2019年10月6日日曜日

毎日王冠展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • ミドルペースから、一旦溜めつつ→しっかりと加速する展開。
  • 一定以上のスピード&切れが必要。
  • 予想◎ダノンキングリー

過去のラップタイム

2018 12.8-11.0-11.5-12.0-11.7-11.7-10.9-11.2-11.7
2017 12.8-11.0-11.8-12.2-12.2-12.1-11.1-10.7-11.7
2016 12.5-11.3-12.0-12.5-12.0-11.8-11.4-11.5-11.6
2015 13.0-11.2-11.7-12.0-12.0-11.7-11.0-11.3-11.7
2014 12.9-11.0-11.5-11.7-12.0-11.8-11.2-11.3-11.8
2013 13.0-11.0-11.5-12.7-12.6-12.6-11.1-10.9-11.3
2012 12.7-10.8-11.0-11.5-11.8-11.8-11.5-11.7-12.2
2011 12.8-11.5-11.8-12.6-12.4-12.0-10.9-11.1-11.6
2010 12.9-11.2-11.4-11.5-11.9-12.0-11.1-12.1-12.3
2009 13.0-11.3-11.5-12.2-12.0-11.7-10.9-11.1-11.6

過去10年の平均ラップタイム
12.84-11.13-11.57-12.09-12.06-11.92-11.11-11.29-11.75
1.45.76




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、前半はミドルペース、道中は極端に速くも遅くもならず
一定のスピードを保って流れて、ラスト3Fで一気に加速する形の上がり勝負。

基本的には毎年上がりが速くなっているように、(実質)前半~道中がそれほど
厳しくなる訳ではないのだが、開幕週の速い馬場で行われることで、レースを
通して(絶対的に)速いラップを刻み続ける展開になりがち。

したがってここでは、スピード領域の問題で純粋な持久力(有酸素運動能力)の
高さで勝負したいタイプでは少し忙しくなる可能性があって、スピードや持続力
などのマイラー的な資質を備えていることを重視したいイメージ。
そして、それを前提に"切れ"のあるタイプを選びたい。

脚質に関しては、速い馬場で一応一旦落ち着く展開だが、近年は(綺麗だが)
やや緩い馬場の作り方をするため、差しの方にハッキリとシフトしている。
開幕馬場でもその点には注意が必要。


好走する条件
・一定のスピード(&持続力)は欲しい
・切れがあること



予想

安田記念の1、2着馬がその時と同じく内枠を引いた。それならばシンプルに
そこを中心に…でもいいのかも知れないが…、結局、細かく上げ下げをした。
それにしても、今週もまた天気が微妙…。はっきりして欲しい。

◎ダノンキングリー
最終的にロジャーバローズは捕え切れなかったが、実質的に早仕掛けになった
ダービーでしっかりと好走したことは、アエロリットの作る展開に対して1つの
大きな裏付けにはなりそう。
そのアエロリットが全開!なら、やはり差し切れないイメージも湧いてしまうの
だが、今回は(個人的に)少し不安視。ならば、シンプルに推してみよう…と。
外枠に入ったが、インディチャンプとは4kgの斤量差があるし、この2頭の対決
と考えるなら、奇しくも、東もディープインパクト産駒対ステイゴールド産駒。
坂上の(惰性力の)勝負では、こちらに分があるはず。

○インディチャンプ
安田記念は、完璧なタイミングでの追い出しで、好騎乗による部分はあったが、
実際にアエロリットの作る展開で勝ち切った事実はやはり重い。
今回の馬体も(作りはまだ甘いが)凄いことになってきた印象だし、当然有力。
ただし、細かい脚使いをするタイプなので、距離延長がプラスか?と言えば微妙
だし、アエロリットをキッチリと交わす…という競馬で戴冠となった馬。
(個人的に少し下げた)相手が早めに垂れた場合は、ちょっと問題かも…。

▲ペルシアンナイト
前走・札幌記念は、後続にとっては後半型の長い脚を使う展開で、コーナーで
内寄りを回った馬が優勢になったレース。その中でこの馬は、外から攻めての
→5着なので、内容的に十分評価できるし、改めて格を示した形。
基本的には前傾の展開の方がいいし、今回はさすがにそこまでは期待しづらい
部分はあるが、休み明けの馬が多い中で、1度叩いている強みは当然ある。
雨で前進する可能性もなくはないし、高めの評価にはしておきたい。

注アエロリット
天気が微妙だし、津村Jがどういった展開を作るのか?が問題。もちろん自身の
得意とする展開を作れるのなら、当然の頭候補として考えていたのだが…。
今回は馬体面で、以前はもう少しトモに厚みがあったような…という印象を正直
受けてしまった…。これでいいのだろうか。
ヴィクトリアマイルでも、個人的に不安視してみたところで→やっぱり強い!と
なったし、杞憂に終わるのかも知れないが、5歳牝馬の秋。分からない…。

△ギベオン
ダービー卿CTは、トップハンデで、厳しい展開にある程度引っ張られつつの
→粘り込み。一定の地力は示した格好。
またNHKマイルCは、勢いとしては(勝ち馬以外にも)差されておかしくない
雰囲気から→もうひと踏ん張りしての2着。"惰性力"のあるタイプでもある。
その内容を考えると、アエロリットの作る展開に対する適性はありそうだし、
馬格がある方のディープインパクト産駒。恐ろしや。相手には。



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