2023年3月19日日曜日

阪神大賞典展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • 水準の高い流れから→後半は長い脚を使う展開。
  • 高い持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎ボルドグフーシュ

過去のラップタイム

(長いので変則)
2022 63.1-62.9-11.9-11.6-11.6-11.5-12.4(59.0)
2021 62.4-63.2-12.2-12.1-12.2-12.3-12.9(61.7)
2020 62.6-60.3-11.9-11.9-11.8-12.0-12.5(60.1)
2019 59.3-63.6-13.0-12.6-12.5-12.1-13.4(63.6)
2018 60.1-63.3-12.0-11.8-11.9-12.0-12.5(60.2)
2017 61.5-60.4-12.6-12.3-11.7-11.8-12.3(60.7)
2016 61.6-64.4-12.3-11.9-11.6-11.6-12.4(59.8)
2015 60.4-65.0-12.2-12.4-12.0-11.7-12.2(60.5)
2014 63.2-63.1-12.7-12.6-11.8-11.3-11.9(60.3)
2013 61.2-62.1-12.1-12.2-12.1-12.3-13.0(61.7)

過去10年の平均ラップタイム
12.95-11.57-12.10-12.31-12.61-12.40-12.41-13.05-12.63-12.34-12.29-12.14-11.92-11.86-12.55
3.05.13(61.54-62.83-60.76)



ラップ傾向

(過去記事のごく一部修正)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中はコーナーで落ち着く場面はありつつも水準はある程度高くなる。そして後半は早めの仕掛けから→最後しっかりと落ち込む形。

このレースは、以前は緩い流れからの決め手勝負という展開が多かったのだが、近年の道中は速く流れることが多くなっていて、そうなれば当然高い持久力を備えていることが必須になる。

また勝負所で強い馬がしっかりと動くことで、上がりでは高い持続力が問われる…という側面もあるため、全く誤魔化しが効かないレースだと言えそう。単純に、地の強い馬を選びたいところ。


好走する条件
・高い持久力&持続力を持っていること



予想


◎ボルドグフーシュ
菊花賞で2着しつつ、直後の有馬記念でも2着。実力的には当然上位ということになるし、内回り型の長丁場…という条件に対しても、適性的にかなり合っている雰囲気。
格の高いレースを勝ち切っていない分、斤量面では相手よりも恵まれた立場になるし、やはりここでは有力な存在となりそう。
位置取りの面では、先々のことを考えればここで少しでも上げられれば…というのはあるし、(スタートが決まったら)鞍上がどう組み立てるか?にも注目したい。

○ディープボンド
2連覇中。天皇賞の内容も含めて、この舞台への適性は言うまでもないし、上位2頭の目標となって立場的に厳しくなった菊花賞での4着も含めて、3000m級では失敗した…と言えるようなレースがない。
前走・有馬記念に関しては、後方の馬がしっかり浮上した展開で、好位外から攻めた内容だったので仕方ないし、ここで巻き返す可能性は当然あって良さそう。注目。

▲ジャスティンパレス
同舞台・菊花賞で3着。その時は前傾の展開の中で、ある程度流れに乗りつつ→上がりをまとめた格好。当然地力では上位扱いになる。
有馬記念に関しては、(この馬の場合はロスのない競馬ではあったが)差し馬が優勢になった中でやはり積極的なポジションから進めた格好だし、ここは巻き返していい…というタイミング。当然注目しておきたい。

注アケルナルスター
経歴的には長めの距離の方が安定している感もあり、特に前々走に関しては、後半の脚の使い方がここに近いイメージで、適性的にはつながって良さそう。
この距離のG1上位が複数いる中で、実力的には走ってみなければ…とはなるが、馬体のバランス的にも意外と合うのでは?という気もするし、ここは1つ注目してみたい。

△アイアンバローズ
ここでは昨年2着。その時は前半はゆったりしたが、道中まずまずの水準から→後半長い脚を使った格好。実力的にはやはり上位の扱いになる。
ステイヤーズSは4着だったが、前半で動きつつ、後半のロングスパートにもしっかりつき合った形で、最後続かなかったことは仕方ないし、ここでの巻き返しの目はありそう。

△サンレイポケット
ここへ来ての距離延長だが、ジャパンCあたりではしっかり好走できている馬だし、ある程度体力が問われた方がいいタイプ的にも、(今なら)悪くない選択なのかも。
前走・日経新春杯に関しては、道中一旦落ち着いた展開で、後ろから→外に持ち出す形では間に合わなかった雰囲気だし、とりあえずは度外視。巻き返す可能性は考えたい。

△ユーキャンスマイル
このレースでは近3年で1→2→5着。徐々に着は落としているものの、名前を見ればまだまだ怖さを感じる…という存在。
前走ステイヤーズSに関しては、後半外から動いてロングスパート合戦を誘発→先に脚を使った自身が厳しく…と、仕方のない部分はあった。とりあえずは見限れない。



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