2023年3月4日土曜日

チューリップ賞展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • ミドルペースから、一旦落ち着きつつ→しっかりと加速する展開。
  • 切れ&末脚(トップスピード)の持続力が問われる。
  • 予想◎キタウイング

過去のラップタイム

2022 12.3-10.7-11.3-12.2-12.0-11.4-11.4-11.9
2021 12.9-11.6-11.8-11.4-11.3-11.0-11.5-12.3
2020 12.2-11.2-11.7-12.0-12.2-11.3-10.9-11.8
2019 12.7-11.1-11.7-12.3-12.1-11.3-11.0-11.9
2018 12.6-11.2-11.6-12.1-12.0-11.7-10.7-11.5
2017 12.4-10.7-11.1-12.2-12.2-11.4-11.3-11.9
2016 12.2-11.0-11.4-12.2-12.1-11.2-11.1-11.6
2015 12.5-11.2-12.2-12.6-12.9-12.2-11.5-12.6
2014 12.4-11.0-11.9-12.0-12.1-11.5-11.4-12.0
2013 12.6-11.3-12.0-12.1-12.2-11.8-10.7-12.2

過去10年の平均ラップタイム
12.48-11.10-11.67-12.11-12.11-11.48-11.15-11.97
1.34.07



ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去の平均ラップタイムを見てみると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は基本的にしっかりと緩み、勝負所で一気に加速しつつ上がりが速くなる。

とにかくこのレースは、前哨戦らしく、落ち着いた流れからの決め手勝負という展開が恒例になっていて、当然のように、勝負所の加速で遅れをとらないことと、そこからゴールまでしっかり伸び切れることが重要になる。

脚質的には、ゆったりした展開だけに先行馬が残るパターンも当然あるが、勝ち切れるかどうか…を考えると、やはり(一般的に)上がりの性能に優れた差し馬優勢…というイメージ。

好走する条件
・切れ&末脚(トップスピード)の持続力を持っていること



予想


◎キタウイング
フェアリーSは、ロスなく→直線もインを突いての勝利だったが、道中~上がりでは長い脚を使った格好。地力の部分でもしっかり更新してきた。
阪神JFでは大きく負けているが、その時はハイペースでいきなりの先行策だったので度外視していいだろうし、元々は新潟2歳Sで十分な決め手を発揮している馬。本来の適性的にはこの舞台にも対応できていいだろうし、ここは推し切っておきたい。

○コナコースト
前走は、道中をまずまず高い水準で進めつつ→しっかりとした決め手を発揮した格好。勝負所~直線で少しスムーズさを欠いて、結果としては時すでに遅し…という格好になったが、最後まで脚は伸ばしていたし、パフォーマンス的には十分。
新馬戦でも後半の力を示しているし、好走の可能性はしっかりと考えたい。

▲ドゥーラ
阪神JFは、後方からコーナー部分をロスなく進めつつ→直線さばいての浮上。体力勝負になった中で、改めて地力を示した。
それまでの経歴が札幌の中距離、それと前走のレースの性質を考えると、ここの切れ勝負にどこまで対応できるか?というのはあるが、実力的にやはり上位には扱っておきたい。

注ペリファーニア
新馬戦は、早い段階から押し上げる形で、道中を高い水準で進めつつ→上がりも最後まで落とさずに押し通しての勝利。その実力は当然認められる。
適性的には、そこで示したのは"持続力"ではあるので、ここの切れ&決め手という戦いに対しては未知数の部分はあるが、パフォーマンス的にやはり上位には考えておきたい。

△アリスヴェリテ
ここ2走はジワジワと脚を使う展開の中で少しずつ負けているが、野路菊SやアルテミスSでは、しっかり変化をつける内容で強い馬を相手に善戦。キズナ産駒ではあるが、適性的にはそのイメージとは少し違っているのかも知れない。
変化がつく前提のここで、前進を示す可能性は考えておきたい。

△ダルエスサラーム
前走は、締まった展開の中で、好位で前半から脚を使いつつも→上がりをしっかりまとめての勝利。そこで示した地力と、同舞台の未勝利戦で示した決め手を合わせて考えれば、ここでも普通に上位に扱える。
再びの距離延長となり、リズムとしてどうか?というのはあるが、注目はしたい。

△サーマルソアリング
前走は、11秒台を刻み続ける展開の中で、自身も道中~上がりで高いパフォーマンスを発揮しての勝利。高い持続力を示した。
ここは打って変わって"変化"という方向性にはなるので、適性的にはどこまでつながるか?とはなるが、実力で食い込んでくる可能性は考えたい。積極策なら。

△ルカン
未勝利の状態での参戦ということで人気は皆無…となっているが、ここ2戦はともに、道中をまずまずの水準で進めつつ→しっかりと決め脚を発揮した内容。それらのパフォーマンスは(数字的には)ここでも戦えていい扱いになる。
乗り替わりで鞍上がどういう競馬をするのか…だが、注目はしてみたい。



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