2019年9月21日土曜日

オールカマー展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • 落ち着いた入り方から、後半徐々にペースアップしていく展開。
  • 一定の持久力&末脚の持続力が問われる。
  • 予想◎ミッキースワロー

過去のラップタイム

2018 12.6-10.6-12.7-12.3-12.3-11.7-11.8-11.9-11.8-11.5-12.0
2017 12.8-11.7-13.2-12.9-12.5-12.5-12.1-11.3-11.2-11.6-12.0
2016 12.3-11.2-11.9-12.0-12.5-12.1-12.3-12.2-12.1-11.3-12.0
2015 12.5-10.9-12.4-12.4-12.6-12.6-11.9-11.7-11.4-11.7-11.8
2014 13.0-11.0-11.4-12.2-12.9-12.2-12.4-12.1-12.0-11.4-11.6 新潟開催
2013 12.8-11.1-12.1-11.7-11.9-11.8-12.2-12.1-12.4-11.8-12.1
2012 12.6-11.3-12.4-12.5-12.6-12.9-12.6-12.6-12.0-11.7-12.3
2011 12.3-11.3-12.6-12.2-12.1-11.7-11.9-11.6-11.8-11.4-12.3
2010 12.4-11.1-12.2-11.9-12.4-11.9-12.0-12.2-11.7-11.7-11.9
2009 12.5-11.5-12.4-12.3-12.3-12.2-12.1-12.0-11.3-11.2-11.6

過去10年の平均ラップタイム(2014年は除く)
12.53-11.19-12.43-12.24-12.36-12.16-12.10-11.96-11.74-11.54-12.00
2.12.26




ラップ傾向

(過去記事のごく一部修正)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~少しゆったりとした流れになり、
向こう正面の下り坂から徐々にペースアップしていく形で、内容的には後傾の
レース展開になる。

ここの特徴は、まずは前半が比較的落ち着いた入り方をするという点で、鞍上が
その認識を持つことで(コース形状も後押しして)仕掛けが早くなりやすい。
したがって適性面では、ロングスパートへの対応という部分で、末脚の持続力を
持っていることが何よりも重要になる。

そして長い脚を使わなければならない上がりの部分で伸び切るためには、今度は
逆に前半~道中で如何に無駄な脚を使わないかが重要で、結局は一定の持久力が
問われる…とは言えそう。

脚質的には、ロングスパート戦ではあるが、前半のペースと馬場の良さによって
持続力に優れた好位の馬が押し切るケースも目立ち、後方から捲くってくる馬
というよりも、ある程度好位から押し通せる馬を中心には見ておきたい。


好走する条件
・一定の持久力があること
・末脚の持続力が必要



予想


◎ミッキースワロー
自分の庭の1つ。輝くべき時は今。
傾向から言えば、本来は差し届かず…という未来が見えてしまいそうなのだが、
今回は頭数が落ち着いて、尚且つ最内枠を確保。
距離的なアドバンテージを取られにくく、捌きも特別に難しくはないだろうし、
いい脚を長く…という戦いの中で、最後に主張できる可能性は十分あるはず。
もちろん強い2頭の存在は問題になるが、それらとは2kgの斤量差があるし、
セントライト記念のイメージで、中団(~やや後ろ)辺りで相手を射程圏に入れ
つつ、先に競り合い状態になった2頭を→全力漁夫の利なら。期待したい。

○レイデオロ
宝塚記念は、「ドバイの負けは気性の問題、今回は国内だから大丈夫!」という
風潮の中で、後半全く主張できずに→なだれ込んでの5着。さすがに状態面の
問題を考えてしまうし、その点、今更ではあるが、あの有馬記念の激闘は相当に
堪えたのかも…と思わせる。(ブラストワンピースも同じく)
ともあれ、その相手も札幌記念で復活している訳だし、ここは立て直されている
であろう…という場面。注目したい馬がいるために、結果的に2番手評価には
なったが、可能性としては当然頭まで考えたい。

▲ウインブライト
かなり締まった展開のQE2世Cでは、コース取りの差はあったものの、その後
宝塚記念を完勝したリスグラシューを一応完封した格好だし、地力は当然高い。
タイプ的には中距離一貫。ここでは何だかんだもうひと切れ欲しいところでは
あり、ピッタリとは言えないが、このメンバーなので、前2Fを落ち着いて入れ
れば→そこから1800mの競馬が出来るかも。
前半は番手辺りで前を可愛がり、後半は逆に圧を掛ける内容なら。

注ゴーフォザサミット
前走は、スタートで何となく後方になり、終始外を回した内容。後続にとっては
(後半型の)長い脚を使う展開で、外差しはかなり難しい状況になったことを
考えれば、とりあえずは度外視でいいはず。
それを除けば、目黒記念では、かなり締まった展開で差し馬が浮上した中で、
(自身は斤量を背負う立場ながら)ある程度好位から→粘り込む強い競馬。
今回、内枠からインでじっくり…なら、好走の可能性は十分考えられそう。

△スティッフェリオ
ミッキースワローが勝ったセントライト記念では、好位早め先頭からの4着。
その時は、道中がかなり落ち着いた中で決め手負けした雰囲気ではあるし、もう
少し後半が一貫した流れになれば、前進を示せる可能性はありそう。
その点、このメンバーでは、外枠発走から少し出して行けば→自然とハナを切る
形になりそうな雰囲気だが、前半は溜めて後半は締めるという展開を作れれば、
粘り込めてもいいのかも。ウインブライトと一蓮托生…的。



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