-12.4-11.7-11.2-10.9-12.0
2010 12.9-11.4-11.9-12.0-12.4-12.1-11.4-11.1-11.0-12.2
2009 13.1-11.4-12.1-12.2-13.0-12.6-11.7-10.9-10.4-12.2

過去10年の平均ラップタイム
12.97-11.14-11.64-11.78-12.28-12.26-11.80-11.36-10.84-12.23
1.58.30




ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半ミドルペースくらいの流れから、道中は一旦
落ち着く展開になり、ラスト4F~2Fでかなり加速して、最後は少し落ちる形。

ここではスタート直後はそれ程速く流れないのだが、最初の直線の長さによって
4F目までなかなかスピードが落ちず、尚且つ3~4コーナーも(落ち着く形では
あるが)極端には緩まない。

そのため、上がりでしっかり速い脚を使うには、それなりに流れる道中で如何に
脚を使わないかが重要になり、結果的にはやはり(走法なども影響するものの)
一定の持久力が問われる。

その条件をクリアしていることを前提にして、最後に勝負を決めるのは、大きな
加速に対応できる最低限の切れと仕掛けてからの持続力であり、地の強さだけで
粘り込む(浮上する)タイプでは結局は難しくなる。


好走の条件
・一定の持久力は必要
・(切れ&)トップスピードの持続力があること



予想

候補が多いような、少ないような…。ピックアップしようとすればいくらでも
できるので、たぶん多いのだろう…。とにかく手応えがない。特別にない。

◎ユーキャンスマイル
純粋な持久力という部分では当然上位。後半に関しても、ビュッとは来ないが、
一完歩ずつしっかりと末を伸ばせるタイプで、速い上がり自体は使えているし、
このコースをこなす可能性はあっていいはず。
しばらく長距離を使われて→久々の2000mなので、スピード水準の違いという
点の心配は少しあるが、元々は前半からある程度脚を使う形でも出来ていた馬
だし、(多少の戸惑いはあっても)単純に削られるようなことはないはず。
間隔は少し空いたが、ここはシンプルに期待してみたい。

○ブラックスピネル
新潟大賞典は、落ち着いた流れだったが、最後は差し馬がしっかり末を伸ばして
きた中での逃げ粘り。ロシュフォール以外の上位は、その後も重賞を制している
訳だし、これはもっと評価してもいいのかも。
基本的には溜め→切れタイプ。前走のような前掛かりな展開での負けは度外視
しつつ、マイペースを刻める可能性のあるここは、巻き返しに期待してみたい。

▲レイエンダ
切れと持続力を併せ持っているタイプで、方向性としてはとりあえず合いそう。
問題は地力の裏付けの部分。セントライト記念の道中~上がり、東京新聞杯の
道中~上がり。このあたりを理由にして良しとするかどうか。答えが出ない…。
(多少落ち着く可能性もあるので、目を瞑ってもいいかも知れない)
結局今回は、好走すれば→それが裏付けになる…という場面。期待込みで。

注カデナ
前走・小倉記念は、ゆったりした流れからの→ロングスパートという展開で、
じっくり仕掛けを待てる有利な立場ではあったが、終いを伸び切る形で浮上。
ともあれ、久しぶりに重賞でちゃんと好走したこと自体を、まずは評価したい。
近走は1周コースで結果を出している訳だが、元々はハッキリと"性能"という
タイプだし、再覚醒後、初の直長コース。当然注目はしたくなる。

△カヴァル
速い上がりの中でもう1枚上の脚を使って伸び切る…という部分は父譲り。
地力の裏付け的には正直まだ足りない部分はあるが、上がりの性能では上とも
言えるようなものを見せているし、馬体的には全く見劣らない印象。
今回は流れがある程度落ち着く可能性もあるし、新生への期待というところで、
注目はしてみたい。

△ショウナンバッハ
昨年ここでは3着。差し浮上なんて誰も出来ていない宝塚記念を度外視すれば、
2走前は、超スローで前の馬の決着…という中での差し浮上、3走前は、ロスを
抑えた騎乗とは言え、内寄りの枠の馬が上位を占めた中で、外枠から唯一上位。
ともに評価できる内容で、近走はむしろ充実している。
今回流れが落ち着く可能性もあるので、リスクはあるが、可能性は考えたい。

△ダイワキャグニー
地力は元々しっかりと示している馬。10Fで、道中ゆったりと走って(水準では
なく、走りのイメージ)→末を伸ばす…と言うと、微妙な印象にもなるのだが、
脚元の形状的に、コーナリングが問われる条件よりも、真っ直ぐ&いい脚を長く
…という方が本質的には合うので、可能性としては考えられなくもない。
扱いとしてはちょっと中途半端な感じになってしまうが、注目はしたい。

△サトノワルキューレ
近走はなかなか結果を残せていないが、久々で足元も悪かった金鯱賞以外は、
パフォーマンス的には全く悪くない。
特に前走、マイルの日本レコードの流れを経験したことは、ゆったりし過ぎな
印象もあるこの馬には大きい気がするし、そこからの距離延長で、前進を示す
可能性もあっていいのかも。



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