2022年10月23日日曜日

菊花賞@阪神展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • 水準の高い流れから→後半は長い脚を使う展開。
  • 高い持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎アスクビクターモア

参考ラップタイム

(2021年⇔阪神大賞典平均)


ラップ傾向

阪神開催。本来ここは阪神大賞典専用コースなので、同レースからまずは舞台の
特徴を把握しておきたい。

~以下、阪神大賞典展望からの転載~
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中は
コーナーで落ち着く場面はありつつも、水準はある程度高くなり、ラスト4Fから
仕掛けて→最後はしっかりと落ち込む形。

このレースは、以前は緩い流れからの決め手勝負という展開が多かったのだが、
近年の道中は速く流れることが多くなっていて、そうなれば当然高い持久力を
備えていることが必須になる。

また勝負所で強い馬がしっかりと動くことで、上がりでは高い持続力が問われる
…という側面もあるため、全く誤魔化しが効かないレースだと言えそう。
単純に、地の強い馬を選びたいところ。
~ここまで~


2021年は、ダイナミックに緩急がついた展開で、正直参考にはしづらいのだが、
後半部分で長い脚を使う…というところは、一応共通している。

本来もう少しフラットな形になるとするなら、その展開の中でも"止まらない"
ことをまずは重視したいし、内回り特有の"差しづらさ"を合わせて考えれば、
地の強さがあって、平均的に脚を使えるタイプを中心に考えておきたい。


好走する条件
・高い持久力&持続力を持っていること



予想


◎アスクビクターモア
セントライト記念は、結果は2着とはなったが、前半で脚を使って、テンション
高めに道中を進めつつも→直線では二枚腰を発揮してしっかりと粘った格好。
内容的には、負けて強しと言っていいはず。
ともかくこの馬には、番手から高い水準のラップを踏みつつ→粘ったダービーの
ハイパフォーマンスがあって、その内容を持ち出せば、現状では1つ上の扱い。
今回は、最内枠を引いた相手に対して、自身は外寄りの枠を引いて、その点での
リスクはあるが、叩いた上積み&ガス抜きが出来ていれば、やはり可能性は十分
あって良さそう。逆に妙味がある…くらいの感覚で、推し切っておきたい。

○ガイアフォース
セントライト記念は、ある程度流れに乗りつつも道中はじっくり進めた形だが、
勝負所からは強い相手に積極的に勝負しに行っての→差し切り。前々走でも、
前半からかなり脚を使いつつ→高い持続力を発揮していて、その力はここでも
普通に上位に扱えるし、フットワークからは距離延長もこなせて良さそう。
今回は最内枠を引いて、ロスなく進めつつ→持ち出すだけ…という競馬ができ
そうな雰囲気だし、(相手がどこまで上げてくるか?には依るものの)可能性
としては、やはり頭まで考えておきたい。

▲セレシオン
前走は、前が少し飛ばした隊列の中で、離れた好位から→最後まで落とさない
形での完勝。同じ2200mということで言えば、水準としてはトライアル組との
比較でも遜色ないくらいのパフォーマンスになっているし、前半である程度脚を
使いつつ→上がりをまとめたリズムは、ここにつながっても良さそう。
大外枠に入った点がどうか?というのはあるが、その分妙味はあるし、ともかく
馬体のバランス的に長いところには合いそうな雰囲気。注目してみたい。

注ジャスティンパレス
神戸新聞杯は、道中は一旦溜めた形だが、前半である程度脚を使いつつ→後半も
積極的に捕まえに行っての完勝。ロスのない好騎乗だったことを考慮しても、
やはりその実力は認められるし、リズムとしてもここに向けては好感が持てる。
厳密に言えば、道中水準の部分ではもう1つ裏付けが欲しいところはあるし、
外枠がどうか?というのもあるが、この鞍上なので、流れの中で少しでもロスの
ない競馬になれば。注目はしておきたい。

△ボルドグフーシュ
神戸新聞杯は、3~4コーナーで大きく外を回しつつ→直線でジワジワと浮上。
勝ち馬には離されているものの、とりあえず他の馬に対しては堂々たる…という
内容での好走だったし、その力は認められる。
その時も2番枠からの発走だったことを考えると、(内枠をもらっても)ここで
ロスのない競馬を期待できるか?は微妙だが、走りとして距離延長自体は問題
なさそう。昨年もここを経験している鞍上に何かしらの工夫があれば。

△シホノスペランツァ
前走は、前半は受け流した格好だが、ロングスパートの展開の中で、早い段階
から積極的な動きをしつつ→上がりをまとめての完勝。道中で自身が踏んでいる
水準も高くなっているし、(数字として)パフォーマンスも結構高く出ていて、
その持久力&持続力は認めておきたい。
他のレースではもう少し前からの競馬もできている馬だし、無理をしない範囲で
ある程度流れに乗る選択であれば、上位に食い込む可能性もありそう。



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